MGイングラム、”納車状態”まで、出来上がりました。
このパトレイバーのシリーズは、カーキットのように、ぺっかり仕上げるのがいいのか、
全高10m弱のロボプラモとして、シャドーを効かせて仕上げるのがいいのか、毎度、結論が、だせなくって、
番組含めて、非常に、好きなんだけど、手を出すのが億劫で「つくりたいけど作れない」という罪作りなアイテムなのです。
「要は、”自分なりのルール”が、決まらない」
まぁ、ヘルダイバーとか、ハンニバルあたりなら、ミリタリーキットとして、仕立てる気楽さがあるのですが、
元々、パトカー仕様で、常時、行き届いた整備と、洗車・・だけに留まらず、「主役自ら磨いている」という、98式は、なんとも難しい・・・
だもんで、コックピットまわりを こしらえながら、製作ルールを考えます。
で
シャドウもいれない、カーキットを意識した、光沢仕上げのまま、一旦、篠原から納車された、新車状態として、仕上げきって、
その後に、出動を繰り返した結果に、発生するであろう、削れ、擦り傷、砂塵、なんかを、暫時追加して、
広義で言うところの「事故車のプラモデル」に通じる、仕上げとすることで、アニメロボのプラモらしい「活躍感」を、目指す事としました。
「これをもって、今回のレイバーキット仕上げる、基本仕様とする」
それと並行して、立体物イングラム決定版の誉れ高い、YAMATO製1/24TOYの”60%くらい”は、遊べる感じを目標に・・・
まず、1/35イングラム、良いキットです。
細かいとこに、不満とか、不安は、ありますけど、なんせ、格好良くできあがる!
ガレージキットしかない時代から、AV98は、立体造形に恵まれてた気もしますが、
このMG版についても、最終的な出来っぷりを、手放しで放置出来る分、「余裕をもって重箱の隅を突ける」ありがたーーいキットなのです。
<MGダンバインもそうだけど、スマッシュヒットですな!
で、こんかい突いた、「重箱の隅の内容」とか、楽に仕上げるコツとか。
まず頭、
これといって、気になることもなく、普通に、かっこういいんで、
左のマルチモードアンテナの、先っちょのグレーの部分を、後嵌め式にして、マスキングサボるとか、フェイスガードの接線を、掘り込むくらい。
あと、右の軟質パーツのアンテナは、プラ棒とか、真鍮線で、こしらえなおしとくと、シャープでいいですね。
<軟質パーツは、合わせ目消すのがめんどいし、曲がるしのう・・・・
ちなみに、軟質でも、塗装はできるんで、マウント部分は、そのまま使っって問題ないですな。
胴
今回、電飾モデルを買わなかった時点で、リトラランプも、「閉」状態で、固定に決定。
腕の取り付け開口補強部分は、金型跡ものこってて、恰好わるいので、削り落として、リベット打ち直しときました。
あと、ペリスコープは、磨き仕上げ後、黒く塗るのが、リスク高い(まぁ失敗しても拭ける、エナメルで色さしゃぁいいんですが)ので、最初に、開口しときました。
胸の冷却口のメッシュ張りとかも、しましたが、これはどっちもでよかったような・・・<横着して、かなり奥に張り込むことになったし・・・
今回出来てしまってから、後悔したのは、下部ハッチの開口範囲の拡大ギミックと、パイロットの胸にに被さる、プロテクターの追加・・・・
うーむ・・・・
もし、今後二号機つくる事があったら、頑張ろう・・・・・<それなりに しんどいキットでもあるから、よっぽどの事がないと、作らない気もする・・・・
腰
篠原の製造プレートを、真鍮板に同梱の「シール」を、貼り付けてから切り出して、こしらえ、
ナンバープレートも、おなじく白のプラ板で・・・・・あと、ウインチは、糸巻いて、こしらえときました。
脚
つま先ブロックの基部に、関節を組んだんですが、結論から言えば、1/24TOYのように、足甲中央に1軸入れたほうが効果高かったかも・・・・
あと、裾の、四角い落ち込みモールドを、これまた開口しときました。
高く足を振り上げたときに、太もも装甲の内側が、腰ブロックと干渉して、どうにも、危険なので、イメージを損なわない範囲で、がっぽりと、切り広げております。
股関節軸を、左右3mmくらいずつ伸ばすという解決策でも、「レイバーらしい無骨な安産体型」の強調と、可動範囲が両立できるので、悪くないのですが、
MGのすきっとした立ち姿も、捨てがたかったので、今回は、切り欠き作戦で・・・
腕
パトライトクリヤーパーツを後嵌め出来る加工にしてくらいで、あとは、そのまんま。
