お寺ふぁん

写真撮ってきたから見て~♪ 程度の記事書いてま~す!

祇園祭山鉾巡行 建仁寺

2011-07-18 | 日記

 

 天候よし! では京都烏丸ですね。

 阪急十三乗り換えで烏丸、”立ちかな~?”・・・あたりでした。残念

 

 7時40分頃”臨戦態勢”、まだ長刀鉾も主役ではありません。 通りの横っちょに張り付いています。 車も普通に走っています。

 

 今回は、稚児が結界を切るシーンを見たいと思います。

 警備の警官にその場所を聞いて待機します。 KBS(京都放送)もいます。

 

 巡行の邪魔になる信号や標識が片付けられて緊張感が増してきます。

 

 警備の警官も非常特殊装備装着で気合です。 暑いですからね~

 

 

 関西のおばはんが、それこそ股ぐらさぐるような感じで割り込んできます。

 ばかやろ~立場逆ならこっちは痴漢扱いだぞ・・・たく!

 な、なんと・・・割り込んだだけじゃなく、”○○さんここ、ここ”とお仲間さんまで呼び込んでいます。せんまい場所なのに・・・ 勝てんな~

 そしてつらい現実。 ここは結界を切る場所ではない~い・・・

 

 ついに長刀鉾が”はっし~ん!” すると最前面を占拠していたおばん、もとい皆さんも立ち上がるんですね。 座ってても充分見えるのに・・・腹立つ

 まーいいけど・・・

 しかし、生稚児つまり子供というのは霊力を持つな~と思わせる。

 同じことを大人がやっても・・・

 それと以前見たときだけど、稚児は地面を歩かないんですね。 鉾のはしごを登るにも人の肩です。

 

 

 結界は見られなかったけど、ここはくじ改めの場所でした。

 

 

 

 

 

  勝手に解釈させてもらいます。

 それは。祇園祭は”死”の祭だということ。 メロディー、所作何をとってもみやびの裏で死んでいる。荒ぶる悪鬼を鎮めることが起こりということから勇壮なものより、この死の方がふさわしいのだろう。”生”では悪鬼に対抗できない。

 くじあらため。 別にどうということではない。引いたくじの現物確認だから、おもむろに”ホレ!”と見せれば済みそうなものだが、完全に型にはめられており、その様式美が目を引かせる。

 まるで能である。 くじを見せる役は幽霊役みたいなもの。表情などあってはならない。

 どういう所作が正しいのか知らないが、うーんと思わせる人もいるし、まだまだという子もいる。 見物客が玄人ばかりとは思えないが、歓声の大きさが見分ける。

 しかし、事件が起きた。

 この山である。

 

 なんとくじの入った箱のふたをとり、くじを示したところ、ときならぬ風でくじが吹き飛んでしまったのである。

 えらいな~ この役の人は~立派に死んで見せていた。 自らは動じることなく空の文箱を示していた。周りの役員が拾って文箱に入れ直して継続・・・

 子供が担っていることも多いので大人でよかったな~ と、一緒か?

 

 山鉾巡行を現場で見ると、以前見た感想を思い出してきます。

 長刀鉾と一番目の山は、たいしたもんだと思います。

 しかし、それ以外の山鉾は”その他大勢”とでも自覚していて、やる気ないのかなと見えるシーンがしばしばあるんですね。 だらだらやってるんだったらもう帰れ~! てな感じのやつですね。

 例えば、山鉾に先行する錫杖や竹を割った道具。 ふてくされてだらしなく引っ張っているだけというのがいるんですよね。 引っ張っては地を突き、二人の音が調和して不思議な感覚を醸す、その繰り返し。 知っているわけじゃないけど見ていてわかるという範囲で非常に重要な役割だと思うんですけどね・・・

 ”ゼニ取ってるわけやおへんし、見に来てとも言いしておへんえ~”とでも言うのかな?

 確かに私は勝手に見に行きました。

 

 岸和田だんじりだったらありえないことです。 岸和田は生死かかってますからね。

 岸和田はスカーツとして帰れますが、山鉾巡行は来て良かったというプラス、なんだだらけてというマイナス、それを加えてやっぱりプラスというところでしょうかね。

 

 

 人混にも負けるし、もう帰ろうかと思うところですが、こんな祭一色のときは空いているかもとほど近い建仁寺に寄ることにします。

 経路の花見小路です。

 電柱とテレビアンテナがないということは景色をすっきりさせますね。少し見えてますが・・・

 

 涼やかですね。 参拝客からも口々に聞こえてきます。

 

 紅葉でこの景色というのもいいでしょうね。

 

 

 

 

 

 

 これを見るには少し感想があります。

 拝観料を払う建物と別の建物にあるのですが、通路が車路を横切るようになっていて機械仕掛けの扉があります。 内側からしか開きません。ただ見防止ですね。

 宗教施設、禅の現場なのになにかすっきりしません。そのまま使うとして開いているとき、つまり人が車路を横断するとき車に対し”注意”とか点灯させるようにしたらどうなんでしょうか。

 偽装でかえって悪質ですかね。

 

 

 

 

 摩利支天の塔頭です。桔梗が咲いています。

 

 摩利支天は亥歳の守り神だそうです。

 

 四条河原町までの帰路で涼発見。

 

 生命の瞬間にも出会いました。 もう昼時、すでに”失敗”しているのかもしれません。

 

 ここでも涼。 京都で出会う涼は貴重です。

 

 河原町駅前まで来ると岩戸山? が辻回し中でした。

 辻回しは見せものでしょうからともかくも、小学校の高学年以上はだらだら参加を考えないといけないかもしれませんね・・・祭の本質を理解して・・・地が鎮まりません。

 

 暑いから無理? さ~ビール、ビール!


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