指定された日に、京都駅送迎シャトルバス乗り場で
東京の娘家族と婿殿の両親、そして私達夫婦で合流するために
家を早く出ました。
別れる時の帰りのお土産を伊勢丹で用意し、早めのランチを
京都タワーの見える、見晴らしの良いお店でしました。
約束の時間に、送迎シャトルバス停へ向かう。
サプライズで、行先は聞かされていません。
嬉しい事に、娘夫婦の招待なんです～
伊丹空港から駆けつけてくれました。
シャトルバスが何台も駐車する中、星野リゾート“ロテルド比叡”と
名前の書いているバスに乗り込みました。
45分くらいかかるようです。
バスは、どんどんと比叡山を登っていきます。
比叡山には何回も来ていますが、ホテルがこんな頂上に立っているとは
知らなかった・・・
到着すると、山上なのでさすがに見晴らしが良く、琵琶湖が見渡せる。
入り口では、ホテルの皆さんが並んでお出迎え。
若い方たちばかりです。
まず、近江茶（日本でのおちゃの始まり）の3つのカップが出される。
本ほうじ（発酵させないオーソドックスなお茶）と
熟成ほうじ茶（半発酵をほどこしたお茶）と
完熟ほうじ茶(紅茶と同じく完全発酵をほどこしほうじ茶に仕立てたお茶）
なるほど！！
味が順番に濃くなり、説明の通りのお茶の味がした。
ほうじ茶は、大好きなんで購入しました。
見晴らしの良いテラスで、好きな時に好きな飲み物が飲める
アフタヌーンティーが準備されています。
ここは、山上からの絶景を望む標高650ｍの比叡山の森にせり出し
空中に浮かんでいるようなテラスです。
7人で穏やかな天気の中、久し振りの再会を喜び合いました。
昨年7月にも、娘夫婦が嵐山の方に隠れ宿を取ってくれ“和”を楽しみました。
こうして毎年会える孫も、すっかり大きくなり
成長が楽しみです～
ディナーの前に、ワインテイスティング講座がありました。
ソムリエがワインの発酵についてや基礎的な合わせ方など
食事の際に役立つ知識をテイステイングしながらの講座です。
ワイン好きな私にも「なるほど・・・」ちょっと勉強になりましたよ～
Ｄｉｎｎｅr
湖からの美食フレンチ
琵琶湖の湖水魚と近江の伝統食の発酵料理。
先ほどのワインの勉強の成果で、料理に合う白ワインと赤ワインまで
ソムリエに聞きながら頂きました
食材も、近江の野菜を中心に調理されているとの事です。
ホテルには、食後酒も頂ける部屋も有りますが
明日は、6時出発の延暦寺朝のおつとめにも参加出来るように
セッテイングされているので、
さすがに部屋に帰り早めの就寝をする事にしました。
ラベンダーのアロマの香りに包まれて、いつしかすやすや・・・
5時起床し、日の出の時刻に間に合うようにテラスに急ぎます。
ほどなく空を真っ赤に染めていきます。
前方にみえる琵琶湖の後方の山並みから、朝日が登っていく。
神々しい日の出を、久しぶりに見る事が出来ました。
「最高！」です。
寒いのでサービスで、ブランケット 毛布 も用意されています。
バスで延暦寺総本堂・根本中堂へ向かう。
早朝の凛と澄んだ空気の中で体験する朝の勧行は
上質の心の浄化法との事ですが、本当に爽やかな気持ちになりました。
長くなりましたので、この続きは次回に・・・
ここまで読んで頂き、ありがとうございます～