お寺ふぁん

写真撮ってきたから見て~♪ 程度の記事書いてま~す!

そばや

2013-11-10 | グルメ

 俵星玄蕃が ”おー! そばやか~” と歓喜するシーンがある。

 俵星自体が演出人格(演出ね、偽装じゃなくて)なので事実とも言えないだろうけど、江戸とそばやは縁が深かったのだろうなと思う。

 

 北千住。

 その店は、本当に唐突にある。

 こんなところに店があっていいのかというところにある。

 家のような店、というより店のような家の方が適切な感じがする。

 

 ここに行こうと思ってもよほど丁寧な下調べをしないと迷うかもしれない。

 おいらは絶対迷わないけど・・・ なぜならその近くに住んでるから・・

 

 ランチできるか聞くとokとのことなのでそれを頼む。

 カツカツカツという音が聞こえてくる。今そばを切ってくれている。

 ジュー・・チリチリチリ・・・という音もしてくる。かきあげを揚げてくれてるんだろうな。

 時間が長い。大きなかきあげだろう。

 11時半ということもあってか客は自分だけ。

 自分だけのために時間と手間をかけてくれている・・・

 

 

 

 最近こんな蕎麦を食べたかったんだな・・・

 角が立っていておいしいそばだ。十分な量だけどまだ食べられる。うまい。

 奥はかきあげ丼。やはり大きい。ご飯は底の方だからかなりの大きさだ。ちゃんと揚がっている。これもうまい。たれは少し辛め。

 菜漬け、塩がきつくないのがいい。

 蕎麦湯は、どろっとしたのではなく、あっさり。  満腹( ´З`)=3



 ご主人は、荒船山近辺の出身らしい。

 ”(そば食いは)だいぶ年季入ってるんですか?” と聞かれた。聞いてるだけでおいしそうだったから・・と。

 客は店を観察するけど、店もしっかり客を観察してるのかと少々気恥ずかしい・・・

 また行ってみたい。






えび騒動(食材偽装)

2013-11-09 | 日記

 食の国日本で毎日偽装、誤表示ですね。

 

 おいら達のように小市民ドブネズミ派にとってはあんまり関係ない話です。

 だって食べてるのが天然真鯛だったらいいね~ とか松阪牛○☓△国産 とかいうしろもんですからね。

 

 テレビで”どうしてこんなことするんでしょうね?” といったことを聞くことがあります。なんとも・・・

 バカも休み休み言え!とか寝言は寝てから言え!とかぶつけたいもんです。

 わかりきった話でしょう。

 ホントは

 ”最近お客様も安い牛丼なんかばかりに行かれて私どものお店においでいただけませんし、えびも高くなって採算がとれませんのでご提供価格を・・・”と言いたくて言いたくてたまらないんだろうけど、

高級、一流、本物などの看板の都合上、口が裂けても言えん・・これはまさに”胃炎”の状況なんでしょう・・・

 そして結局、なめられたものです。 ”どうせ食ってもわかりゃせんよ・・・”

 

 被害者がいわゆる”お金持ち”だったらざまみろ・・・とうそぶいてみたいところですが、実際にはそうでもない人達でしょうね。

 お金持ちは舌が肥えているので食べればわかります。見た目でもわかるかもしれません。

 本人さんからもオーラが出てて、店も警戒して本物の提供になったかもしれません。

 やはりプチお金持ちがなけなしの金でプチ贅沢して、仮に少し違うと思ったとしても、こんなものかなと看板に騙されてきたのでしょう。

 

 その食の崩壊を嘆いた職人さんが、内部告発したんでしょうね。ここまで広がると思ったかはわかりませんが・・・

 推測があたりということを前提に、今後を考えれば立派なことだったと思います。

 騒動に一応の落ち着きが見えたら、そのときは”本物を提供して行きますから・・” と値上げ値上げとそれへの便乗が怖いです。

 おいら達だってうまいもの食いたいよ~!

 

 この件での無駄話です。

1. えび

  バナメイエビというのが有名になってしまいました。

  彼らの名誉のためにも書きたいですが、彼らあるいは彼女らは決して粗悪品ということではなさそうです。

  車エビは平面に棲息、つまり砂の中にもぐっているという生態なのでどうしても単位面積あたりの収量が落ちる ⇒コスト高

  一方、バナちゃんは立体棲息、つまり水中に泳いでいるので養殖場を深くすれば収量アップできるそうです。しかも病気に強い。

  食味の方も偽装に使われるほどですから ”うみゃい!” となります。

  もちろん、車ちゃんと肩を並べるのは無理でしょう。しかし、決して粗悪ではないのです。

  メニューにも”クルマ”や”芝”と入れていなければオケイ!だったでしょうね。

 

  われら貧乏人だったらオケイです。天然とか伊勢とか書かれていても”んなまさか”と暗黙の了解ができています。

  もし、うまければ、よくこんな食材見つけてきたな・・とむしろ感心でしょう~

 

2. 奈良

  これは少し真剣な話題です。

  奈良には観光客が多いです。しかし、宿泊客は少ないのです。

  原因は観光ご当局の分析では、”温泉あるわけでもないし、何分にも”食”がないので泊まるに能わず!” ということらしいですが、

 行けばすぐ実感できます。

  だからこそ食の名物作りとして地元食材の活用に力を注いだのに・・・その食材が偽装です。

  これは大きな痛手でしょうね。

  再起頑張れと声援したいです。

 

 

  とにかく食は資源を集約したものだし、有限なものです。

  大量残菜など出さないように貧乏して、うまいもの食っていきましょう! という気がします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


耄耋(ぼうてつ)

2013-11-07 | 日記

 母を施設に入れた。

 ”入れるならそのように一言いえばよさそうなものを・・・今日初めて知った。”

 もともと本人も入りたいと言ってきたことである。ましてたやすいことではない。

 ・・・ぼけばあさんである。

 

 ぼけばあさんの入所に際しては、弟(私の叔父)ものぞきに来てくれた。

 ”ここも店仕舞いちゅう(この家も店仕舞いだそうだ)”

 そう言って大粒の涙をぼろっとこぼした。この点はボケてない・・・

 

 ”ちゃんと断れば2、3日くらいだったらいつでも帰ってきていいよ”

 そう告げて、電気、水道、電話も止めないことにした。

 しかし、それも年内である。

 年明けには考えねばなるまい。

 

 寂寥感とも罪悪感とも言えない思いに駆られる。

 兄弟も寝付けなかったと言った。

 

 とうとう生家を誰も住まない空き家にしてしまった。

 

 過疎地の現実、詮なきことである。

 施設に入れたこと、ちゃんと見守ってもらえることに感謝するしかなかろう~(;_;)