大川原有重 春夏秋冬

人は泣きながら生まれ幸せになる為に人間関係の修行をする。様々な思い出、経験、感動をスーツケースに入れ旅立つんだね

トレンチ埋め立ての遅れ 凍土壁への影響懸念

2015-02-10 15:00:00 | 原子力関係
トレンチ埋め立ての遅れ 凍土壁への影響懸念
2月10日 4時32分 NHK


東京電力は、福島第一原子力発電所で高濃度の汚染水が流れ込んでいる「トレンチ」と呼ばれるトンネルの埋め立て作業が、当初の計画より半月遅れるとする計画を原子力規制委員会に示しました。
汚染水対策の柱とされる「凍土壁」の建設への影響が懸念されますが、東京電力は「どの程度影響があるかは分からない」としています。

福島第一原発の建屋から「トレンチ」に流れ込んでいる高濃度の汚染水について、東京電力は当初、一部を凍らせて流れをせき止めたうえで抜き取る計画でした。
しかし汚染水が十分に凍らず、その後、汚染水を抜き取りながらセメントを流し込んでトレンチを埋め立てる方法に切り替えましたが、セメントに隙間ができてしまい、汚染水の流れを完全に遮断できていません。
9日開かれた原子力規制委員会の会合で、東京電力は、まだ埋め立てていないトレンチと建屋との接続部を塞げば汚染水を遮断できるとしたうえで、この部分の埋め立てを当初の計画より半月遅らせて今月下旬からとする計画を示しました。
これに対して規制委員会は、引き続き調査が必要な一部を除き、東京電力の計画を了承しました。
トレンチの対策の遅れは、汚染水対策の柱とされる「凍土壁」の建設にも影響することが懸念されていますが、すでに凍土壁の建設は作業員の死亡事故の影響で2週間から1か月程度遅れる見通しとなっています。
東京電力は今回の遅れがさらに凍土壁に影響するかどうかについて、「工程を精査中で、どの程度影響があるかは分からない」としています。

重曹で体内のセシウムを除去できるかもしれない

2015-02-10 14:08:42 | 原子力関係
重曹で体内のセシウムを除去できるかもしれない

健康

母が胃が痛いというので、1gの重曹を入れた薬包を与えていたら、水に重曹を溶かして飲んだら便通も良くなったという。夜寝る前に飲むと便秘が治るようだ。重曹について調べてみると、重曹には便秘を解消する効果もあることが分かった。

さらに、放射能の除去効果について調べてみた。重曹は洗剤にも使えるので、体内の放射性物質も除去できるのか調べてみると、どうやらセシウムやストロンチウムを重曹が吸着するらしい、そう考えると、重曹は放射性物質を体内から除去するのにも使えそうだ。

 引用:重曹に詳しい方に質問します。 重曹と放射能物質に関して。
 http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1164150826
重曹は水に溶かすと、炭酸イオン、ナトリウムイオンに分離し、炭酸イオンは過飽和になると、CO2(二酸化炭素)として分離していきます。この反応の時に、水に溶けたセシウムイオンやストロンチウムイオンを、炭酸2セシウムや炭酸ストロンチウムとして一部固定化する反応が起こります。しかし、そのまま放置して、炭酸イオンと水中の二酸化炭素濃度が下がってくると、またイオン化して水に溶け込んでしまいます。

私が放射性物質について調べたのは、母が3.11以後、10kgも痩せたからであった。母はとても健康な人で、胃痛や腹痛になったことがない、頭痛にもなったことがない、それだけ腹が丈夫な人だったのだが、去年の11月頃から、みるみる痩せ始めた。それと同時に便秘や下痢に悩まされるようになり、胃痛にもなるようになった。どうやら丈夫だった消化器系がおかしくなったらしい。その結果、栄養が吸収できなくなって痩せたと考えると筋が通る。3.11以後、200日後に症状が出始めているので、放射性物質の蓄積による可能性もあると疑った。
追記(2014.2.14)
この記事を書いた10ヶ月後の2013年8月、母は大腸がんと診断されました。痩せたのはガンを発症したからでした。母と同様の症状のある人は、大腸がん検診を受けて下さい、血液検査では、ガンを正確に診断することは出来ません。大腸がんは、早期発見をしステージ3までならば、5年生存率74%ですが、ステージ4になってしまうと、5年生存率は15%になってしまいます。
 全がん協、生存率
 http://www.gunma-cc.jp/sarukihan/seizonritu/seizonritu.html
早期発見が重要です。母の癌は成長が若干早く、2~3年程度で成長し、ステージ4まで行ってしまいました。もっと早く対処していればと思います

