英彦山
三彦山・・・北から弥彦山、雪彦山、そしてこの福岡・英彦山
行ってきました。雪彦よりアクセスは楽です。
飯塚から見える奇妙な山容、どうしても霊力のありそうな・・・
待っていなさい・・じゃがばた頭・・と強がってみます。今日はとてもいい天気です。
荒々しい山波、一方で大宰府側の山は優美です。・・・などと言いながら山域に・・・
ナヴィの指示は旧道です。せま~!くねくねだし・・・
山に入ってきてしまったからなのか、あの山容が見えません。青年の家に行ってみましたがここもどうということもありません。
帰ろうかと思いますが、もう少し進んでみます。
らしい・・・場所に出ました。
”でか頭”も見えています。
険しいです。
神域に入ります。
大自然において水の生まれている場所のようです。
冷たく、きびしささえあります。 筑豊の大河遠賀川もこの辺の”生まれ”のようです。
神木を見上げます。
磐の中に神殿があるようです。
屹立した岩峰を背景にしています。
”おお頭”は杉のお前立ちのためよく見えません。
随分と脚の長いクモが」います。 第何番目かの使徒みたいです。
堪能しました。
帰ろうと思いますが、案内看板が見えるのでそこまで行ってみます。
「望雲台」という所まで10分くらいで行けそうそうです。
周りはみんな山姿をしています。普段着の私ですが、ここまで行ってみましょう。
途中の逆鉾岩です。特に硬い部分が侵食に耐え残った姿でしょう。
杉が美しいです。・・・花粉さえなければ・・・
次つぎに岩峰が現れます。
ややや・・・鎖場出現。
登り切ると眺望を得ますが・・・
足を滑らすと・・・命は無さそうです。
非日常世界ですね。
右の尾根が目指す場所のようです。
雲上世界。
鎖場を登って到着のようです。
到着・・・げげげ~
なんと痩せた尾根。
「馬の背」などというものではなく、「太刀魚の背」または「カミソリの刃」とでもいうところでしょう。 足がすくみます((;゜Д゜)))ガクガクブルブル
目前に”おお頭”が見えています。 もう飛んでいるような感覚ですね。
この幅しかありません。 究極の展望台ですかね?
↓下は怖いし・・・
そろそろ私も降りましょう。
すばらしき展望台にさらば・・・
高い山に遅い陽が上がります。
大げさですが、鎖場を降りると紅葉がとりわけ美しく感じます。生きててよかった(^^;
お宮まで戻ると水がおいしいです。
手袋もなしで鎖場を通り、冷たい水で冷えた手に火も有難いです。
堪能、下山下山 山で息を切らすとほんとに体の中の毒が出て行くような気がします。
「銅(かね)の鳥居」に寄ります。
この配置だと屋根(建物)は神社っぽいですが、お寺です。霊泉寺(りょうせんじ)といい、九州西国霊場一番札所とありました。
花梨が実をつけています。境内に季節の主張が満ちています。
小石原焼きはこの辺で有名な焼き物のようです。
行者杉の入り口の窯元で刺身を盛る皿と徳利を求めます。
私の神戸ナンバーを見てか安くしてくれました。サンキュー
腹が減りました。何か食べないと・・・と何も期待せず入ったお店ですが・・・
まるでこしのない麺、もちもち好きの私としては失格・・・のはずなんですがうまいんです。
何でとればこんなやさしい出汁がとれるんだろう? 食べている途中で撮りました。まー見ればわかりますが・・・(^^
(平23.11.26 好天)