七夕 天の川見えず。
その翌日、新幹線に乗る。 名古屋で在来線大垣行きに乗り換え。

岐阜駅から真近に岐阜城を見る。
あらためてこれは堅固だと思う。 現代なら航空攻撃はあるし、そこそこの火砲で粉砕というところだろうけどね・・・
・・と、今日はそれはどうでもいいこと。
大垣着。 電車乗り換え。

なつかしい光景だな。
向かって右が揖斐線、左が養老線と言ってたみたいだけど、今は両方とも養老線というようだ。
この電車に乗って葬儀場に向かう。 伯母が亡くなった。
この駅以外は、ほとんど無人。 ひょっとするとすべてかもしれない。
切符入れに切符を入れて出場する。 さながら野菜の無人販売所みたいな交通機関だ。
信用で成り立っている。 伯母もそんな人間だった。
寝たきりだったのでそんな心配は実際なかったんだけど、認知が入っていたので悪意なく無賃したかもしれんけどね・・・
山があって裾野があって・・・大きく見れば何も変わらない。 しかし、道路事情や建物などは大きく変わったみたいだね。
いつかは来てしまうんだけど、過去通ったことのある火葬場に今立つことの予想はしてなかったな~
スイッチが入った途端、人は千の風になっていく。 はかないものだ。
大往生だったこと、本人の穏やかな顔、娘、孫の成長が何よりだった。
赤ちゃんが妙齢の娘になる、こりゃ~年もとるわな~・・・と一人ふぉっふぉっふぉっ
帰路、窓を激しく流れる雨。 少し外れると雨なし。 そしてここには富士山があるはず。

最近、新幹線に乗ってもなかなか富士を見ない。