トドの小部屋

写真付き日記帳です。旅行記、本や美術展の紹介、俳句など好きなことをつれづれに。お気軽にどうぞ。

神去なあなあ夜話

2015-09-24 16:31:33 | 
秋の連休をいつからシルバーウィークと呼ぶようになったんでしょうね。この連休を利用して海外旅行した人、国内の行楽地に出かけた人、帰省した人など、道路や空港、駅の混雑ぶりをニュースで見るにつけ、大勢の人が移動したんだなぁって思いました。ちなみに夫も道路の混雑がピークと予想された22日に2か月ぶりに長野から帰ってきました。中央自動車道はそれほど混んでいなかったそうですが、52号線が渋滞したらしく、1時間くらい余分に時間がかかったとぼやいてました。「連休を甘く見ていた」だって。山のように洗濯物を持ち帰りましたが、今日やっとすべて洗い終わりました。私は毎日が日曜日なので連休をめざして出かける必要もなく、月、火、水といつもどおり、午前中から午後2時過ぎまでジムに通ってました。午後は、録画した映画を見たり、一人、ピアノで音取りしながら合唱曲の練習をしたりして過ごしました。図書館で借りた三浦しをんさんの「神去なあなあ夜話」も読み終わりました。「神去なあなあ夜話」は映画化もされた「神去なあなあ日常」の続編です。「神去なあなあ日常」は、大学受験に失敗した平野勇気が、親から勧められて就職することになるが、就職先は三重県の神去村というとてつもない山奥。そこで林業に従事することになる。横浜育ちの勇気が慣れない山仕事に悪戦苦闘しながらも、神去村に好きな女性ができて、片思いしながら、いつのまにか、林業という仕事や山奥の暮らしにもなじんでいく話ですが、夜話は、勇気が内緒でパソコンに書き込んでいる日記形態の話で、気楽に読めます。三浦しをんさんの作品は楽しい。「格闘するものに○」、「風が強く吹いている」、「まほろ駅前多田便利軒」、「仏果を得ず」、「舟を編む」などを読みましたが、どれもはずれはありません。特に感動し、好きだったのは、箱根駅伝に出場する大学チームを描いた「風が強く吹いている」と大国語辞典を編纂する人々を描いた「舟を編む」。どれもお薦めですよ。今借りている次に読む本も三浦しをんさんの「きみはポラリス」。お彼岸なんで昨日は午後、墓参りに行きました。まだまだ日差しが強く暑かったけど、赤い彼岸花が満開でした。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする