ザ ファーストスラムダンク 映画の感想【ネタバレあり】

　映画ザ・ファーストスラムダンクを観てきました。舞台は山王戦でしたが私の記憶の中の山王戦よりかなりアッサリとした印象だったので帰ってから漫画で復習したところ、漫画にはあった表現が映画ではだいぶ少なくなっていること分かりました。これから映画を観に行かれる方は漫画とは別物として観ると良いと思いますよ。

　山王戦スタートと同時に奇襲に成功したアリウープ！

　みんな今までの花道の実力を知ってるから、マグレとは言え出来過ぎの結果に驚いている。本人もね（笑）


　三井の執念の理由をメガネ君が解説することで『諦めの悪い男』に厚みが出て来ている。

　スッポンと呼ばれた一ノ倉選手がどれくらい我慢強いかのエピソード。


　プレッシャーに押し潰されそうになっているゴリの心情を解説。


　丸ゴリにマークされる事になった花道がニヤリとした事への感想。


　あの流川がパスしたことへの驚き。


　背中を怪我した花道が最後の力を振り絞りダンク❗️


　会場全体が響めく感じとか。


　そして、２万本のシュート練習を思い出させ、単なるシュートに特別感を与える。

　この様に、それぞれのメンバーの努力や行動に対する解説を省略した事で、全体的にアッサリした映画になってしまったのかと。初めてスラムダンクを観る人には分からないかも知れませんが、往年のファンにはちょっと薄味気味。

　でも中学生の三井やソータがとても好青年だったのが印象的でした。