 セシウム137の体内濃縮傾向
 引用:ユーリ・バンダジェフスキー氏によるセシウムの臓器集積に関する研究と食品の基準値
 
 セシウム137が200日後に100倍に濃縮されていくのがわかる。
 (生物学的半減期100日の場合)

というのも母はアロエが好きでよく食べていたのだが、セシウムは植物の葉の部分に溜まることが解っていたので、そこから考えて、アロエから入ってきたと思った。自分は食べるのをやめろと何回も言ったのだが言うことを聞く人ではなかったので、食べ続けた。しかし、体の調子が悪くなってから、それがこたえたらしくアロエを食べるのをやめた。(しかし、食べるのをやめても症状の悪化が止まっただけで、症状は続いた)

私もあまり強く言わなかった。なぜかというと、文部科学省の飛行機からの放射性物質の調査では東京は、1万ベクレル/�以下という事だったので、それが植物に移行することは限定的かもしれないと考えていたからだ。しかし、東京の土を検査したネットの情報を見ると、その3~7倍程度有ることが分かり、去年の12月辺りから、放射性物質への対応をより厳しくした。これはなぜかというと、計測方法に問題があるのだ。放射線には、α線、β線、γ線とあるが、それぞれに到達距離が違う。この距離の違いによって計測できる線種が違ってくるのだ。

 放射線の種類による空中における到達距離(セシウム137はγ線とβ線を出す)
 
 資料:1-1 外部被曝 放射線源・空中の到達距離.pdf
 放射線の危険性は、距離の自乗に反比例する。近ければ近いほど危険である。
 
γ線は長距離まで飛ぶが、体への影響は比較的少ない
 (エネルギーが少なく、大半が体を通過してしまう)
β線の到達距離は1m、最大10m、体への害は中位
 (子供は身体が小さいから地面から受けるβ線も考慮するべき)
α線の到達距離は4.5cm程度、体に入ると非常に危険
 (到達距離は短いが、身体に入ると非常に危険)

上空から計測すると、到達距離の長いγ線は計測できるが、到達距離の短いβ線やα線は計測できない、その結果、空中から計測した文部科学省のデータと実際に土を検査した時のデータが食い違ってしまうのだ。このデータを見て、私は考えを改めた、東京でも実際に3万ベクレルとか、5万ベクレルとか、そういうデータが出て、しかも母が下痢などの放射性物質による障害のような症状を起こし、それが放射能が体に蓄積し、1日摂取量の100倍まで濃縮されるタイミングで起こった事、そして、以前はそんなことは全くない人であったことから考えると、放射能の影響を疑わざる負えなかった。実際に原爆を体験した医師の肥田先生も半年後(去年の秋)に下痢症状に悩まされる人が出てくると聞いていたので、放射能の可能性をより強く意識した。

 被曝医師・肥田舜太郎さんが語る『真実の原子力』(25分53秒)
 
 【書き出し】http://d.hatena.ne.jp/skymouse/20110708/1310060792

疑う根拠は数万ベクレル平方メートルもの高濃度の放射能汚染、それを吸収したであろうアロエの葉、それを母が毎日食べていたこと、そして、症状が出始めたのが200日後と100倍に濃縮される時期と重なっていたこと、そして、それが肥田先生の原爆の体験と一致すること。つまり、放射能が体に溜まって、症状が出たと疑うのに十分な量の被曝の可能性が母にはあった。それが重曹を飲むことで便秘や下痢の症状が改善されたので、重曹はもしかしたら、放射能を除去してくれるかもしれないと考えたというわけ、重曹にはセシウムやストロンチウムを吸着する働きがあるというから、それを飲み続ければ、母の体に入った放射性物質を除去できるかもしれないと考えたというわけだ。

