今日は季節を感じる日だ。二十四節気の一つ「大寒」。
冷気が極まって寒さが募る時期と言うことだ。
この頃になると、生前、元気な頃の母は近所の人たちと味噌の仕込みを一緒にやったものだ。
我が家の場合は、ナカエと言う普段生活している方と違い、表の方の田の字型の部屋の一室が畳を敷かない板敷になっている部屋があった。そこに直径は一間ほども有ったかもしれないバラと呼ぶ竹製の器があり、それに味噌の元になる大豆など蒸したのを仕込むのだった。
当時のこと、使わなくなった布団などを被せて、やがて麹が働いて温もってきたら花が咲いたと言ったか出来たと言ったかで味噌ができる。後は時間をかけるだけだったと思う。
子供のころのことで、記憶があいまいかも知れない。
自分が主婦になってから、島の味噌グループの人たちは村の施設で作っていたが、同じ方法だった。だが、私は参加してなくて工程を詳しく知らない。
大寒と言うことで、そんなことを思い出した。
大寒には、大寒卵と言って大寒の日に生まれた卵を食べると健康になる!ともいわれるようで、鶏たちも寒さの為、栄養を蓄えようとするので、この時期の卵は縁起物だそうな。
こんなことを思い出したり、聞いたりした今日の一日だった。
ではまた、お会いしましょう