深度計予備回路

どこまで行けるか模型生活!
粘土でキャラドールの首をつくろう!
箱模型もつくろう!

この時はまだ・・・・・・・・・

2021-11-12 06:44:00 | ボトムズ(模型とか嘘設定とか)
今回は、これ!!



バンダイプレミアム 1/20 スコープドッグターボカスタム
バンダイドッグは、何度も組みましたが、TCは別格、これは、拵えないといけないマストアイテムなのです!!

「これが、プレバンじゃないと買えないとわ・・・・・・・・・・・・・」

比較的良心的な値付けでもありましたし、初めて、プレバン買いました・・・みたいな。

そして、このキットで、バンダイドッグに 思い残すことが無いよう、力を入れてみたのです。



と、もうしますか?なんというかね・・・・・

「ほんまに、本体しか入ってないやんか・・・・・」

ブースターユニット入りの、脚部が、全て・・・・それ以上でも以下でもないという。。。。



ターピックは非可動、降着も、もう一息 スーパーキットである、スコープドッグ本体に、くらべて、甘い内容。。。
まぁ、大昔に、LARK(WAVEの前身)製の、 タカラ1/24 TCトランスキットの事思えばね、幸せってもんでしょう!!!!  

が?

せめて、増加武装は、つけてほしかった・・・<のちに発売になりしたが!!!

この時点で、ストライクドッグと、ファッティーの修行を終えているので、
増加武装くらい、どうということはないのだ。。。。くっ

左の、バルカン砲の基部を、RSCから、頂いたいがいは、全て、プラバン!ミサイルはプラ棒!!!
接続は、マグネットパワァーーーーー!!!!!<ヘルミッショネルズ



サイズは、全て、現物合わせ、改めて、作ると、バックパックのサイズとデザインが、かなりの、曲者であることがわかります。
おまけに、7連の、ミサイルポッドの、C面加工の、メンドクサイことよ・・・
見た目で、作りにくそうな、前腕の、ソリッドシューターが、いっそ簡単に思えるのです。

ちなみに、左肩の、スモークディスチャージャーも、ついておりません!!!!!!<もちろん自作。。。。





武装を足すだけじゃなく、スコープドッグ本体で、気になる部分にも、決着をつけております。
とくに、ギミック方面でw

例えば、ターレット
クリックもないから、ダレてくると、非常にだらしない位置で、止まって、とっても残念。
<たいていは、回してもカッコ悪いから、接着固定するんですが・・・

今回はズームカメラに、磁石を、組み込み、各レンズに、金属をうめこんで、ぱちっと止まるようになっとります。
<言わないとわからないw



例えば、腰の予備弾倉
これ、メーカーによって、クリアランスの考え方が、違うんですが、
バンダイの場合、アームパンチ用の、弾倉で、ギミックを整えてるせいか、
ヘビーマシンガン用の、弾倉を吊り、なおかつ、RSCとか、TCみたいに、腰に、ミサイルポッドとか、バルカンユニットを装備した場合
干渉して腰蓑が上がらないのです<素立だったら、もんだいなんですが・・・

まえに、RSCつくったときは、弾倉を下げた状態で、干渉をごまかしましたが、
こんどは、弾倉の、マウントに、スライドギミックを拵えて、ポーズに合わせて、弾倉が、上下する仕掛けにしました。
上にあげたとき、重力に負けて下がらないように、これまた、マグネットを、埋めてあります。
<装備写真で、腰の弾倉外してないのは、このためです。


おまけですが、ハッチのコンピューター冷却用のクーラーダクトも、マグネットで取り外し式<意味無いんだけど!

まぁ、装備品は、そのうち、でるだろうとおもってましたし
実際発売になりましたが、解釈的に、自分の加工品のほうが、好みでもあったおり、
まぁ無駄ではなかった・・・というか、作ってる過程も、楽しかったわけでw

プラのも楽しみここにありなのです。

といった、あたりで、プレバン1/20 スコープドッグ ターボカスタムの巻お開き

    続きは次回のご講釈

一足先に自由になった戦士のために・・・<CV 銀河万丈

2021-11-11 06:38:00 | ボトムズ(模型とか嘘設定とか)
さて本日は・・・
ファッティーの回の時に、「残念ながら、店頭に並んでいた」スコープドッグを、ベースに、拵えた、1/20ストライクドッグの巻



結果から言えば、かなりの大工事なんですが、たぶんこれ、1月かけてなかった気がします。
当時、「プラモは2週間」って、大まかな工期を決めて、作ってたんで、その枠から言えば、かなり、長く工期を取ってしまったんです。

