老いてなお 生き生きと しなやかに しっとりと

老いても老いずの風情で、しかしその歳らしく、しっとりとした趣を醸しだせる女性でありたい。後期高齢者の仲間入りを受け入れて

天気は雨。わが心も雨。

2019-05-20 20:32:07 | 日記

面白くない私の今日の日記です。コメント欄も閉めています。

一昨日、昨日と「宇宙ステーションきぼう」が見えるはずだったが、生憎のお天気で残念だった。

残念の思いは、何となく元気をなくして今日はやる気が生まれない。

しかも朝、出会った人は私が挨拶しても、返さない。どういう気がしてるのか、何時もそんな感じの人である。

何か私が気に入らぬことを言ったことがあるか、気に入らぬことをしたことがあるか、考えてみても思い当たらない。

一人で、勝手にそんな態度を取っている。朝から気分が滅入った。

いっそ、聞いてみようかとさえ思うが、聞いたらお終いである。漱石の草枕を思い出す。

山路を登りながらこう考えた。智に働けば角が立つ。情に棹させば流される。意地を通せば窮屈だ。とかくに人の世は住みにくい。

住みにくさが高じると、安いところへ引っ越したくなる。何処へ越しても住みにくいと悟ったとき、詩が生まれて、絵ができる。

そんな気になる。

人の世を作ったのは神でもなければ鬼でもない。やはり向こう三軒両隣にちらちらするただの人である。ただの人が作った人の世が住みにくいからとて越す国はあるまい。あれば人でなしの国に行くばかりだ。人でなしの国は人の世よりも住みにくかろう。

やはり、此処で我慢して生きねばならないか。

今日の天気のように、心の晴れぬ一日であった。

ではまた、お会いしましょう

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