あ、そだ、肩装甲後ろにある、謎の○モールドですが、勝手に、対レイバー用の、ハイマウントストップランプってことにして、クリヤーパーツに置き換えときました。
<裾の、○と□のコンビモールドも、無指定ですが、地上車両用の、ウインカー&ブレーキランプとしときました。
あと、この時代のMGキットに全般に言える、お勧めポイントですが、
ABSフレームが、予想値より脆く、完成後に破損する事が多いので、ボールジョイントの♂側が、二つ割になるような、構造になっている場合は、
指定がなくても、アロンαなんかを流して、割を一体化させて、強度を増しておく事が重要なようです。
幸い、今回は、致命的な肉抜きが行われているフレームは、なかったのですが、太ももの挟み込みフレームなんかは、プラ板で補強してあります。
全身の塗装は、真面目に下地処理の後、クリヤー吹きを平行しつつ行いましたが、その乾燥時間を利用して、今回の目玉(?)関節カバーのやりかえを始めました。
キットのパーツも、1/60シリーズに使われていた、「プラを溶解する、悪魔のような軟質パーツ」では無いので、これはこれでいいのですが、
皺も、単調だし、やらかい物とはいえ、整形品の悲しさ、やはり突っ張るわけで・・・・
深く曲げた時には、ABSフレームの保持力とゴムのコシの力比べが、常に発生し、ゴムに負けないように、限界まで、締めあげた保持力が、最終的には、破損に繋がるし、
整形品にクセもつくので、膝突きの駐機状態で、ディスプレイとかも、限りなく不可能に近い
それなりに、凝った可動フレームが与えられているのに、「イングラムのキットは動かして遊ぶもんじゃねぇ」という、残念な結論が、大方の見方かと思います。
まぁ、布の素材感に、賛否両論はあろうっことかとおもいますが、「裁縫さえ、力でねじ伏せる豪腕系プラモさん」として、ここは、縫うしかない。
ドール服に比べりゃ、鼻歌ですよ、ハイ
布は、グリフォンにもつかえる、「ちょっと色目が濃いもの」を、糸と一緒に、仕入れておきました
あとは、キットのゴムパーツをゲージにして、あるものは筒に、あるものは、箱状に、縫い合わせていくだけ。<膝とか、無駄に手間が、かかってます・・・・・
皺も寄せたいので、それぞれ、ゴムパーツより、一回り、長く縫うのが、コツですな。
で、キットへの取り付けですが、膝や肘など、単純なものは、通すだけ、あるいは、両面テープを固定するだけで、良いのですが、
基部で、回転してほしい、股関節部分や、煩雑になりやすい腰部分は、付属のゴムパーツを、取り付けジグ部分に糊シロ残して、切り飛ばし、
そのゴムパーツに、布をとりつけて、キットにフィッティングさせると、スムーズです<布とゴムパーツを糸で縫えば丈夫に出来ます。
肩なんかも、ゴムを接続する、ABS製のリングが用意されいるので、これを利用して取り付けることで、「動かして遊んだらすっぽ抜けた」とかいう、残念な状態にはならないとおもいます。
こういった、小技は、昔メカの膝裏とかでも、威力を発揮できるので、一度、針と糸を使ってみるのもわるくないかとおもいます。
あと、篠原系レイバーの肩のカバーには、脇に「締め付けバンド」が、ついてるので、薄いゴムシートの切り出しに、真鍮線をまげてこしらえたバックルつけて、「実際に」締めときました。
土曜の段階で、イングラム本体は、ここまで出来てたのですが、
昨日の日曜午後から、模型部の例会だったので、午前中息抜きに、おまけの、隊員人形も、塗ろうと思った折、
【一号機のおまけ 遊馬君】<【グリフォンのおまけ おたけさん】という、単純な公式の元、おたけさんをグリフォンのパッケから取り出・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・げ
「なんで人形の成型色が真っ黒なんだ! 塗るもんの手間ぁ何だと思っとるんだ馬鹿もんがぁ!!!!!!!!!!!!!!!」
と、太田節で、叫んで、手ごろに白く整形されている遊馬君塗りましたとさ・・・
「なんで、この俺が、篠原の人形なんぞ、塗らんなならんのだ・・・」<グリフォンの成型色が黒なんだからしょうがないよ太田さん・・・
↑おもったほど、玩具っぽいっポイ感じにはならんかったので、このままウエザリング無し・・・・いやいやそれはあるまい・・
↑綺麗に片ひざ付けるかが、キャラキット(およびそのデザイン)の、バロメーターになりつつありますね・・・・