あったりまえですが、H級ドッグは、M級よりデカい、「でっかくないと、ダメなんだ、」

ざっくりした計算で言えば、1.5cm少々大きくなるんです。

もちろん、全てのパーツを、スケールアップなんかできないので、
大昔、マックスさんが、1/24の、ラビドリードッグを作っていたのと似た作戦を取ることにしました。

具体的には、お腹と、太もものとりつき、足首の3か所で、ストレッチするかんじ

「勝算は有る」

それなりの、工事なんで、どこがどうという話ではないんですが、いつもの「資料は当時の設定画のみ」という縛りで、
とにかく、プラバンの箱組と、エポキシパテで、ストライク化を行います

流石に、降着ギミックを残す事はできませんでしたが、黙々と、ひたすら黙々と、改造していくのです。
ストレッチした分、足首前方の、装甲が、立ち上がりますが、結局設定画に似てくるんですよ・・・



胴周りもお顔も、なんもかも、とにかく、プラバン、プラバンプラバン・・・
カメラが、気持ち大きくなりましたが、レンズのサイズから、割り出して、調節したかんじなのです。<左右に、うごきません

そして、クライマックスは、左の、鈎爪・・・
「固定でいいんじゃない?」って、甘えを、振り切って、爪の、開閉可動、スイングスライド機構も、生かして、
11mm機銃の再現も、頑張りました・・・ここは大分がんばったのです。。。
ちなみに、スライドする装甲に生えた二本爪には、マグネットがはいっとりまして、解放状態 閉鎖状態それぞれで、
パチッと固定、重力にまけて、下がってきません!!!!!<キリ





もちろん、バックパックも、絵を横目でみながらの、箱組でございます・・・<スラスターは動くよ!!!



で、コックピットの開閉は、生きとるので、イプシロンさんが、必要なんですが、

「そんなひといないよ!!!!」

あれ?それっぽいひとが乗ってるよ???



ヘルメットを取ると・・・・

「キーリコちゃん! 俺だよ俺 この顔見忘れちゃった??」
 
          ・・・・・バニラ???<cv郷田ほづみ

RSカスタムのおまけについてた、「立バニラさん」に、イプシロンのフリして乗ってもらったのでした。

そして、最後に、立ちはだかる、ソリッドシューター・・・・
これが、地味に、強敵でした・・・・・・・・・

まぁ、ジャンクと箱組なんだけどね・・・・・・・・・・





マーキングは、キット付属のものに合わせて、
ストライクドックに必須の、白い初心者マークとかは、手描きw

いつも通りに、こってり汚して、完成~


<ちゃんとおおきいぞ!!

ファッティーも、大事だったんですけど、この後だったから、ほぼ鼻歌で乗り切ったんだとか

といったあたりで、1/20 ストライクドッグの巻 お開き

    続きは次回のご講釈

プレミアムバンダイでも、出なかった・・・

2021-11-08 06:43:00 | ボトムズ(模型とか嘘設定とか)
本日は、これ!

バンダイ1/20陸戦型ファッティー 改  「ファッティー」



やられ敵メカが、キリコが、乗ったとたんに、鬼神の強さを発揮する回で、一気にファンになった方もおられるかもしれないし、
スコープドッグの向こうを張る 実のところなかなかに秀免なデザインに、惚れてらっしゃる方もおられるでしょう。

が、

立体に、恵まれなかったのも、事実でして・・・
当時は、ユニオンの1/60がでたが、精一杯<ユニオンさん がんばってたよねぇ

マックスさんとこの、ソフビは、良い出来だったけど、いかんせん動かない・・・

新世紀になって登場したアクティックギアで、すこし溜飲は下がりましたが、良くも悪くも小ぶりな1/48
<同スケールのGKも、良かったんですが・・

とうとう、というか、ついに、といいますか、バンダイから、「OVA版」という、前提で、
陸戦型ファッティーが、大スケール1/20で、登場!
スコープドッグの、できばえも、オーパーツタカラ1/24を、越える気迫だった折
大期待で、実際、機体に沿うキットでした。

実際陸戦ファッティーは、カッコいい。。。

でも、やっぱし、緑の無印ファッティー欲しいよなぁ・・・・そのうち出るかなぁ・・版の加減で無理かなぁ・・・・・

「2021年現在実現しておりません」

これ作った当時、

スクープドッグで、ストライクドッグを作るか、陸戦ファッティーで、ファッティーをつくるか、
手に入ったほうを、実行しよう。。。できればファッティーのが楽だ・・・ファッティー売っててよ・・・