というわけで、重曹の紹介
注意:重曹は飲み過ぎると胃酸が増えてしまうので、過剰に飲むのは控えた方がいい。

高浜原発再稼働、同意手続きの焦点 知事「政府の確固たる意見」が条件

2015-02-10 14:00:00 | 原子力関係
高浜原発再稼働、同意手続きの焦点 知事「政府の確固たる意見」が条件
(2015年2月7日午前7時10分)福井新聞


規制委が新規制基準に適合していると結論付けた審査書を来週にも決定する関西電力高浜原発3、4号機(福井県高浜町)。決定後は政府の再稼働要請や地元の同意手続きが焦点となる=2014年11月(本社ヘリから中野克規撮影)



 原子力規制委員会は、安全審査が進む関西電力高浜原発3、4号機(福井県高浜町)について、来週にも新規制基準に適合していると結論付けた審査書を正式決定し、次の焦点は再稼働に向けた地元の同意手続きになる。立地の高浜町は3月定例町会を含め年度内の判断を念頭に置く一方、西川知事は残る審査結果を踏まえ「全体として判断しなければならない」と慎重姿勢だ。知事は政府に対し原発の必要性について国民の理解を得るよう強く求めており、政府がいつ、どのような形で福井県に再稼働の要請をするかがポイントになりそうだ。

 ■知事の“条件”

 先行する九州電力川内(せんだい)原発(鹿児島県)の同意手続きをみると、昨年7月に規制委が審査書案を了承した後、知事が政府に対し再稼働の必要性を文書で地元に明示するよう要請。9月に規制委が審査書を正式決定した2日後に経済産業省資源エネルギー庁長官が同県を訪れ、再稼働の推進方針を伝える経産相の文書を手渡した。その後、住民説明会などを経て、宮沢洋一経産相が11月3日に訪れて直接要請、知事は同7日に同意した。

 政府はこの“鹿児島県モデル”を基本に、高浜の場合も審査書が決定すれば「安全性が確認された原発は再稼働を進める」として、粛々と地元の同意手続きを進めたい考えがあるとみられる。

 ただ、西川知事は現段階で政府の原発に対する姿勢が不十分とみており、「原子力を中心とした政府の確固たる意見」が表明されなければ再稼働の同意手続きは難しいとの認識だ。

 昨年12月にも宮沢経産相に▽政府が前面に立って原発の必要性を国民に強く訴える▽東京電力福島第1原発事故の教訓を踏まえた事故制圧体制や防災体制の強化―などを要請。知事はこれらを再稼働の“条件”として考えているとみられ、政府が今後どのタイミングで地元に要請し、知事の求めにどう回答するかが焦点となる。

 ■町会3月判断も

 地元の同意手続きの日程も読めない。

 高浜町会の的場輝夫議長は「審査書が正式決定された後、国から(再稼働の)協力要請があった段階で議論する」と強調する。

 町会は4月の統一地方選で改選を迎えるが、「同意の判断は今の議員で行うのが責任」との考え。「基本的に県のスケジュールに合わせるつもりはない」とのスタンスだが、「国へ要望を伝えて回答を得るなど、諸条件が整わなければ判断できない」とずれ込む可能性も示唆した。

 野瀬豊町長は、鹿児島県が行ったような住民説明会は開かず審査書の内容をまとめたビデオ作成し、町民に視聴してもらった上で「声を聞いた上で判断する」とする。ビデオ作成は2月いっぱいかかる見通しで「3月定例会で結論を出すのは難しい可能性が出てきた」とも話す。ただ現在の町議で議論してもらい、判断する姿勢は崩していない。

 一方、知事は審査書の決定だけではなく、その後の工事計画や保安規定の認可手続きの審査を踏まえて判断する必要があるとしている。年度内にすべての審査が終わるのは厳しいとみられ、4月の知事選を前に判断する環境にならない可能性が高い。

