今日は句会でした。10月の句会の兼題は「蛇穴に入る」または「穴惑」。そもそも蛇が冬眠のために穴に入るのを見たことがないですし、想像もしたくない季語で大変困りました。穴惑はお彼岸を過ぎても冬眠にはいらず、うろうろしている蛇のことだそうで、それで一句を作りました。「暖かき駿河の山野穴惑」。これを句友4人がとってくれて、そのうちの2人が特選に選んでくれました。先生はこれを次点に取ってくださいました。そして竜胆の花で作った句を初めて先生が特選に選んでくださいました。「竜胆の藍の深さに吸ひこまる」です。嬉しいです。残りの一句「赤蜻蛉群れとぶ原に児はをらず」も次点に。最後を否定にしないほうがいいそうで、「児のをらぬ原に群れとぶ赤蜻蛉」と添削してくださいました。句会は本当に勉強になります。句友の句を読むのも楽しいです。来月の兼題は「葉鶏頭」。子規の「鶏頭の十四五本もありぬべし」を思い出しましたが、葉鶏頭は鶏頭とは違うらしいし、さて、どうしましょう。^^;
昨日は、島田市で活動している混声合唱団グッドフェローの結成20周年記念演奏会を聴きに行きました。会場は島田市のプラザおおるり。家からは国道1号線のバイパスに乗り、野田ICで降りるとすぐなので、便利に行ける会場です。開場は13時でしたが、駐車場が混むといやなので30分前くらいに着きました。幸運なことにおおるりの駐車場に停められました。会館玄関を入ったらすでに混声コーラスら・ら・らの人たちが数人、固まって列に並んでいたので、私も加わりました。電車で来ると言っていたソプラノのSさんと会場入口に13時に待ち合わせしていましたので、中で並んでいるとメールで知らせました。少しずつ列が長くなり、ら・ら・らの仲間が更に増えてきました。グッドフェローは、私たちの合唱団の指導者の杉浦久喜先生が長くご指導なさっている合唱団ですので、この演奏会を聴くと、来年秋の私たちの演奏会の参考になるかもしれないと思いました。演奏会の構成は、オープイング、第一部、第二部、第三部という構成で、第一部は「日本の遊び歌」。5曲:あんたがたどこさ、ずいずいずっころばし、待ちぼうけ、毬と殿様、夕焼け小焼け。アカペラなのに音程がしっかりしていて上手に歌っていました。声の響きも良く、美しかったです。第二部は「夢の中に」。混声合唱とピアノのための良寛相聞でした。良寛さまと貞心尼の恋の歌のやり取りを合唱曲にしたもの。相聞歌と言っても、仏門に帰依した2人、とても仄かな恋心を表したものでした。歌詞がステージ背面のスクリーンに映し出されていましたが、私にはちょっと難しかったです。第三部は「未来へ~良き仲間とともに」。がらっと違う雰囲気のステージになりました。サウンド・オブ・ミュージックメドレーを初め、漫画の主題歌や、現代JPの楽曲がずらりと。メンバーが曲に合わせた衣装で登場し、全体合唱だけでなく、ソロ、少人数グループによる歌もあり、歌あり、ダンスありでとても楽しかったです。かなり練習を積まれたでしょう。ソロで歌う人達の声がとても綺麗で感心しました。私たちの合唱団も第三回演奏会を藤枝市民会館で開催します。あと1年くらいしかないので、練習をしっかりしないとと思いました。コンサート終了後、杉浦先生と少しお話しできました。先生、グッドフェローの皆さん、お疲れさまでした。