「なかった」

ってことで、ストライクドッグを作ったんですよ・・・<またこれも、張ります・・

実のとこ、陸ファッティーから、ファッティー 「けっして、楽でもなかった」わけで・・・



「縛りルール 資料は、当時の、設定画のみ」

まず 足の、ホイル撤去と、かかと新造 裾フレアの撤去
どれも、それなりの、作業量なんですが、箱組と、エポキシパテで、そのうち出来てしまいます

腰はそのまま、ただし、太もものとりつき部分は、残念ポイントなので、
ラジコン用の、ダンパーブーツで、カバーしとくと、かっこいいです。

胴回りは、唯一、作業箇所が無いんですが、もちろん背に、突撃ブースターを拵えなければ、いけません。
最初、アッガイの、腕の輪切りで、、、っておもってたんですが、けっきょく、1から作ったきがします、、、
おまけに、にょっきりはえてる、煙突ブースターが、絵で理解しがたい形状なので、2回くらい作ってやっとできたのです。



ここまでできたら、「もう出来たようなもんだ」と思ってたら、腕もね。。。前腕の、手首のとりつき部分が陸戦型と、だいぶん違うんです。
泣く泣く作ると、手首との、馴染みがわるくて、これまた修正

よーし、完成!と、おもったら、「銃身切ったらできあがり」と、考えてた、アサルトライフルに、これまた、一手間が・・

まぁ、できてしまえば、こともなげで、「ぁぁ 普通のファッティーって、プレバンからでてたん」みたいな状況が。。。

塗装のほうは、「ボトムズなので」それっぽい、ヤレ仕上げ、
どう考えても、ハードコアにならない色合いの、バララン兵さんも、ヘルメットだけ、テカらせて、それなりに、すこしは、馴染みがでたかもしれません。



ただまぁ、天下の、バンダイでさえ、設定のない「バララント文字のマーキング」は、同梱出来るわけもなく
コーションラベルの、貼り込みができなくて、一抹の、寂しさを覚えたのでありました。



しかし、新世紀に、こんなに、大スケールのファッティー(陸戦だけど)が、発売されたなんて、幸せな事です。

以上 「バンダイ 1/20 ファッティー」これにて、お開き

    続きは次回のご講釈

ユメのボトムズ乗り

2014-04-09 20:04:39 | ボトムズ(模型とか嘘設定とか)
といった 具合で、ラビドリードッグに色を付けました。

アクティックギアで作った時は、バトリングユーズを意識して、赤と白のコンビにしたのですが、
できてみると、「プロトワンカラーのラビドリードッグ」に、見えていかたない・・・という、ある意味、残念な事態に・・・

だもんで、今回は、赤と、ダークグレイのコンビに変更しました。

赤のほうも、ジャーマングレイからではなく、ライトグレイを下地にして、ちょっと、派手目にしました。
<ドライブラシで、結局 「使い込まれた赤」になりましたが・・・

チョロほうは、黒か銀か・・・・・・悩んだ挙句「くっ・・デュアルマガジン・・・・」と、つぶやいて、銀に

で、まぁ、きがつきゃ、どっかでみたような「大河原カラーバリエーション風味満点」に、なりましたとさ。



しかしなんというか、ラビドリードッグの「キット」で、遊べるなんて、嬉しい時代なのです。

それも、総じて、好感触の。

もう一個買ってもいい気がするこのキットですが、あえて、PS版を選ばず、いささかでも値ごろ感のある、スタンダード版で、
俺マシンこしらえるのが、趣味のボトムズとしては、楽しいんじゃないかな・・・とも思います。

その差500円程なんですが、「あえて500円安い」商品をリリースしてくれたのは、素晴らしいと思います。

単なるダンピング版ではなく、「デザインで遊ぶ素材」の提供という、お客サイドに立った、とてもありがたい判断だと・・・

そうなると、やっぱし、H級のスペシャルATだけじゃなく、M09とか、H14といった、「普通の」マシンのリリースが待ちどうしいですねぇ。
<これが、昔みたいに、600円なら、山ほど買ったのになぁ・・・・w

んで、次回は、またガンダ模です。

消費税上がる前に、駆け込みで買った(w)06Fで、また旧ザクでもつくろっかとw


   どっちを 向いても昭和 どっちを向いても昭和
        どこまでいっても昭和 どこまでいっても昭和~~♪










↑ お腹は、これくらい引っ込めたほうが、ソレっぽいと思うの

かってに手が動くオートマチックプラモ

2014-04-05 20:11:59 | ボトムズ(模型とか嘘設定とか)
で、「ラビドリードッグやってます」の談

前回、「ラビドリードッグに作るか」「好き勝手に遊ぶか」で、なやんどりましたが、結果は、

「やっぱし好き勝手に作ろう」

まぁ、素組みだと、あっという間にできちゃって、送料込み4000円分の、費用対価が・・・といった、セコイ話もあるわけで
<内容的格安の、MGガンダ模は、やっぱし罪作りなわけですよ・・・・

