お寺ふぁん

写真撮ってきたから見て~♪ 程度の記事書いてま~す!

若王山無動寺

2010-09-27 | 日記
 かなり以前に社員の葬儀で神戸市北区山田の地を訪れたことがある。
 そのとき三重塔が目にとまったが、近場でもあり“いずれ見に行こう”が無期限延期的になっていた。

 R176を塩瀬あたりで有馬街道に入り、蓬莱峡などをちらっと横見しながら有馬温泉を通り、山田の地に抜けた。


 怪しい記憶のそれらしい位置を地図で探すと「無動寺」がある。
 塔はここに違いないと思ったのだが、見当たらなかった。
 ここまでには手書きの表示があり、“対向車が来たらどうしよう”というような細道にも迷い込んだり・・・多少苦労したのに・・。あの表示はどう進めという意味だったのだろう。

 寺は、なかなか風情があってよかった。
 木々の季節はまだ夏であるが、しっかり秋の気配もあった。
 きっと紅葉も美しいだろう。



青青もみじ


秋の気配


これはハイテク。近づくと蓮葉から手洗い水が出る。当時あったとしたら魔法であっただろう。






藁葺の古寺。



塔を探したかったが、よそ見運転できないし、もう一つの予定、千年家がある。

もっと外れたところにあるのかなと思ったが、住宅地の中にあった。

赤い実のなっている大きな木に迎えられる。


受付のおばあちゃんに聞くと「なつめ」だそうだ。

立派な藁葺家屋である。
往時きっと“お館”とでも呼ばれたものだろう。



しばし、内外



こんな調度も滅多に持てなかっただろう。








ここで実際育った人がいるんだろうか? 古い教科書である。



この板が超高級材。たて引き鋸もカンナも無い時代、チョウナだろうか、そういった道具で板に仕上げたのである。板敷きとして組む順番もあるんだろうなと思う。でこぼこしてしまうだろうから・・・






こちらは模型



予定はここで終わりだが、地図を見ると三木がほど近いので足を伸ばしてみることにする。
城跡に立つ。ここで「干殺し」と呼ばれる大攻囲戦が行われた。
素人だが、なるほど堅城だということは察しがつく構えである。




 これを効果的に攻略するには兵糧攻めが一番というのはわかるが、それができる武将というのは限りがあるだろう。厚く囲まないと突破されてしまうし、厚く囲むこと自体が自身の兵糧代が嵩んで長続きできない。


 東播の盟主で反織田(羽柴)親毛利の三木城主別所氏の隠れ糧道が花隈城から山田を通り三木に至る経路。山の中を重い荷を背負って進むのは大変なことだっただろう。
 2.3人で進むなら隠しおおせるだろうが、それでは効果がないので大人数にならざるを得ないだろう。すると目立つ。経路上の基地は秀吉軍によって焼き討ちされている。
 その後もこの糧道は細々と続いたそうであるが、所詮大勢には影響せず、ついに糧尽く。
 三木城の場合、“諸寄り”というそうだが、非戦闘員である領民まで篭城した。
 ただでさえ貴重な糧食、対して“口”が多いのである。
 堅城三木城も飢えには勝てず、別所一族の首と引き換えに解放された。






 もちろん、花隈~三木糧道を辿ることなど考えも及ばないが、縮尺の大きな地図であれば山田からはほぼ沿った経路だったと思う。
 また、後で調べてみると有馬から山田までは、一の谷に向かう義経軍の進路だった可能性もあるようである。
 六甲山系と山陽道の間にも深い歴史があることを改めて知った。













linux

2010-09-18 | 日記
記事を書くのが面倒・・・

というのは、どうもOSの起動時間にいらつく・・・というのがあった気がします。WIN7は軽いと言いますが、それでも起動時間が長い感じ。

linuxは軽い、そういうことでかなり以前に手をつけたことがありましたが、MBRが破壊されてしまい(フェドラコアのバグ)WINDOWSが起動しなくなる苦い経験ありです。
 
 かなり改良されているはず・・・マルチブートしてみました。
 なんといっても”タダ”はありがたやです。
 OSをまるでアプリの感覚で入れたり、抜いたり・・・

 linuxはいわゆる”詰め合わせ”、ディストリビューション(ディストリ)という形で配布されており、アプリも同梱されています。
 アプリなどを管理するのがパッケージ管理というもので、rpmとdebという方式に大別されるようです。
 どれが合うのか、検証中です。


Vine
 国産ディストリらしいです。
 軽量らしいということもあったので是非ともと5.0をインストールしてみました。桜のスタート画面で”国産らしい”です。
 しかし、アップデートしたときにエラーになり、他のアップデートができない状態になってしまい、再インストールしたけど同じエラーが発生。
 残念ながら捨てました。
 つい先日、再度5.1をインストール、以前のエラー(AVAHIの出すエラー)がまた出ましたが、アップデートで改善されているようです。
 現在評価中。パッケージ管理は、RPMです。