 同じく改選を迎える県会も18日に開会する2月定例会で地元判断に関する議論に入るのは難しいそうだ。鹿児島県が同意してから約3カ月たっても川内原発の審査終了や再稼働の見通しが見えないこともあり、自民党県政会のある県議は「急ぐ必要はない。統一選後になるのではないか」との見方を示した。

「西日本の原発から放射能が噴き出れば、フクシマ以上の危機が襲来! 台風で『死の灰』が日本全土を覆う」

2015-02-10 13:21:37 | 原子力関係
2014/02/22
「西日本の原発から放射能が噴き出れば、フクシマ以上の危機が襲来! 台風で『死の灰』が日本全土を覆う」

「福島原発事故は最悪の事態ではない」──。

 2013年8月18日(日)19時から、横浜市中区の横浜市開港記念会館で「3.11DAYS行動する会シンポジウム『もうがまんできない』」が行われ、藤田祐幸氏(物理学者)は、こう強調した。集まった市民らは、この反語的な議論に息をのみ、広瀬隆氏ら脱原発論者による、参院選での自民党圧勝を背景に高まる原発推進ムードに異を唱える「再稼動反対」の主張に拍手を送った。

■出席者

司会 広瀬隆氏(作家)
大信田尚一郎氏(三陸の海を放射能から守る岩手の会、元教員)/特別出演 山本太郎氏(参議院議員)/秋山豊寛氏(元TBS記者、元宇宙飛行士、農家)/相沢一正氏(茨城県東海村村議)/矢部忠夫氏(新潟県柏崎市議)/田中三彦氏(元原子炉設計者、元国会事故調査委員会委員)/中嶌哲演氏(原発設置反対小浜市民の会、明通寺住職)/広河隆一氏(DAYS JAPAN編集長)/藤田祐幸氏(物理学者)

■主催 DAYS JAPAN/3.11DAYS行動する会(詳細)

 「この7月25日に、ゴーストタウン化した福島の立ち入り禁止区域を調査した」。司会の広瀬隆氏(作家)は、その折に知り得た、放射能汚染の深刻な実態の報告を随所に織り交ぜながら、シンポジウムの舵を取った。

 トップバッターの大信田尚一郎氏(三陸の海を放射能から守る岩手の会)は、新聞『天恵の海』の発行を通じて六ヶ所再処理工場(青森県)と停止中である東海再処理工場(茨城県)の危険性を訴え続けている。

「六ヶ所工場には3000トンのプールがあるが、すでに高レベルの放射性廃液で満杯。必死になって冷却し続けている状況だ」とし、「地震や津波で同工場の冷却用機器が破損した場合、どうするのか」と警鐘を鳴らした。

また、今から30年余り前に旧西ドイツ政府がまとめた、再処理工場に事故が起きた場合の被害を予測するレポートの存在にも触れ、その驚愕の内容を紹介。「日本政府は、原発を再稼動させ、置き場のない核のゴミをさらに増やしていって、一体どうするつもりなのか」と、怒りをこめて力説した。

 「あのドイツも、核のゴミの処分は大ざっぱだった」。この日、特別出演した山本太郎氏(参議院議員)は、広瀬氏と一緒にこの3月に取材した、ドイツの原発事情を報告。

「ドイツは、われわれ反原発派にとって手本のような存在。だが、核のゴミの処理に関しては、断じてそうではなかった」と指摘し、脱原発優等生のドイツでさえ、使用済み核燃料の処理に苦慮している実態を浮き彫りにした。

「ドイツ当局の担当者に(地下水の存在などに照らしながら)『地中処分で本当に大丈夫なのか』と、何度も質問したが、『安全だ』との一点張りだった。埋めたあとはモニタリングを一切しないのに、だ」。

 福島第一原発から32キロメートル地点で、農業を営んでいた秋山豊寛氏(元TBS記者)は現在、京都に避難中。「『東北の食べ物を食べて被災地を支援したい』という声が聞かれるが、東北の食べ物が汚染されていることは確かだ」とし、「先日、岩手県の一関市に出向いたが、あの辺の山菜は食べられないことになっている。また、イノブタも大量発生しているが、これも食べられない」などと説明した。