一時、アクティックギアベースで、ノリノリに遊びまくっていた、オリジナルAT祭再び・・・といったところで。

アクティックギア祭りの時は、スコープドッグベースで、まず、H級ドッグから作らないといけんかったのですが、今回は、その作業分をスキップする事ができるのです。
それに、1/48比、大分大きいわけで、出来上がりのカタルシスもビッグ!

http://www.youtube.com/watch?v=cEgnsnvZUsQ

まず、このBGM集なんかを、かけて、作業力を、ブーストするのですよ。

で、ネタの方は、アクティックギア、バトリング祭の時に、こしらえたH級マシン、リングネーム「デモニックハウル」で、行こう。

途中まで書いて、全然書く時間が出来ない「お話し」は、こちら↓・・・・・・・・・・・・・・・・くっ
http://blog.goo.ne.jp/okatadao/c/67405a9f98f95a125420edf0b3ff7e81
<ブログの仕様上、記事が下からに・・・・

リングネームの付いた、バトリングマシンとは言うものの、軍が、バトリングを利用して、テストしている、制式予定のATH-12なんで、
派手な、改装は行われていないという、俺設定<スコープドッグ→ブルーティシュドッグくらいの、雰囲気を思い浮かべていたと思う

実際、それなりのパイロットが乗ったら、特装なんかしないでも、エクルビスと遜色ない戦績を残せるだろうし・・

改装ポイントは、、PRSPと、ブースターユニットの追加くらい<これも、テストの一環

前回は、膝下、ミッションパック共に、タイプ20の物をそのままつかっちゃったんですが、今回は流用パーツも無いんで、ソレっぽく遊んで、拵えることにしました。

今回は、サンドトリッパーを、撤去、踵のスタビライザーホイルと、ボルトオンタイプの、ジェットユニットを組み合わせた、ジェットローラダッシュに変更、
PRSP内蔵の、ミッションパックは、冷却機能を持たせ、コントロールユニットと、リザーブタンクを追加したイメージに・・・・

ついでに、わき腹に装着する、回転銃身ユニットと、6連ミサイルポッドを、取り外し式で拵えたので、適宜、重装化も可能な「遊べる」仕様に・・・

メインアームは、ラビドリーが装備している、ソリッドシューターも好きなのですが、「お話しに、あわせ」、クエント製GAT40を、イメージした物をこしらえることにしました。

シャッコが装備してたのは GAT40-C たぶん「C」は、コンパクトの「C」だと、かってに決めて、今回は、「フルサイズ版」って事で、迫力重視の、大きめに拵えました。

40式(クエント製のマシンガンにギルガメスの制式コードが付いてるんでしょうね)は、ブッシュマスターの機関部を逆さにしたしたような、
かっこういいプルバップ式なので、取り回しの良さを維持したまま、銃身長が長く取れるの特徴ですな。

ただし、ボックスマガジンの、GAT22に比べて、装弾数が圧倒的にすくないので、
「後加工で、ギルガメス標準のボックスマガジンを取り付けている」といった、お話しに、あわせ、ボックスマガジンをプラ積層で拵えときました
<旧キットのストックでもあったら、楽できたのですがw


で、ま、そんなこんなで、こんな感じ



やっぱり、AT遊びは、面白いです。
設定書とかは、流し見するだけで、勝手に手が動いて、ソレっぽいものが・・・・・・・・

このキットのPS版(降着機構とコックピットが再現された豪華版)の、リリースアナウンスも出たし、
その後に、予定されてる、スコープドッグの発売が、楽しみで仕方ないです。

カラーガイドに、は、ターボカスタムのイラストが載ってたんで、ひょっとすると、立て続けにそっちも・・・・・・

うーん 嬉しいねぇ・・・・・・・・

賀正

2013-01-01 16:13:07 | ボトムズ(模型とか嘘設定とか)

あけまして おめでとうございます、今年もヨロシクお願いいたします。
・・・・・・・といったわけで、年が明けましたのです、そして、相変わらずに、ぼちぼちと、プラモしている新年・・・・・

で、ゾイドやりかけて、「今年もガンスナイパーで新年か」と、思わせといて、ATの仕上げをするのです、はい!

