大分市美術館で『奇才・ダリ展』が始まっています。
ダリ、と言えば流れ落ちる時計を描いた、なんか変な人という様なぼんやりした印象を持っていました。
今回の展覧会を機会にダリの本を見てみると、生涯で描かれた多くの絵がどれも特異なインパクトがあり、
すごく絵が上手かったことを知り、
生涯愛した妻ガラとの関係のことも興味深かったです。
この展覧会では「神曲」(ダンテ著)や「シュルレアリスムの思い出」など版画作品を中心に、油彩だけではないもうひとつのダリの顔が紹介されています。
上は、今回長崎県美術館からお借りし展示されている油彩画のパンフレット写真です。(海の皮膚を引き上げるヘラクレスがクピドをめざめさせようとするヴィ-ナスにもう少し待って欲しいと頼む)
10月29日まで
大分市美術館