 そして、「先の参院選、東京では山本太郎氏が当選して、大変なけっこうなこと。京都の選挙区では、『原発の再稼動反対』を明言したのは共産党の倉林明子候補だけ。その倉林候補が当選したのも当然の結果だ」とし、「参院選の結果に落胆している人は大勢いるかもしれないが、反原発という民意は少しずつ前進している」と述べた。

 相沢一正氏(茨城県東海村村議)は「東海第二原発も、東日本大震災に伴う巨大津波が、あと70センチメートル高ければ、全電源を喪失して福島第一原発と同じ結果になっていた可能性がある」と話し、東海第二原発の再稼動に反対する意思を改めて表明した。

その上で、日本原電が同原発で「ベント設備」に着手した件に触れ、「安全対策という視点で、外部に放射能を排出するベントが肯定視されている」と懸念を示した。「かつて、原発推進派は『原子炉を5重の壁で囲んで放射能を封じ込める』と力説していたではないか。彼らの安全思想が転換したというのなら、原発の正否に関する議論を、国民を参加させて行うべきだ」。

 後半は、矢部忠夫氏(新潟県柏崎市議)の話からスタート。2007年7月に起こった中越沖地震の折に、3号機の変圧器に火災が起きた柏崎刈羽原発について、矢部氏は「あの時、絶対に稼動できない原発になったはずなのに、7基のうち4基が再稼動し、その直後に福島の原発事故が発生している。柏崎刈羽原発事故の検証がきちんと行われていれば、フクシマショックは起こり得なかったのではないか」と、厳しい口調で訴えた。

 「東電の最終報告は『福島第一原発1号機の爆発は5階で起きた』としているが、そうではないこと示唆する証言を得た」。かつて、原子力委員会の体質を「『自分たちだけで調べるから外部の人間は見ていろ』という高圧的な態度だ」と表現した田中三彦氏(元国会事故調査委員会委員)は、このように述べた。

田中氏は、1号機の5階と4階をつなぐ、重さが1.5トンある大物搬入口が、「実は閉まっていた」と指摘。「となると、4階がめちゃくちゃになったことに説明がつかない。私は、4階で爆発が起こったとみている」と語り、「福島原発事故の基本的な事実把握すら、未だになされていないのが現実だ」と報告した。

 中嶌哲演氏(原発設置反対小浜市民の会)は「現在稼働中の大飯原発(福井県)3・4号機は、こうしている間にも、大量の『死の灰(放射性廃棄物)』を生成し続けている。原子力規制委員会がいかに論じようと、原発の再稼動は許されるべきことではない」と訴えた。

そして、「『安全な原発』を標榜するのであれば、なぜ東京、神奈川、千葉の海岸部分に原発を設置しなかったのか」と口にし、「福島など、原発立地地域の住民は、この疑問をもっとも強く抱いている」と結んだ。

 その後、このシンポジウムの主催者で『DAYS JAPAN』の編集長、広河隆一氏のあいさつを挟み、藤田祐幸氏(物理学者)が登壇した。

「福島原発事故は、最悪の事態ではない。日本列島の東の外れで起こったからだ」と話す藤田氏。福島第一原発から排出された放射性物質の大部分は、太平洋側へ流れたから、との趣旨で、「もし、伊方原発など、西日本の原発から放射能が噴出すれば話は別。

(台風の進路次第では)放射能が日本全土を覆ってしまう」とした。藤田氏は「われわれは、日本中を居住不能に陥れる危機を、未然に防がねばならない」と語気を強め、「フクシマショックを、最後の原発事故にすることが肝要だ」と力説した。【IWJテキストスタッフ・富田/奥松】