こないだの日記で、ほぼ出来上がってた折、ヨドバシで仕入れてきた、リベットを打って、アルミ線で足掛けをこしらえ、
カメラのレンズを準備したらば、早速色付け~

ボトムズっぽい、ステロタイプなお色・・・・といいつつ、ちょっと、意表をついて、メルキア軍仕様にしてみました。

ATH12しかり、最新型は、メルキア軍に配備されるのです・・・・・・

色合いは、思いつきで調色、ウエザリングはいつもどおり、年末に、WAVEのボトムズデカールを買い損ねた、
ペナルティーってことで、マスキングテープを切り抜き、ギルガメス文字の、マーキングを、いくつかペイントしときました。

さぁ、今年も、いけるトコまで、プラモ拵えましょうかね。



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”ATH-14F”
大戦末期、ウットヘルト製の名機、H14に、大幅な改修が加えられた、最終量産型。
高所配置で、トップヘビーな重量バランスとなる、PRリザーブタンクと、専用クーラー、
同加圧機を、パックにして、背面に移設、余裕をもって、高性能MCを駆動できる物とした。
更に、H14最大の弱点ともいえる、前方固定式のカメラを持つ頭部を、旋回可能に改め、
不要になった、機体側面の、覗き窓が、装甲されている。
9型用のターンピックも、追加されているが、走行中の使用は、その機体重量をもって、破損するケースが多く、
停車時の、信地旋回と、精密狙撃時、高出力火器を使用する際の、機体固定に用いられる。





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おまけ
”ATH-14のお話”<ブログ過去記事からの転載(嘘設定)

ATH14
「巨大な歩兵からの脱却」

ギルガメス軍において、もっとも配備数が多いATは、ATM09型 通称“スコープドッグ”である。

両軍における同機の評価は、「汎用性に優れた、バランスの良い傑作機である」というものと、
「戦局激化の折、ATという兵器の有用性が認められつつあるなか、必要とする要素を
“極めて最低限にバランスさせる”ことに成功した機体が、その生産性も含め、
需要の波に乗った結果、爆発的に蔓延しただけである」という二つに分かれる。

ただし“AT技術の優れたフォーマット”としての9型は、その運用の模索も含め、両軍の、兵器認識を改革したことに異存は無いだろう。

9型は、一億にも及ぶといわれる配備数で予測されるとおり、
デビュー時より絶え間ない改良が繰り返されているが、皮肉にも、その機体思想を変えるには及ばず、

“矮小でパイロットスーツ無しでは気密もままならない最低限のコックピット”

“通常射撃距離において、AT携行火器が容易に貫通する薄い装甲板”

“それらを含む機体重量を稼動させる動力を内蔵するのに、最低限の補機類搭載スペース”

という、致命的ともいえる欠点が、放置されたままであった。

この“マンニミマム、マシンミニマム”といったコンセプトをもって、「 AT戦におけるギルガメス優位の状況を作り出した」という現実が、
その傾向を、現在に至るも継続させていると、推察せざるを得ない。

標準装備では「巨大な歩兵」以上の運用が困難な09型は、現場からの更なる要求に応える為、徐々にその姿を変えることを余儀なくされる。

寒冷地、亜熱帯地域といった局地任務機への改造、突撃作戦、拠点防衛にむけた重装甲化、あるいは、高機動化。

各々最低限と言われた、機体スペックは、必要な部分を、重点的に補うことで、 “巨大な歩兵”が、“軽戦車”となり、
“水陸両用車”になることを可能とした。

ただし、それら全ては、抜本的な改装に過ぎず、更に高度なフォーマットとなる強力な機体が待たれることになる。

そんな中、ウットヘルト社が、新型ATの開発に着手することとなる。

ATが、兵器として本格的に運用されて以来、9型に乗るパイロットから待たれる要望は、 H14開発開始の段階で、
ほぼ具体的なものとなっており、それらに対応する事を、急務とされた。


1 パイロットの体型を選ばない、余裕のあるコックピットスペースと戦闘環境を持つ事

2 それを内包するボディシェルは、09型以上の耐弾性をもち、充分な気密を実現すること

3 接近戦用の固定武装を標準装備すること

4 09型に困難とされる、重稼動に耐える出力を得る事

5 以上を実現しつつ、09型並の機動性を有する事

 ETC 


これらの条件を満たす為、新型は、9型の特徴とも言える”限りなく人型を模したシルエット“と決別し、異形の形状がとられた。

ボディシェルを、ワンモーションのスラント形状とし、重装甲化を容易にすると同時に、跳弾効果を得やすいものとし、
ハッチの開口ラインを、側面に移動させ“クラムシェル形式”とする事で、充分な強度と、良好な整備性、昇降性を得たのである。

このボディシェルは、内部に充分な空間を持ち、大柄なパイロットの搭乗を許容するだけでなく、
被弾変形の際にも生存率を格段に上げる事が出来たのである。

9型でいう「狭苦しい鉄の棺おけ」は、一転「軽車両並みの居住環境」を持つ事となった。

動力関係の配置も合理化され、9型でウィークポイントともなっていた、腹部配置のコンプレッサーが、被弾率の低い背面に移動され、
空いたスペースを生かして、固定式の11mm機関銃2門を、搭載することが出来た。