PUPPY
 軽さが実感できます。
 しかし、アプリは充実しています。
 日本語版最新は、4.3.1のようですが、英語版は既に5.1.1になっているようです。
 PETという独自形式のパッケージ管理で、うまくいかない場合は非常にむずいになってしまいます。つい最近までプリンタさえ設定できませんでした。
 軽いのにね~

UBUNTU
 一番確かじゃないでしょうか。10.04ltsです。
 軽いです。deb形式。

OPEN SUSE
 11.2をインストールしていましたが、11.3にしたところプリンタが使えなくなりました。
 使い込んでいるわけではないですが、11.2→11.3はかなり大きな変更のようです。RPMです。

SLAX
 描画はきれいですが、どうも使えません。






久安寺 鹿

2010-09-17 | 日記
なんかすごく疲れました。
と、何の脈絡もなく、昔話をします。

どれくらい昔かというと、今年のこういう時期です。


 
手前はまさに麦秋 奥は早乙女です。




お寺は、新緑でした。


日本舞踊の”発表会”? みたいなのをやっている日でした。



実際こんな用途あったんだなと思いながら帰路につきます。


不死王閣を降りて程なくの所です。
成獣の牡鹿・・なぜって股間を見るまでもなく、立派な角
それが道路を横切って自転車の私にまっしぐらに突き進んできたのです。
突然のことで本当に驚きました。うろたえる暇もないくらい・・

鹿君も驚いたでしょう・・・
鹿し、いや、しかし、鹿君の瞳はつぶらで瞬間的な感情は見せづらいようですね。
やはり、白目の分量差でしょうか。


鹿は、植木の畑に大きくはずんで数歩の見事な跳躍で藪に潜っていきました。
休みにはカメラを持ち歩いているのに取り出すこともできませんでした。

ネッシーが出たり、UFOが来てもなかなか写真が撮れない・・・なるほどなと思いました。


おととい池田に行ってきました。場所も違うし夜ですが・・・ふと

それにしても、さわやかな春、初夏だったのにこんなに厳しい夏になるなんて想像できませんでした。


もうすぐもみじ・・・たくさん行きたい・・・


鳥取

2010-09-12 | 日記
鳥取道なる山陽、山陰を結ぶ道路が開通しているということなので走ってみました。

片側一車線の高規格道路です。何より無料というのが(^^)


中国道佐用ICの大阪寄り佐用JCTから入ります。
入ってすぐ、利神(りかん)城が見えています。
関ヶ原の後、”こんな堅固な城、壊してしまえ! 幕府に睨まれたら大変・・・”と城主サイドの人が言ったとか・・・
確かに天空の堅城を思わせます。(石垣が崩れ荒れているそうですが)


一部未通で一般道区間もありますが、尼崎を8時半に出てお昼前に砂丘に着きました。




まー、めし。
民宿(岩戸漁港「網元」)の個室で食べさせてくれます。



この1100円は価値あり。



もう少し足を伸ばして浦富(うらどめ)海岸に寄ります。
とにかく水がきれいです。
何気なく来てみましたが、また来てみたいところです。



ここを登ったところの眺望です。





道路上に展望所(Pあり)があり、ありがたいです。
ゆっくり下りてみたいところです。(寒くない時期に・・・)




原 不動滝

2010-09-07 | 日記
あ~・・・いつまでもあちゅいで中~!
ひさびさ、行くだけで涼しい(だろう)とこめざして中国道山崎ICから29号を北上する不動滝に行ってみました。


滝の入り口に”番所”があって、滝見@200也を見張られています。
この番所の少し手前に不動明王が祀ってあります。



つり橋を渡るころには滝の音がする感じ・・・




この緑は楓、シーズンにはきれいでしょう。





知らない親子が魚を追っています。
水は極めてきれいです。




う~  スズスイ~!


滝見に到着!
だけど額もたき~







滝の対岸 (→滝見台)に大きな倒木、根こそぎ・・・滝のあるよな急傾斜地は怖いな・・





滝をおりてから直接水をさわって涼みます・・・





お風呂に入って(入湯600 靴ロッカー100(戻る)服ロッカー100 →700円)から道の駅まで戻ります。
メニューみて何を食べようか考えていたんだけど・・残念、車停められません。
選択肢無しでお隣のそばをいただきます。
GOOD!

これでまっすぐ帰れれば良い日でしたが、中国道は事故渋滞・・べたどまりはいやだよ~(TT)