IWJ Independent Web Journal 2013/08/18


<中間貯蔵施設>福島県と町に立ち入り権限…国が安全協定案

2015-02-10 11:00:00 | 原子力関係
<中間貯蔵施設>福島県と町に立ち入り権限…国が安全協定案
毎日新聞 2月9日(月)13時2分配信

 望月義夫環境相は8日、福島県庁を訪れ、東京電力福島第1原発事故に伴う除染で出た汚染土などを保管する中間貯蔵施設(福島県大熊町、双葉町)を巡り、県や両町と結ぶ安全協定案を内堀雅雄知事に提示した。県と両町に施設への立ち入り権限を認め、安全性を確認できないと判断した場合、県と両町は施設の建設や汚染土搬入の停止を求めることができる。

 中間貯蔵施設は地権者との用地交渉が難航して建設のめどが立たないため、環境省は汚染土などを仮置きする「保管場(ほかんば)」を今月3日に着工。東日本大震災から4年となる3月11日までに1回目の搬入を目指しており、望月環境相は安全協定締結について「一日も早い判断を」と求めた。内堀知事は協定案を評価した上で「中身を精査し、地元の意向を踏まえた上で回答する」と述べた。県は汚染土搬入の条件として、施設や輸送面の安全性の確立▽安全協定の締結--など5項目を求めていた。【喜浦遊】

IAEA調査団 きょうから3回目の調査

2015-02-10 10:30:00 | 原子力関係

IAEA調査団 きょうから3回目の調査
日本テレビ系(NNN) 2月9日(月)12時21分配信
 福島第一原発の廃炉に向けた取り組みがどのように行われているかを調べるため、IAEA(=国際原子力機関)の調査団が日本を訪れている。

 今回の調査は、東京電力・福島第一原発で続けられている廃炉に向けた取り組みなどについて、IAEAが継続的に行っているもので、2013年に続き3回目。調査団のレンティッホ団長は調査に先立ち、「長期的な重要な課題は、損傷を受け溶け落ちた核燃料の取り出しだ」とした上で、「汚染水がいまだ非常に大きな課題であることに間違いない」と話した。

 15人の専門家による調査団は、9日から東京電力や資源エネルギー庁などと意見交換を行うほか、11日には福島第一原発を視察し、報告書をまとめる予定。

溶け落ちた核燃料の調査に宇宙線活用

2015-02-10 10:27:56 | 原子力関係
溶け落ちた核燃料の調査に宇宙線活用
2月9日 18時58分NHK


東京電力福島第一原子力発電所では、いまだに溶け落ちた核燃料がどこにあるのか分からないことが、廃炉に向けた大きな課題となっています。
こうしたなか、宇宙から降り注ぐ「素粒子」を使って原子炉建屋を透視し、核燃料の在りかを捜そうという新たな調査が行われることになり、観測装置の設置が始まりました。

福島第一原発では3つの原子炉の核燃料が溶け落ちましたが、極めて高い放射線量に阻まれ、事故から4年近くになる今も、溶け落ちた核燃料がどこにどのような状態であるのか分かっていません。
これに対して今回の調査は、「ミューオン」と呼ばれる素粒子を使って原子炉建屋の外から内部を透視し、核燃料の在りかを突き止めようというものです。
現場の放射線量は建屋の外でも1時間当たり最大で500マイクロシーベルトもあり、防護服を着た作業員が慎重にクレーンを使って1号機の脇に装置を設置しました。ミューオンは、宇宙を飛び交っている「宇宙線」と呼ばれる粒子が大気と衝突して発生し、目には見えませんが、地上には1平方メートル当たり1分間でおよそ1万個が降り注いでいるとされています。さまざまな物質を通り抜ける性質があるため、建屋を通り抜けたミューオンを観測することで、レントゲン写真のように核燃料を映し出すことができると期待されています。
1号機では、ほぼすべての核燃料が溶け落ちているとみられていて、核燃料の在りかについて手がかりがつかめるかが注目されます。
観測には数か月はかかるということで、1号機の調査は10日にもう1台の装置を設置したうえで、ことし3月まで行われるほか、新年度以降、別の方法で2号機の調査も行われることになっています。観測装置を開発した高エネルギー加速器研究機構の高崎史彦名誉教授は、「震災の直後から立ち上がった計画がようやく現場で開始されることになり、原子炉の中に核燃料が残っているかどうかが分かることで廃炉作業に貢献ができると期待している」と話しています。

