さくら 靖国 千鳥淵
さくらの時期に咲く花は何かかわいそうな気がします。
十分な鑑賞価値があるのに・・・
ともあれ、さくら。
私的には、枝が見えず樹形そのものが膨らんで大きく見える、そして花吹雪、それがさくらだと思うんですが、明日日曜は雨とのことで・・・
少しだけ早いんですね。
これも小粒ながら美しいです。
春を実感しますね。
花を愛でるのはインターナショナル。
たまねぎはまだ花に包まれていません。もう少しですね。
この経路で進むと”あの神社”に来ます。
ここが政界人が参拝するととにかくもめる靖国ですね。
平和です。お囃子をやってました。
そして遊就館。 これまで来たことはありません。
稀代の名機、零戦です。
良く言えば贅肉ゼロ、悪しく言えば機能のすべてを攻撃に特化させた凶悪(獰猛)機。
しかし、工業力の無さ、もちろん遮断も含むでしょうが、”凶悪”を継続することはできず、人名軽視による搭乗員技量低下もあってひ弱な戦闘機になってしまいました。
ともかくも緒戦の大成功が後継機の着手を遅らせてしまったとか・・・
ゆっくり見たわけではないのですが、なにかここの展示は戦争礼賛、好戦的な印象を受けました。
庶民の目線が薄いのです。
私だって攻められて、”どうぞ”ということはないと思います。
むしろ丸腰のやさ男が”平和にね、平和にね・・・” と言ったところで発言の重さは無いと思います。
平和の裏付けとして背景は必要だと思うのです。
展示の中でグッと来るものがありました。
朽ちた装備品、ちゃちな戦車、空母信濃などの被弾や斬り込み隊訣別の絵画。
それと夥しい数の”神”(遺影展示) 若かったでしょうね。
これが現実だ・・
兵は動かすためにあらず。
ただし、常に装備を見直し、精強に調練すべし。
そういう思いがあります。
しかし、兵は調練だけではなく、実際に動かしてみないと真価がわかりません。
最近きな臭い風が吹いているように思います。
はずみによる実際の発動と軍事行使に対する安易な支持は、絶対禁物ですね。
ご紋章。
国際環境はどう動いていくのでしょうか・・
日曜の朝、雨。