東日本豪雨の被害に遭わせた皆様にお見舞い申し上げます。
6月16日から開催されていた、京都ルーブル美術館展も
9月27日で終わるので、急いで鑑賞へ行くことにしました。
秋の京都にと主人を誘ったのですが、断られたので有り難く友人と行く事に・・・
早朝まで、土砂降りの雨が降っていたのですが
出かけるころには、止んで気分よく出かけました。
京阪で京都三条駅下車。
京都は、曇り空ですが秋の雰囲気が漂います。
バス停に行くと、大勢のひとが待っている。
バスが来ましたが、バスにも乗車客が多くて乗れません。
近くにいたご婦人が困っているようでしたので声をかけてご一緒に
タクシーに乗り合いで京都美術館まで乗車。
「長いこと待っていたのに、乗れなくてガッカリしていたので良かった!」
と言ってくれました。
早目に家を出たのですが、もう11時。
先に食事をする事にして、京料理の六盛へ足を運ぶ。
友人が10年前に来て、美味しかったよ!と教えてくれましたし
絵のお友達も、薦めてくれていたので私も期待度“大”です。
時間がスムーズに流れます。
11時半に到着。
「ようこそおいでやす~」とお店の前で2~3人の方がお出迎え。
店内は、早めの来店ですぐに席へ案内される。
座敷かテーブルなんですが、テーブルにしました。
人間国宝手作りの器に彩った六盛名代の「手をけ弁当」を注文。
「手をけ弁当」は登録商標で、真似できないようになっているそうです。
季節のかわりご飯と、湯葉の入った赤出汁を添えた「手をけ弁当」
彩りよく綺麗に飾られた料理がぎっしり!
評判通りの京料理の美味しい味つけで、ご機嫌でした。
食事が終わると、ロビーに沢山のひとが待っておられました。
先に、ランチをして正解!~
今日の目的は、もう一つ絵画鑑賞。
合いの日なのですが、大勢の人が来られていました。
これが土日だったら・・・・・ゆっくり鑑賞どころではありませんね~
それでも、絵画の前に人が沢山なのでなかなか前に入れません。
時々、すき間ができたら入れてもらいながら
音声ガイドを聞きながら鑑賞しました。
たっぷりと鑑賞したら今度は、京都文化博物館へ移動。
地下鉄で、烏丸御池へ
こじんまりした会館です。
レオナルド・ダ・ヴィンチの未完の大壁画計画「アンギアーリの戦い」展と
ミケランジェロが構想した壁画「カッシナの戦い」を原寸大下絵の模写が
出品されています。
戦闘場面の幻の競演のエピソードは大変有名ですが
その計画の全貌はいまだ明らかにされていないそうです。
しかし、レオナルド・ダ・ヴィンチの天才画家は展示品がどこまでも
知的優秀だったという事に驚かされます。
感動の一日。
そして秋空の古都、京都の街を存分に味わいながら店先のショーウィンドを
楽しみながら、家路に向かいました。
帰ると、河内長野は一日雨の天気だったとか・・・
電車を降りて水たまりを見ると雨だったような気配はしました。
やはり、私は晴れ女?
友人が、「良かったわ~」と喜んでくれていました。
たまたまかもしれませんが、秋空の涼しい一日に感謝!
しかし、テレビで豪雨のため茨城や栃木の被害様子を見ていると、
気の毒で、他人事ではありません。
自然の怖さを、思い知ります。
千年に1度の東日本大災害だけでなく、何十年に1度の規模の集中豪雨も
また、たびたび日本列島に襲いかかる。
「想定外」と言う言葉は、もう誰も使わなくなった。
(社論より)