極めて重要な在りかの把握
福島第一原発の事故では、1号機から3号機までの3つの原子炉の核燃料が溶け落ちました。
国と東京電力の現在の計画では、すべての廃炉が完了するまでに最長で40年かかるとされ、このうち当時運転を止めていた4号機では、去年12月にすべての核燃料が取り出されました。
一方、1号機から3号機まででは溶け落ちた核燃料の取り出しが最大の課題とされ、現在の工程表では、1、2号機が平成32年度から、3号機が平成33年度から始まるとされています。
しかし、強い放射線や爆発で散乱した大量のがれきに阻まれて作業は遅れていて、去年10月、国と東京電力は、1号機からの取り出しを5年遅らせて平成37年度からとする方針を固めるなど、ほかの号機も含めて具体的なめどは立っていません。
中でも廃炉に向けて極めて重要なのが、溶け落ちた核燃料がどこにあるのかを把握することです。
現在の計画では、核燃料から出る極めて強い放射線を遮るため、格納容器を水で満たしたうえで取り出す方針ですが、核燃料の場所によって、どこまで水で満たすかや、どのような設備が必要になるかが大きく変わってしまいます。
しかし事故から4年近くたった今も、格納容器の中の放射線量は1時間当たり数十シーベルトもあるとみられ、人間はもちろんロボットでさえ容易に入れません。
核燃料の場所はシミュレーションによって推定するしかありませんでした。
今回の調査が成功すれば、溶け落ちた核燃料の在りかが初めて分かることになりますが、得られる画像の鮮明さには限界があるため、原子炉の内部がどこまで把握できるのか不安も残されています。
1号機では、ほぼすべての核燃料が溶け落ちているとみられていて、研究グループは「燃料が原子炉に残っていないという情報だけでも分かれば大きな手がかりになる」と話しています。

汚染土搬入の条件5項目、国が福島県に対応説明

2015-02-10 10:00:00 | 原子力関係
汚染土搬入の条件5項目、国が福島県に対応説明
読売新聞 2月9日(月)13時26分配信

 東京電力福島第一原発事故に伴う除染作業で出た汚染土などを一時保管する国の中間貯蔵施設について、望月環境相と竹下復興相は8日、福島県庁で内堀雅雄知事に対し、施設が建設される同県双葉、大熊両町と県が搬入開始の条件として国に求めていた5項目について、交付金を予算化したことなど対応状況を説明し、早期の受け入れを要請した。

 内堀知事は、「地元自治体と協議し、精査した上で判断したい」と述べた。環境省は東日本大震災から丸4年となる3月11日までの搬入開始を目指している。

 交付金は被災地の生活再建や地域振興に活用できるもので、望月環境相らはこのほか、搬入の輸送計画などを改めて報告。また、施設での異常発生時に地元自治体が立ち入り調査をしたり、施設建設や搬入の中止を求めたりできる内容の安全協定案なども示した。

Tokyo elementary school conceals contamination situation

2015-02-10 09:19:55 | 原子力関係
Tokyo elementary school conceals contamination situation

April 2, 2012
Elementary schools in Tokyo are concealing the actual contamination situation to parents and decontaminate secretly.

Arakawa ku in Tokyo refused to conduct radiation measurement for 8 months from 311 to early November to say it’s all safe.

They finally measured radiation level in the early November and measured 6.46 μSv/h in an elementary school.

From other places, they also measured high level of radiation such as 3.04 μSv/h from sand pit or 2.57 μSv/h from gutter etc..

Children were let play in extremely radioactive place and touch highly contaminated sand and soil for 8 months.

Additionally, Arakawa local government published the data only on the web and decontaminated secretly.

At the place where they measured 4.45μSv/h, the school staff removed all the soil but the radiation level didn’t get decreased. In the end, they had to pave the place with concrete, but it was all done secretly, parents were not informed of.


Iori Mochizuki