お寺ふぁんは、”○○寺に行って来ました~□□の花がきれいでした・・・” という程度の極軽いページです。
しかし、今日で1週間、震災の大きさに多少シリアスな書き込みになります(元が大したことないのでどうってことないんですが・・・(^^;;)
気仙沼市のHPです。
美しい町です。食べものなどもおいしそうで是非行ってみたいと思います。
震災後、何事も無かったようにページが表示されていたのがなんとも”痛かった”ですが、更新されているようです。体制が残っていたということで、少し”ほっ”でしょうか・・・
そのほかの東北の町も一瞬にして失われてしまったのは皆さんご存じのとおりです。
今日は少し早く帰れました。
温かいお風呂に入り、温かい食事をし、温かい布団で休みます。
決して贅沢をしているつもりはありませんが、それだけで何か罪悪感を感じてしまいます。
妻も食欲がわかないと言っています。
地震の映像を見ていると、揺れに対しては建物は強かったように思えます。倒壊までは行っていないというところでしょうか。
その後の津波、スマトラなどの例や日本の痕跡の事情から恐ろしいことは知っていたつもりでしたが、まったく認識が違っていました。
空に向けてとがった三角の波が襲ってきて堤防などを越えた三角の部分が陸地に来るという感覚でしたが、越えた高さの”海”がそのまま押し寄せるという感じですね。
津波というのは、検潮所で○○センチ観測されたといって、堤防近辺でちゃぷちゃぷ・・・
日本の場合、対策をとってあるし大丈夫! 現に被害の大きかった仙台空港周辺など防潮林はあるし、広い水田地帯はあるし、最後堤防の役割を果たす道路があって万全というところでしょうが、大自然の前には人の考える万全など無力なものかと・・・ ”何百年に1回あるかないかのためにスーパー堤防など要るのか!” と仕分けられたようですが、まさか本人が在任中にこんなことになるなんて・・・
一週間が経ち、逞しい住民の姿を映像で見ます。萎えているのに必死に元気ぶっているのが痛いです。
笑って”がんばって”と声をかけたいところですが、それもいまいち・・・
それは原発の不安です。原発こそは人の考えた万全、完璧そのものだったでしょうが、やはり大自然の前には無力でした。
原発は最低限、地震被害の無い所に作られるべきでしょう。すると、その他の事情を勘案するまでもなく、日本に原発の立地ができる場所などあるのでしょうか・・・?
苦難に向け、警察と消防、”暴力装置”がまさに決死の活動を行っています。
こんなに献身的な組織に”暴力装置”などというネーミングをしてしまった人物は、現地に出向いて直接謝罪するとともに一緒に活動をすべきだ・・・と言うのは言いすぎ?
思えば1週間前、”おや、病気かな・・めまいがするような・・・”と思った大阪の揺れが、三陸沖に由来するものだったという驚き・・・
もう、桜も近いというのに大阪までもなおも降る雪・・・
驚き多数ですが、そろそろ元気が必要ですね。
なにできるわけでもなく無責任ですが一言、
”がんばろう東北! がんばろう日本!”