このパトレイバーのシリーズは、カーキットのように、ぺっかり仕上げるのがいいのか、
全高10m弱のロボプラモとして、シャドーを効かせて仕上げるのがいいのか、毎度、結論が、だせなくって、
番組含めて、非常に、好きなんだけど、手を出すのが億劫で「つくりたいけど作れない」という罪作りなアイテムなのです。
「要は、”自分なりのルール”が、決まらない」
まぁ、ヘルダイバーとか、ハンニバルあたりなら、ミリタリーキットとして、仕立てる気楽さがあるのですが、
元々、パトカー仕様で、常時、行き届いた整備と、洗車・・だけに留まらず、「主役自ら磨いている」という、98式は、なんとも難しい・・・
だもんで、コックピットまわりを こしらえながら、製作ルールを考えます。
で
シャドウもいれない、カーキットを意識した、光沢仕上げのまま、一旦、篠原から納車された、新車状態として、仕上げきって、
その後に、出動を繰り返した結果に、発生するであろう、削れ、擦り傷、砂塵、なんかを、暫時追加して、
広義で言うところの「事故車のプラモデル」に通じる、仕上げとすることで、アニメロボのプラモらしい「活躍感」を、目指す事としました。
「これをもって、今回のレイバーキット仕上げる、基本仕様とする」
それと並行して、立体物イングラム決定版の誉れ高い、YAMATO製1/24TOYの”60%くらい”は、遊べる感じを目標に・・・
まず、1/35イングラム、良いキットです。
細かいとこに、不満とか、不安は、ありますけど、なんせ、格好良くできあがる!
ガレージキットしかない時代から、AV98は、立体造形に恵まれてた気もしますが、
このMG版についても、最終的な出来っぷりを、手放しで放置出来る分、「余裕をもって重箱の隅を突ける」ありがたーーいキットなのです。
<MGダンバインもそうだけど、スマッシュヒットですな!
で、こんかい突いた、「重箱の隅の内容」とか、楽に仕上げるコツとか。
まず頭、
これといって、気になることもなく、普通に、かっこういいんで、
左のマルチモードアンテナの、先っちょのグレーの部分を、後嵌め式にして、マスキングサボるとか、フェイスガードの接線を、掘り込むくらい。
あと、右の軟質パーツのアンテナは、プラ棒とか、真鍮線で、こしらえなおしとくと、シャープでいいですね。
<軟質パーツは、合わせ目消すのがめんどいし、曲がるしのう・・・・
ちなみに、軟質でも、塗装はできるんで、マウント部分は、そのまま使っって問題ないですな。
胴
今回、電飾モデルを買わなかった時点で、リトラランプも、「閉」状態で、固定に決定。
腕の取り付け開口補強部分は、金型跡ものこってて、恰好わるいので、削り落として、リベット打ち直しときました。
あと、ペリスコープは、磨き仕上げ後、黒く塗るのが、リスク高い(まぁ失敗しても拭ける、エナメルで色さしゃぁいいんですが)ので、最初に、開口しときました。
胸の冷却口のメッシュ張りとかも、しましたが、これはどっちもでよかったような・・・<横着して、かなり奥に張り込むことになったし・・・
今回出来てしまってから、後悔したのは、下部ハッチの開口範囲の拡大ギミックと、パイロットの胸にに被さる、プロテクターの追加・・・・
うーむ・・・・
もし、今後二号機つくる事があったら、頑張ろう・・・・・<それなりに しんどいキットでもあるから、よっぽどの事がないと、作らない気もする・・・・
腰
篠原の製造プレートを、真鍮板に同梱の「シール」を、貼り付けてから切り出して、こしらえ、
ナンバープレートも、おなじく白のプラ板で・・・・・あと、ウインチは、糸巻いて、こしらえときました。
脚
つま先ブロックの基部に、関節を組んだんですが、結論から言えば、1/24TOYのように、足甲中央に1軸入れたほうが効果高かったかも・・・・
あと、裾の、四角い落ち込みモールドを、これまた開口しときました。
高く足を振り上げたときに、太もも装甲の内側が、腰ブロックと干渉して、どうにも、危険なので、イメージを損なわない範囲で、がっぽりと、切り広げております。
股関節軸を、左右3mmくらいずつ伸ばすという解決策でも、「レイバーらしい無骨な安産体型」の強調と、可動範囲が両立できるので、悪くないのですが、
MGのすきっとした立ち姿も、捨てがたかったので、今回は、切り欠き作戦で・・・
腕
パトライトクリヤーパーツを後嵌め出来る加工にしてくらいで、あとは、そのまんま。
