「北谷でもこんなに星が見られるん
ですね」
「私も知りませんでした」
「何してるんですか?」
「チェックインのお客様を待っているん
です。真っ暗なので場所がわからない
と思いまして」
「大変ですね~」
「停電していて他に何もできませんから」
「少しお話ししてても良いですか?」
いつもご利用頂く常連さまですが、
ゆっくりお話しするのは今回が初めて。
星を眺めながら30分近く楽しい会話が
続きました。
長期ご滞在のグループは夕方お仕事から
戻られて
「電気直りました?」
「まだなんです。申し訳ありません」
「電気、ガスはダメでも水は大丈夫です
よね」
「屋上のタンクにポンプで水を送って
いますが、これも止まっているので
いずれ水も出なくなります」
「じゃあ早いもん勝ちだ。急ごう」
他の方が笑いながら
「あんまり使い過ぎんなよ」
「トイレ貸して、トイレ」
「どうぞどうぞ」
「私のこと覚えてる?」
「もちろんです」
住む家を探す間、ホテルを転々とされて
いて、アメリカンにも何度かご宿泊。
「新しい家決まったんだ。すぐそこ」
「そうなんですね。おめでとうございま
す」
「しかも今泊っているホテルで「仕事
何かない?」って聞いたら、フロント
なら、ってことですぐ決まったの」
「すごいですね」
「今みんなで遊歩道で飲んでるんだ。
じゃあまたね」
そしてチェックインのお客様がご到着。
「真っ暗でわからずこの辺りを何回も
走り回っていましたよ」
やっぱり立ってて良かった♪
停電でご不便をお掛けしているのに、
「しょうがないね」のひと言だけ。
申し訳ない気持ちと感謝の気持ちで
いっぱいです。
6時間も外に立っていると、お客様の事
以外にも色んなことを考えます。
まず思ったのがスタッフの働きぶり。
私が右往左往している間、スタッフ
一人一人が優先すべき仕事に集中。
恐ろしい風が吹き荒れる中、休みにも
かかわらず出勤してくれたり、2日間
泊まり込んで対応してくれたり。
「空は青く澄み渡り 海を目指して歩く
怖いものなんてない 僕らはもう一人
じゃない」
SEKAI NO OWARIの「PPG」の一節が、
頭の中でエンドレスで流れていました。
素晴らしいスタッフに囲まれ、本当に
幸せ者です。
台風接近前から通過後までとにかく
頑張ってくれたので、後は私が。
と、いうことでフロント前に愛用の
サマーベッドを持ち込み寝ずの番。
(のはずが5分で眠りに落ちました)
波の音を聞きながら星空を眺める
なんてとっても優雅な気分。
これは売れるんじゃない?
屋上にサマーベッドだけ用意して、
泊ってもらうなんて良いかも。
来年の「夏休み限定企画!!」
乞うご期待♪
ですね」
「私も知りませんでした」
「何してるんですか?」
「チェックインのお客様を待っているん
です。真っ暗なので場所がわからない
と思いまして」
「大変ですね~」
「停電していて他に何もできませんから」
「少しお話ししてても良いですか?」
いつもご利用頂く常連さまですが、
ゆっくりお話しするのは今回が初めて。
星を眺めながら30分近く楽しい会話が
続きました。
長期ご滞在のグループは夕方お仕事から
戻られて
「電気直りました?」
「まだなんです。申し訳ありません」
「電気、ガスはダメでも水は大丈夫です
よね」
「屋上のタンクにポンプで水を送って
いますが、これも止まっているので
いずれ水も出なくなります」
「じゃあ早いもん勝ちだ。急ごう」
他の方が笑いながら
「あんまり使い過ぎんなよ」
「トイレ貸して、トイレ」
「どうぞどうぞ」
「私のこと覚えてる?」
「もちろんです」
住む家を探す間、ホテルを転々とされて
いて、アメリカンにも何度かご宿泊。
「新しい家決まったんだ。すぐそこ」
「そうなんですね。おめでとうございま
す」
「しかも今泊っているホテルで「仕事
何かない?」って聞いたら、フロント
なら、ってことですぐ決まったの」
「すごいですね」
「今みんなで遊歩道で飲んでるんだ。
じゃあまたね」
そしてチェックインのお客様がご到着。
「真っ暗でわからずこの辺りを何回も
走り回っていましたよ」
やっぱり立ってて良かった♪
停電でご不便をお掛けしているのに、
「しょうがないね」のひと言だけ。
申し訳ない気持ちと感謝の気持ちで
いっぱいです。
6時間も外に立っていると、お客様の事
以外にも色んなことを考えます。
まず思ったのがスタッフの働きぶり。
私が右往左往している間、スタッフ
一人一人が優先すべき仕事に集中。
恐ろしい風が吹き荒れる中、休みにも
かかわらず出勤してくれたり、2日間
泊まり込んで対応してくれたり。
「空は青く澄み渡り 海を目指して歩く
怖いものなんてない 僕らはもう一人
じゃない」
SEKAI NO OWARIの「PPG」の一節が、
頭の中でエンドレスで流れていました。
素晴らしいスタッフに囲まれ、本当に
幸せ者です。
台風接近前から通過後までとにかく
頑張ってくれたので、後は私が。
と、いうことでフロント前に愛用の
サマーベッドを持ち込み寝ずの番。
(のはずが5分で眠りに落ちました)
波の音を聞きながら星空を眺める
なんてとっても優雅な気分。
これは売れるんじゃない?
屋上にサマーベッドだけ用意して、
泊ってもらうなんて良いかも。
来年の「夏休み限定企画!!」
乞うご期待♪