この機銃ユニットは、極端に前後長が短い特殊な機関部が与えられた新設計であり、
スペース効率の厳しいATに搭載する固定武装として非常に優れた逸品である反面、装弾数や作動に、聊かの問題を残している。

メインカメラユニットは、“三眼複受像機式”のものが、別体式の頭部に収められ、
顔面への直撃という、 最悪のケースにおいても、パイロットの防弾に貢献することが出来る配置とした。

しかし、側方及び、後方に大きな死角を持つものであり、ハッチ側面に、防弾硝子付の開閉窓を設ける事で対処してはいるものの、
局部的な防弾性能の緩さと、視界の問題は、最後までH14のアキレス腱となった。

(優れた狙撃兵は、大口径ライフルで待機状態のH14のパイロットを、窓越しに狙撃する事ができたといわれている。)

これに組み合わされる四肢は、曲面を多用し、優れた整形強度を持つと同時に、多少の跳弾性能もちあわせるものとし、
それぞれに、強力なMCを内蔵して、大型化による重量増加に対応している。

H14は、開発初期において、高出力化による稼動時間の短さが、問題視されたが、 後頭部に、
大型のPR液リザーブタンクを背負わせることで、解決に至った。

このタンクは、視覚的に、ウィークポイントと目されるが、その断面形状と装甲厚で、 ボディパネル以上の耐弾性を有する大変頑丈な物である。
(機体が爆壊しても、このタンクが原型をとどめているケースさえある。)

評価試験で、高得点をマークし、華々しくデビューした H14は、パワフルで打たれ強い上、
パイロットの生存率も段違いの新型として、兵士たちに諸手をあげて歓迎され、 すさまじい勢いで、配備が進んだのである。

更にこの新型ATは、余裕のある設計で、9型で対応が困難とされた、超局地仕様への改装も、比較的容易であったし、
その、重装甲を生かした“ATによる密集突撃”と言う、新しい戦術さえ可能とした。

この機体の登場をもって、ATは“二足車両”から“二足戦車”に、シフトしたといっても過言ではない。


ただし、9型に足りなかった部分を大いに補い、戦闘兵器としての完成度を上げたH14にも、問題点は山積している。

まず、09型の二倍にも届くと言われる、機体コストの問題。

更に、いくらパワーで補おうとも、末節重量の大きさは、遺憾ともしがたく、 大きなボディシェルに、高所配置のPR液タンクと、
トップヘビーな重量バランスであり、 機体重量から想像されるより自立安定性に欠けること。

先述の、カメラ形状による、視界の問題等等

皮肉な事に、H14のウィークポイントは、ほぼ全てが、09型におけるセールスポイントであり、 両機は、ケースバイケースに共存する事になる。

それぞれに搭乗するパイロットの思考も両極端であり、
14型を求めるパイロットと、09型を愛用するパイロットでは、戦術理論からして、水と油ほどの開きが有る。

では、「H14は、打たれ強いだけで、高機動戦闘に向かない 鈍い機体なのか?」

機体重量が大きくトップヘビーである事は、高機動時におけるバランスの悪さを示すことになるが、
パイロットスキル如何では、重い上体を使ったダイナミックな加重移動と、姿勢変化を利用して、
9型に勝るとも劣らない機動性を発揮する事が可能である。

「9型でなら、もっと突き詰めた運動が出来る」と言う向きもあるかもしれないが、
14型の、パイロットが、操縦技術をもって、重ATが持つ運動能力のネガを極限まで抑える事を可能とすることが出来るのに対し、
9型が内包する構造上の限界は、乗り手によって解消することが不可能な事項がほとんどなのである。

14型以降に制式となった機体が、ほとんどがH級であるという現状が、このクラスの存在意義を、強力に後押しするものと言える。


そして、9型に続く配備数を誇る14型も、常に、改良が加えられている。

ポスト9を目指し開発した、ウットヘルトの思惑とは違い、軍は当初、H14を後方支援機として採用したため、
初期型では、接近専用のアームパンチ機構や、グライディングホイルが省略されている。

しかし、実際は、最前線の突撃任務に用いられる事も多く、程なくグライディングホイルが追加されることになる。

更に、11mm機銃を持つ頑丈な機体が、近接戦闘においても非常に有効である事が判明するに至り、アームパンチ機構も追加搭載された。

その後も、改良はくりかえされ、大戦末期には、大幅な仕様変更を受けた機体が導入されている。

H14は、その製造コストの関係から、生産数に対して軍への制式導入数が常に下回る事が多く大量の余剰機が、ブラックマーケットに、流出したのである。
(この期に及んでも、上層部は、人命軽視の傾向であり、9型の配備効率を優先しているといった上層部の思想によるところも大きい)


