ユーロシティのコンパートメントから

欧州旅行がメインですが、最近は日本の旅行が多いです。そして”鉄分”濃くなってきてます・・(笑)

今日は2回目のロシア語!

2005年10月15日 02時31分16秒 | ⑲その他いろいろ・・・
ズドラートゥヴィチェ!
今日は録画しておいたNHKのロシア語会話を見ました。

今回は2回目。
こんなこと勉強しました。

「シトー・エータ?」(これはなんですか?)
「スパスィーバ!」(ありがとう!)

ほんとは他にもいろいろあるのですが、一気にそんな覚えられない・・・
「(^^;)
これだけでもマスターしようと思います。

でも今回の番組で一番興味深かったのは「250年前に書かれた日露辞書」でした。

簡単に説明すると・・・

18世紀半ば、鹿児島出身の漁師が太平洋で遭難してカムチャッカ半島に漂流し、そこからザンクト・ペテルスブルクまで連れて行かれ、当時のロシアの皇族の依頼により辞書作りを始めた、という話でした。

ここまで聞くと「ジョン万次郎」のことを思い出しそうですが、今回の場合は鎖国時代の真っ只中。
王の命によりロシア正教に改宗され、つまり二度と故郷に帰れない身となり、ついには21歳にの若さで異国で亡くなった、というなんとも悲しい結末でした。

その事実を知った鹿児島の方々がロシア政府の担当者にその漁師の訳した辞書の資料を何らかの形で送ってくれるよう何年も嘆願した結果、フィルムに写して直接その関係者が日本に来て渡すことができました。

そのフィルムを見ると、その漁師がほんとうに苦労して翻訳した跡が見かけられ、はるか遠い所でどんな思いで作業してたか、と思うと、なんともいえない気持ちになりました。
でもその資料がこうして彼の故郷にたどりつけて、ほんとうに長い年月ではあったけど、やっと報われるものがあったのでは、そんな風に感じました。
正直、感動的な話でした。

言葉だけでなく、ロシア語にまつわる話も知ることができ、興味深い番組でした。
これからもいろんな発見ができそうですね。
来週が楽しみです。
おっと、その前に覚えておかなきゃ!
「シート・エータ?」「スパスィーバ!」
〆(==;)