原発事故を想定 いわきで防災訓練
2015年02月01日 讀賣新聞
住民の放射性物質の付着状況を検査する訓練も行われた(31日、いわき市立四倉小学校で)
いわき市は31日、原発事故を想定して住民が避難する防災訓練を初めて実施し、警察や消防、自衛隊など約270人が参加した。
車を運転して避難するのが困難な高齢者や障害者らを移動させる際の課題を探るのが目的。一部が東京電力福島第一原発から30キロ圏内にある同市久之浜・大久地区の住民68人は、一時集合場所となる久之浜第一小学校に集まった後、市外の避難先に見立てた四倉小学校にバスで移動した。同校の体育館では、市職員が住民の被曝
ひばく
状況を調べる訓練も行われた。
訓練に参加した遠藤順子さん(77)は「事故が起きたら一緒に避難することになっている近所の人と動けた。安心につながる」と話した。
2015年02月01日 讀賣新聞
住民の放射性物質の付着状況を検査する訓練も行われた(31日、いわき市立四倉小学校で)
いわき市は31日、原発事故を想定して住民が避難する防災訓練を初めて実施し、警察や消防、自衛隊など約270人が参加した。
車を運転して避難するのが困難な高齢者や障害者らを移動させる際の課題を探るのが目的。一部が東京電力福島第一原発から30キロ圏内にある同市久之浜・大久地区の住民68人は、一時集合場所となる久之浜第一小学校に集まった後、市外の避難先に見立てた四倉小学校にバスで移動した。同校の体育館では、市職員が住民の被曝
ひばく
状況を調べる訓練も行われた。
訓練に参加した遠藤順子さん(77)は「事故が起きたら一緒に避難することになっている近所の人と動けた。安心につながる」と話した。