結果、反政府組織や、私設軍隊の多くが、H14を装備し、機体のイメージを大きく貶めているという現実は、真にもって遺憾と言える。

ロハス化

2012-12-16 09:49:20 | ボトムズ(模型とか嘘設定とか)


これつくろーー ってのを閃かなかった折、JMCで、masaさんが、楽しそうに、AT用のジャンクを漁ってたので、
前に拵えた、スナッピングトータス(だったもの)を、ごっそりやりかえておりました。

前は、ATH14ベースのバトリングカスタムにしたんですが、
それから、特装の、殆どを下ろした、ミリタリーユースに逆戻りさせてみます。

とはいえ、ベースの時点で、回転式の頭部を採用して、機能強化と低重心で、PR液リザーブタンク含む背面のレイアウトを変更した、
トータスの最後期モデル・・・というか、プロトタイプ ライジングトータスみたいな状態なのは、前のまま。

ロールゲージとか、補助走行機を外して、整形するだけじゃつまんないので、半バラにして、根本的にやり変えます。

1/24 ATシリーズは、良いアレンジで、これはこれで良いとおもうんですが、設定イメージで、ボディの幅詰めを・・・

本体の箱で5mm強、腕の付け根の箱 左右2mmX2で、4mm 腕関節軸左右で2mmと、合計10mmくらい詰めた勘定です。

五体組みあがると、なんとなくそんなに気にならない、キットのゴリラ体系が、多少すきっとしました。
<ゼロから組んでるキットじゃないんで、さすがに、コックピットハッチは固定で・・・・

こうなると、背面のプラ箱も、使い物にならんので、一から組みなおし、真面目にやりかえ。

ついでに、90度も曲がんない肘も寂しいんで、 ジャンクになってるHGUC バウの膝をばらして、ごっそり組み込んどきました。

パーツ剥いだ部分の、補習とか、甘い部分に、手を入れなおしたので、思いのほか、手間がかかって、やっとこ、サフプー

カラーも、捻らず、ステロタイプの、ボトムズ風味にしようとおもうてます。

つかー そろそろ、なんかキット買わないとなぁ・・・・

イイ玩具とイイ映画

2011-05-11 10:35:30 | ボトムズ(模型とか嘘設定とか)

箸休めシリーズ・・・・・

気分転換に、下地までしあげて、転がしたままだった、アクティックギアに色をつけてみました。
AGは、いろいろ切ったり貼ったりしたんですが、このアイテム、一個くらいは、
素で仕上げてみようとおもって、下ごしらえしてそのまんま・・・・そんな感じの話。

バーグラリードッグを、マスプロで発売する気迫に、心のお布施を・・・・・

「もう遅いし、どうにもなりそうもないけどな!!!」

えっと、バーグラリードッグは、去年の新作ボトムズにも、リニューアルデザインで、登場しとりまして、
1/24キット用の トランスパーツも、リリースされる模様です。

ほいで、AGの、バーグラリードッグ、観てのとおり、塗ると、玩具っぽさも影を潜め、
可動範囲も上々、装備ガジェットも、イーかんじに再現されてて、「値段以外は」お勧め。

何度も書いてるけど、AGは、どことなくお客を間違えてる気がする折、
この内容を、ランナー状態のキットで、お安くリリースしてもらいたいな・・・・・と。
<出来れば、塗装を考慮して、一部パーツの素材を、仕替えてもらえばいう事無しなんだけどね。

AGネクストの内容については、近年のTOYの例に漏れず、店頭で見るより、ずっとイイわけで、
好みで、バイザーを、弄ってみるくらいの、小加工で、素敵なミニチュアATが、できあがります。

今回は、毎度の加工に合わせて、展開、収納時に、節操が無いDFガンに、真鍮線うって、固定しやすくしたのと、
トランプルリガーのエンジンが展開時に「ひっかかる」ので、長穴ステーを、加工しときました。

あとね、ターボカスタムにも、おなじ泣きがはいるんですが、腰の装甲に、22式のマガジンを、吊るすと、
脇に増設した武装と干渉して、身動きがとれず、スカポンタンに・・・・・・

