季節はもう雨の予感です。
お寺ふぁんの田舎は天草なんで帰路雲仙岳に立ち寄ってみました。
その前に生き物にとって繁殖の時期でもあるんですね。
随分屋根がにぎやかなんで覗いてみると、ひなちゃんがいました。
カラスがこのごちそうを狙ってそれもにぎやかさの正体でした。
さて、雲仙。
俵山展望台からの有明海です。海岸の有家付近、対岸の天草、宇土がぼやっと見えています。
ここの流しそうめんは水がいいのが一番でしょうか、おいしいです。(1人前400円)
普賢岳(平成新山)すぐそこです。
さらに仁田峠道路を登ると緑が回復してきています。
思えば20年くらい前(私の記憶が正しければですが・・・)、夕刊紙に雲仙の神社付近で白い噴気があがったよ! という記事が出たと思います。
それほど警戒したような記事ではなかったような気がします。
それが一大災害になっていったんですね。 この辺には緑の芽吹く余地はなかったでしょう。
とても高い山に来た感じがします。
樹間に覗く普賢岳です。
もう少し進むとロープウェイです。
山肌をピンクがかった赤が染めています。ミヤマキリシマの見ごろだそうです。
それにしても凶暴な顔つきです。普賢様。
降りてゆっくりしたい衝動をおさえ通過します。
山体は噴火により相当大きくなったようですね。
諫早方面に行くため県道210号を走ります。快適な高原道路です。
しかし、キャンプ場を過ぎるところから一変します。
「昼間点灯してください」と表示が出るような林間道路、幅員も乗用車同士の行き違いができない場所が大半です。
カーブミラーが設置してあります。すると対向車も来るのか(--;
日差しが樹陰でゼブラになって目が疲れます。落ち葉で滑ってブレーキの利きも少々心配です。
さて、戻るべきか? そのまま行くか?
最悪のケースでは行き止まりで戻るハメになるかも・・・道がナヴィにありません。脇の下がじっとりします。久々です。
対向車あり。ホンダのインサイト。
上がってこれるならこのまま行けるという安堵感と比較的道路の広がったところで遭遇してよかったという二つの安堵感を感じます。
二つ目の安堵感はこの次を考えると結構しんどいですが、結局対向車はこの1台だけでした。
諫早で高速に乗ります。
しばらく走ると武雄の御船山が見えたので川登SAに寄ります。
しかし、残念。樹木の陰になって折角の名山は隠れているようです。
この標柱の先に御船山があるんですが・・・
雲仙普賢岳 ミヤマキリシマ