深度計予備回路

どこまで行けるか模型生活!
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たまには、違う仕上げにしてみます

2013-03-05 09:57:46 | ガンダム
で、レイバー連作後、一緒に買っておいた、新製品「MGトールギス EW版」を、ぼちぼちと拵えておりました。
試行錯誤しないぶん、息抜きプラモみたいなもんなので、気楽に開封して、もぐもぐと・・・・・・・・

こないだ、旧キットのトールギス(トールギスⅢの組み換)を、組んだので、新規キットのリリースは、嬉しいような、寂しいような・・・・

「いや、ありがたいことです!!!!!!!!」

で、MGトールギスのほうですが、言うまでも無く、文句のつけどころが無い、内容でした。

このEW版ウイングシリーズは、ヘビーアームズに引き続き二機目なんですが、それぞれ、素晴らしい内容でした。
「ウイング好きな人」(低年式ガンダ摸さん的には守備範囲がギリギリ)には、まずお勧めです。

旧キットも、総じて、いい出来なんですが、パーツ数に反比例して組み易く、当然内容も濃い

キット密度と価格は、延々と、(処理する事など考えて無い)パーティングラインの始末をして、激しいマスキング祭りを開催するのと、
トレードオフなわけで、結局楽して良いものが、ダレにでも完成させられるわけです・・まぁ、改めて言うまでもないですが・・・

で、MGトールギス・・・例によって、箱にはみっしりと、パーツが、つまっとります。

でも、気の利いた、立体パズルでも、組む気でかかれば、その数はどんどん減ってゆく・・といった、組勝手なんで、難儀なお話しはちっともありません。

シリーズ共通で、可動指になっていないのも、気が利いてますし、太ももも、絶妙な構成で、腰ブロックと干渉しないまま、90度近く跳ね上げれます。
スーパーバーニアも、傘状の開放だけにとどまらず、連動変形と行ってもいいくらい、あっぱれな構造になってますし、
シールドやら、ドーバーガンの接続ステーも、多少は、説得力のある処理に・・・・

EW版と銘打たれてますが、本編版のファンでも、ぜんぜん気にならないアレンジなので、トールギス好きな人は、目を瞑って買っても大丈夫。

ただし、気になる事も少々・・・・

まず、印象より、かなり小さい
他のガンダムより、一回り二回り大きい設定だった気がするのですが、そんなに、変わらないサイズになっとります。
<少なくとも旧キットより、かなり小さい・・・・

一部、目立つところに、パーティングラインが入るのは、処理すれば済む事なんですが、それより気になるのが、マーキングシールの内容ですか。

はじめ、アニメ版に仕上げようとおもってたのですが、当たり前のように、盾についてるデッカイ鷲マークは、際限されていません。
逆に、EW版のアクセントに入っている、黄色のマーカーは、パーツ分割で、巧いこと再現されてて、それを無視してぬっちまっても、半端なもんしかできないので、
結局、EW版に、塗ることにしたわけですが、その際にも、盾に貼る、ちっこい鷲マークが、転写ステンシルではなく「シール」なんですよね・・・・・・・
転写ステンシルに、黄色のカラーを組み込むコストを、省いた結果だと思うんですけど、こんだけの為に、別売デカールを買わせるのはいかがなもんかと・・・・・

当然今回は、オミットということで!

とにかく、組み立てと、基本塗装の方は、ほっとっても問題なく終わってしまうので、あとは、最終的な仕上げの印象とか・・・・

いつもどおりなら、チョロいれて、煤吹いて出来上がりなんですが、こないだも、一辺組んだわけだし、艶の有る無しで差をつけるだけだと、ツマンナイので、なんかあんまし、しないのにしてみよう・・・

ちなみに、このシリーズ、パッケのイラストがカッコウイイ、そしてこのトールギスのも、例漏れずカッコウイイ。

ごっそり汚れて、ムラムラになってて力強い!

といったわけで、ドライブラシで、それっぽく塗ってみる事にしました。

最初は、乾燥が遅くて、芸のしやすい、エナメル塗料でやってたんですが、それなりに、出来てきた反面、なんかねちゃねちゃで・・・・
結局、全部拭って、お馴染みの、ラッカーで、やる事にしました。

SF3Dで、ペタペタやってた塗り方の応用編的に、グレーを付けた、ちっこい平筆で、エッジをなぜたあと、どうしてもでる刷毛跡を、基本色でペタペタ慣らして行きます。
やってるうちに、中間色とかも、良い具合に、ペタペタできて、いつもとは、雰囲気の違う、むらむらの渋さになったような気がしてます。

最後に、パステルをさっさとやって、更に、ヤレ感をアップさせたら、完成~

結局、チッピングの描きこみとかわんないくらい手間かかったんですが、これくらいの大きさのプラモには、こんな仕上げも、面白いようなきがしました。