まーこれは大河原先生の犯罪なのですが、「なんとなく両立する試案」として、
「脇の武装から」、薄いゴムシートで、マガジンを吊るしてます。

まいどこの辺がじゃなくさいので、脇の武装つけるときは、22のマガジンは吊らないことにしてたんですが、
なんとなく、アクショントイらしい解決かなと。

塗装も、スタンダートな、グリーン

「久しぶりに組むと、ちいさいな!!!!!!」




@@お勧め
映画「アンノウン」を観てきました。

アクションに耐える熟年親父 リーアム=ニーソンの新作<この人の出る映画、個人的に好きです・・・

で、「UNKOWN アンノウン」ね、

「今年(いやここしばらく)観た映画で、一番よかったかも」

個人的に、ツーリストよりずっと、面白かった。

アクション、ミステリー、サスペンス、どれをとっても、十二分。
「誰かに勧めたくなる映画」でした。

もはや、「カリビアン」のCMが、横行しはじめてるので、
アンノウンのCMなんか、お目にかかれなくなると思いますが、ココで観たのも何か縁だとおもって、是非観てあげてほしい・・・・・・・・

地味なタイトルなんで、忘れちゃうかもしれないけど、映画館いく癖がない人も、DVDでたら、借りてでも観て欲しいですよ。

宇宙翔る夢

2010-06-21 14:51:29 | ボトムズ(模型とか嘘設定とか)
そういえば、展示会初出の、品物も数点あったりします。

たとえばこれ、「ツヴァーク SA(スペースアサルト)」
以前に組んだ、イベント品の1/35ツヴァークを、仕上げなおしたもんですが、
専用の航宙用ラウンドムーバーを、拵えてみました。

機動装備の、ほぼ全てをオプションに頼るL級ATには、当然、空間戦闘用の装備も想定されてたと思います。

通常のATと同等以上の機動力を発生しながら、戦闘POD並みの容積しかないツヴァークは、思いのほか、高い戦闘力を発生するんではないでしょうか。

とりあえず、ギルガメス系デザインとしてラウンドムーバーを想像してみましたよ。

可動式の、スラスターフレームと、突撃用エンジンの組み合わせで、火力に拡張性をもつATの有用性をそのまま、宇宙戦闘艇以上の機動力を発生する感じ。

人工天体から、H級ドッグと一緒に、改修された図面で、組み立てられて、
メルキア特殊部隊で試験運用されてるようなイメージのお色でぬってみました。
<次期主力候補のATH-12と違って、やっぱし特殊部隊での運用に向いてるとおもうんだ!

ちなみに、ラウンドムーバーユニットは、取り外し可能にしてあるので、
ほかにも、いろんな機動オプションをこしらえて、装着できる余地がのこっております。

渡河装備とか、水中機動装備とか、けっこう夢の広がるATなんで、
やっぱし、どっかからプラキットをリリースしてほしい・・・そんなかんじのはなし

ブラッディ ドワーフ

2010-05-19 11:04:47 | ボトムズ(模型とか嘘設定とか)
いろいろと、今まで作った品物の、修理とか手直しもやってます。
当然もうちょっとで出来上がるやつは、仕上げきりたいわけでして・・・・・・・・・・

たとえば、このMOクラフト製の1/48ツヴァーク

固定モデルだったのに、ボールジョイントを組み込んで、一旦組んでたのですが、
ヒジの可動とか、オミットしてたぶん、二重関節を組んで、
オリジナルの滑走ユニットをこしらえたあたりで、ほっちゃらけの島

せっかくなので、続きを・・・・・・

滑走機は、ソリと複帯を組みあわせた、「サンドトリッパー」とは別の、複帯駆動方式として、
整地、不正地問わず、どこでも、安定して走破出来る雰囲気にしてみました。

あと、オプションとして、腰に、ロケットエンジンブロックを装着。
加速補助が、目的ですが、この状態で、ソリを履かせたら、ドッグキャリアー並みのスピードがでるんじゃないかなってかんじ
<プロペラントの加減で、航続距離は少なめだけど・・・・・・

腰のSAMポッドを含めて、すべての装備は、付けはずし出来るようにしております。

ってかぁ、ツヴァークは、9式とは、違った、適応オプションをいろいろ考えるベース素材として、
非常に、可能性があるので、どんなスケールでもいいので、リーズナブルで、何時でも買えるKITを発売して欲しいです。

事キット化に関して、タカラには、もはや、期待できないので、
WAVEとかで、1/35 3000円くらいで、発売してもらえんだろうか!!!!!!!!

スタンディングトータスよりは、売れるとおもうんだけどなぁ・・・・・・・・

ま、それはいいとして、お色の方は、秘密結社制式カラーではなく、メルキア空挺団みたいな、特務部隊で使用する、
他のAT部隊と、充分判別できるカラーとしました。

あーーーそうだねぇ・・・プロっぽい印象があるATなんで、
そのまんま、パラシュート装備&メルキアンパープルで、固めた、ツヴァークとかも、おもしろそう。

やっぱ、入手困難な、MOのガレキとか、クラウンのちっこい1/60に頼らず、お手軽に、加工できるキットが欲しいな。