トドの小部屋

写真付き日記帳です。旅行記、本や美術展の紹介、俳句など好きなことをつれづれに。お気軽にどうぞ。

台北3日目

2012-02-19 17:24:17 | 旅行
2月13日(月)。今日は九份へ行きました。初めは自分たちで行く予定だったのですが、アクセスの時間が節約できるし、ガイドの説明も楽しいのでオプションツアーに参加しました。料金は4000円でした。ホテルを7時50分ごろ出発。今日のガイドさんは、呉進泰(ごしんたい)さんという男性ガイドでした。「ご神体ですからご心配なく」というフレーズでみんなを笑わせる愉快な人でした。九份には9時ちょっと前に着きました。アニメの「千と千尋の神隠し」に出てきた湯屋の建物のモデルになったという茶芸館に行きました。バスが止まったセブンイレブン前から基山街(ジーサンジェ)という道が賢崎路(スーチールー)という階段の道まで伸びていました。徒歩10分程度で、観光メインの賢崎路(スーチールー)に着きます。私たちはなまじ漢字が読めるので、漢字を音読みすれば通じるかと思いますが、読み方も漢字の意味も全く違うそうで、「タクシーに乗ったら説明は要りません。指一本があれば良いです。」と言われました。指一本でガイドブックの行先を指さすか、行きたい場所の漢字を書けばわかるそうです。momoさんは中国語を学ぼうという意欲があり(えらいなぁ)、「美味しい」など中国語を使っていましたが、私は全くダメで、謝謝とニーハオだけでした。発音がとても難しいです。しかも、同じ美味しいでも、食べ物と飲み物では違う言い方なんだそうです。
スーチールーのてっぺんに九份小学校があり、門のところまで行って、戻ってきました。私とhanaさんは途中で手作りの饅頭屋で饅頭を2つ買いました。食べ物に関しては、私はとても保守的で小豆餡の饅頭を買いましたが、hanaさんのは変わった中身ので、遠慮しました。
さて、お目宛ての茶芸館は「阿妹茶酒館」(アーメイツァーチョウクワン)。テラスからの眺めがよく、私たちもテラス席に陣取り、お茶セットをいただきました。最初に茶芸館の人がお茶を入れてくれました。やり方を教わって2度目からは、自分たちでやってみました。お茶セミナーでやっていたような工夫茶なんですが、これがなかなか難しくて。失敗しては大笑い。とても美味しく楽しいティータイムでした。











九份で私が着ているブルーのブラウスは初日に買ったチャイナ襟の綿のブラウスで台湾は暑かったのでさっそく着ました。

再びバスに乗り、台北で昼食後、ホテルまで送ってもらいました。今度はスカートをはいてMRTに乗って台北101へ行きました。
高さ509.2m。台湾一の高層ビルで、下の階にはいろいろな店が入っています。高速エレベーターは分速1010mだそうで、わずか37秒で5階の入口から89階の展望台まで行きます。耳が痛くならないように、飛行機のように気圧が調整されているそうです。





メイルボックスがあり、ここから我が家や友達に絵葉書を出すことができました。



この日の夕飯は、麺を食べようと美味しそうなので入った麺の店にはビールは置いてありませんでした。
でも、刀削麺という台湾らしい麺の海鮮刀削麺を食べることができました。



中国語は全くダメな私でしたが、英語が通じるかというと、一般の人にはあまり通じない。
むしろ、台湾では日本語のほうが通じる時がありました。
たとえば、台湾のお寺で「線香、何本取ればいいんだろうね」ってつぶやいたら、線香の下の漢文の一部の七を指でさして教えてくれたり、老人が「おはよう」と挨拶してくれたこともありました。
年配の人たちは、戦前、日本が台湾を植民地化した時の名残で日本語を覚えている人もいるようです。
それは良い歴史の名残ではありませんが。
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2 コメント

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3日目 (momo)
2012-02-19 23:16:18
確かそんなことがあったな~、とトドさんの
ルポを読みながら思い出しました。
それを踏まえて書くのでいざ自分が書くときにも助かります。それに、同じ空間で同じ体験をしていても、それぞれの違う感想があるというのもおもしろいものですね(^^)
では、4日目を読みにいきましょう。
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あ、こちらにも! (トド)
2012-02-20 22:02:36
momoさん、コメントありがとうございます。
こちらにもコメントつけてくれたんですね。
昨夜、寒さんとスカイプで話しました。
電波状態が良くなくて、文字による通信になりましたが、寒さんも旅行記いずれ書いてくれそうです。
同じ旅をしても、感じ方とか目の付け所が違うから面白いよね。
私たちが日本に帰ってからお二人の体験談も楽しみです。
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