琉球王家最大の別邸で、国王一家の保養
や中国皇帝の使者(冊封使)の接待などに
利用されました。
完成は1799年。
池のまわりを歩きながら景色の移り
変わりを楽しめる「廻遊式庭園」。
普段はここに番人が詰めていた“番屋”。
園内で働く者の出入りする”通用門“。
国王一家や冊封使などが出入りした
”正門“。
赤瓦の木造建築が一際目を惹く“御殿”。
私が行った時はたまたま三線の演奏中で
琉球王朝時代にタイムスリップしたよう
な気分が一瞬味わえました。
池に浮かべる船を揚げる”船揚場“。
こんな素敵な庭園の池に船を浮かべる
なんて、当時の風雅な様子が目に浮かび
ます。
国指定「特別名勝」であり、ユネスコ
世界遺産としても登録されています。
園内の散策を堪能し外に出たら、観光
バスが一台、また一台。車に乗り込み
帰る途中も次々にバスとすれ違い。
いくら広いとはいえ、10台以上のバス
から人が降りて来るのを想像すると・・
それはそれで楽しそうだけど、ゆっくり
観賞出来たことに感謝。
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