トドの小部屋

写真付き日記帳です。旅行記、本や美術展の紹介、俳句など好きなことをつれづれに。お気軽にどうぞ。

MOA美術館&熱海梅園

2017-02-12 18:06:03 | 旅行
2月10日から一泊で、4人の女子旅をしてきました。行先は熱海のMOA美術館と熱海梅園。東京、京都、浜松、藤枝から駆けつけました。熱海駅に10時半に集合。西日本の雪の影響が心配されましたが、概ね予定時刻に集まれました。全員が元はホームページを持っていて、そこでのやりとりから友人になった私たちですが、もう20年くらいの付き合いです。まず、ホテルに荷物を預けてMOA美術館に行きました。今宵のホテルは200年以上の歴史を持つ「うみのホテル中田屋」。江戸時代に伊能忠敬の測量隊一行が宿泊したと言われている老舗旅館です。そこでMOAの入館券を購入。宿に泊まることで、1600円の入館料が1100円になりました。駅から乗ったタクシーが待っていてくれたので、それに乗り、美術館に行きました。MOA美術館は2月5日からリニューアルオープンしたばかり。この時期は、尾形光琳の紅白梅図屏風(国宝)が展示されます。展示を見る前にお昼を済ませたのですが、内部のレストランは総じて値段が高めでした。場所代が入ってるかしら。窓外には熱海の海が広がり、初島や、遠く房総半島まで望める見晴しでした。夕食がご馳走なので、「蕎麦の坊」という店で蕎麦を食べました。
これが紅白梅図屏風です。

  

また野々村仁清の色絵藤花文茶壺(国宝)も観れました。



この二つは一通り展示を見終わった後、最後にもう一度見に行きました。見とれてしまいます。素晴らしいの一言につきました。途中、桃花文の大皿を見つけ、仲間のMさんを発見した気分でちょっとはしゃぎました。美しい大皿でした。



私が色と模様に惹かれたのはこの伊万里の大皿。17世紀に作られたお皿なのにモダンな感覚を感じました。



今回のリニューアルを手掛けた現代芸術家の杉本博司さんの代表作「海景ーATAMI」や映像作品の「加速する仏」も展示されていました。特に「加速する仏」はインスタレーションで、千手観音像の映像が壁いっぱいに、だんだん加速しながら迫ってくる作品で、印象的でした。紅白梅図屏風を撮影して作ったという「月下紅白梅図屏風」も展示されていました。それはモノクロでした。
帰りは宿の送迎バスでホテルまで行きました。私だけ、先に入浴をすませてから夕飯を食べました。アワビと金目鯛のしゃぶしゃぶのコースを選択しました。お部屋食でしたのでのんびり寛げました。ビールで乾杯しました。ご馳走の写真は一枚だけ載せておきますが、他のはフォトチャンネルでご覧くださいね。ボリュームたっぷりで、残してしまいました。特に最後の金目鯛の炊き込みご飯はたくさん残ってしまい、美味しいのに申し訳ない。もったいないですよね。



翌朝は早起きして、私とN子さんは屋上の露天風呂に行きました。露天風呂に入ったらちょうど海からの日の出が観れました。湯に浸かりながら太陽が昇るのを見つめてました。よく晴れていたので素晴らしい景観でした。その後、2階の食堂に朝食を食べに行きました。バイキングの朝食でしたが、美味しくてお腹いっぱいになりました。私の好きな物ばかり。特に目の前でえぼ鯛の開きを焼くようになっていて、焼きたてが食べられてとても美味しかったです。



朝食後、宿の隣にあった走り湯を見に行きました。内部は湯けむりでもうもう。暖かかったです。ボコボコと湯がわき出ている池みたいなものがありました。



ゆっくりチェックアウトして、10時の送迎バスで熱海駅まで行きました。梅園行きのバスはかなりの人出。1台やり過ごし、2台目にのれましたが、待ってた間がすごく寒かったです。天気は良いのに、風が冷たい!梅園に着いたら、風はほとんどなくで、暖かでほっとしました。熱海市内に宿泊したので、入園料が200円引きの100円で入れました。梅はちょうど見ごろで、ゆっくり観梅を楽しみました。1枚だけ梅の画像を載せておきます。



昼食は熱海駅付近のレストランで食べるつもりで戻りましたが、街中のショッピングモールの店はどこも大混雑でした。結局駅構内のBakery &Tableという店でパンを食べましたが、軽食でかえってよかったと思いました。美味しいパンだったし。



今回は私は各駅停車で行きましたが、全然苦にならない距離なんですね。片道1時間40分くらいでした。他の多くの写真はフォトチャンネルをご覧くださいね。
コメント (4)
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