あ、そだ、肩装甲後ろにある、謎の○モールドですが、勝手に、対レイバー用の、ハイマウントストップランプってことにして、クリヤーパーツに置き換えときました。
<裾の、○と□のコンビモールドも、無指定ですが、地上車両用の、ウインカー&ブレーキランプとしときました。
あと、この時代のMGキットに全般に言える、お勧めポイントですが、
ABSフレームが、予想値より脆く、完成後に破損する事が多いので、ボールジョイントの♂側が、二つ割になるような、構造になっている場合は、
指定がなくても、アロンαなんかを流して、割を一体化させて、強度を増しておく事が重要なようです。
幸い、今回は、致命的な肉抜きが行われているフレームは、なかったのですが、太ももの挟み込みフレームなんかは、プラ板で補強してあります。
全身の塗装は、真面目に下地処理の後、クリヤー吹きを平行しつつ行いましたが、その乾燥時間を利用して、今回の目玉(?)関節カバーのやりかえを始めました。
キットのパーツも、1/60シリーズに使われていた、「プラを溶解する、悪魔のような軟質パーツ」では無いので、これはこれでいいのですが、
皺も、単調だし、やらかい物とはいえ、整形品の悲しさ、やはり突っ張るわけで・・・・
深く曲げた時には、ABSフレームの保持力とゴムのコシの力比べが、常に発生し、ゴムに負けないように、限界まで、締めあげた保持力が、最終的には、破損に繋がるし、
整形品にクセもつくので、膝突きの駐機状態で、ディスプレイとかも、限りなく不可能に近い
それなりに、凝った可動フレームが与えられているのに、「イングラムのキットは動かして遊ぶもんじゃねぇ」という、残念な結論が、大方の見方かと思います。
まぁ、布の素材感に、賛否両論はあろうっことかとおもいますが、「裁縫さえ、力でねじ伏せる豪腕系プラモさん」として、ここは、縫うしかない。
ドール服に比べりゃ、鼻歌ですよ、ハイ
布は、グリフォンにもつかえる、「ちょっと色目が濃いもの」を、糸と一緒に、仕入れておきました
あとは、キットのゴムパーツをゲージにして、あるものは筒に、あるものは、箱状に、縫い合わせていくだけ。<膝とか、無駄に手間が、かかってます・・・・・
皺も寄せたいので、それぞれ、ゴムパーツより、一回り、長く縫うのが、コツですな。
で、キットへの取り付けですが、膝や肘など、単純なものは、通すだけ、あるいは、両面テープを固定するだけで、良いのですが、
基部で、回転してほしい、股関節部分や、煩雑になりやすい腰部分は、付属のゴムパーツを、取り付けジグ部分に糊シロ残して、切り飛ばし、
そのゴムパーツに、布をとりつけて、キットにフィッティングさせると、スムーズです<布とゴムパーツを糸で縫えば丈夫に出来ます。
肩なんかも、ゴムを接続する、ABS製のリングが用意されいるので、これを利用して取り付けることで、「動かして遊んだらすっぽ抜けた」とかいう、残念な状態にはならないとおもいます。
こういった、小技は、昔メカの膝裏とかでも、威力を発揮できるので、一度、針と糸を使ってみるのもわるくないかとおもいます。
あと、篠原系レイバーの肩のカバーには、脇に「締め付けバンド」が、ついてるので、薄いゴムシートの切り出しに、真鍮線をまげてこしらえたバックルつけて、「実際に」締めときました。
土曜の段階で、イングラム本体は、ここまで出来てたのですが、
昨日の日曜午後から、模型部の例会だったので、午前中息抜きに、おまけの、隊員人形も、塗ろうと思った折、
【一号機のおまけ 遊馬君】<【グリフォンのおまけ おたけさん】という、単純な公式の元、おたけさんをグリフォンのパッケから取り出・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・げ
「なんで人形の成型色が真っ黒なんだ! 塗るもんの手間ぁ何だと思っとるんだ馬鹿もんがぁ!!!!!!!!!!!!!!!」
と、太田節で、叫んで、手ごろに白く整形されている遊馬君塗りましたとさ・・・
「なんで、この俺が、篠原の人形なんぞ、塗らんなならんのだ・・・」<グリフォンの成型色が黒なんだからしょうがないよ太田さん・・・
↑おもったほど、玩具っぽいっポイ感じにはならんかったので、このままウエザリング無し・・・・いやいやそれはあるまい・・
↑綺麗に片ひざ付けるかが、キャラキット(およびそのデザイン)の、バロメーターになりつつありますね・・・・