平成23年3月11日。
この日を忘れる事は出来ないでしょう。
それは主な被災三県はもちろんですが、日本中の皆さんも同じ気持ちであってほしいと思います。
ここで県とか国とか視点を大きくすると焦点がぼやけてしまうので、震災以降毎年続くある個人の活動についてご紹介させていただきます。
福岡と福島。
場所は離れていても、それぞれの県を応援する気持ち、支援する気持ちはあります、と言葉でいう事は出来たとしても、夏季期間を利用して、お互いの県に行って、そこで避難生活を余儀なくされている人のための活動が出来るか、と聞かれたら「もちろんできる」と即答出来る人はどのぐらいいますか。
私はきっとしばらく考えてこんでしまうでしょう。もしかしたら出来る理由ではなくて、出来ない理由を探し始めてしまうかもしれません。
それを毎年やってくれている人がいます。
soyFIELDプロポーザー吉本朋彦さんです。
震災以降毎年8月の上旬に福岡から福島の大玉村に来てくれて、大玉村だけではなく、二本松市や本宮市、郡山にいる避難者を対象に灯明作り(灯明がなんぞやについてはこれまでの8月上旬のブログをご覧になってください)をして、8月11日にフォレストパークあだたらで点灯するという活動から始まり、障がいのある方や地元の児童等も一緒になって灯明作りをしたり、その活動やsoyFIELDの活動に賛同してくれたFacebookで繋がっている皆さんも毎月11日に場所は離れていても、同じ日の同じ時間に火を灯したりと活動の輪が年々広がっています。
そんな吉本さんから本日(3月27日)、
カレンダーが届きました。なんで今の時期にカレンダー?と首を傾げる方もいるかもしれませんが、なんとこのカレンダー
始まりが4月。そして終わりが3月。つまり年度で作られているカレンダー!
私達の職場はもちろんですが、多くの企業が年ではなく、年度で動いているはずですので、非常にありがたいカレンダーです。
流石、吉本さん。分かってますね。
というわけで、大玉村総合福祉センターさくらのホールで多くの来訪者に見てもらえるように、これまで吉本さんが贈ってくれた灯明の灯りと共にさっそく掲示させていただきました。