ユーロシティのコンパートメントから

欧州旅行がメインですが、最近は日本の旅行が多いです。そして”鉄分”濃くなってきてます・・(笑)

フランス映画「サンサーラ」

2006年03月14日 23時55分33秒 | ⑯suzukkyの思うこと・・・
先週、DVD借りて映画見ました。
タイトルは「サンサーラ」。
数年前にフランスで上映された映画です。

簡単に内容を言うと・・・
絵描きの主人公「サンサ」が世界各地を「強引に」放浪して、いろんな仲間と会う・・・
なんか、ちょっと「怪しい」映画でした。

特に前半は女の子をナンパしまくり、さらには国境や空港で無理難題を押し付けて通ろうとする場面ばかり・・・
その時はあまりにあきれたので、途中で見るのやめようか、と思ったほどでした・・・


でも不思議なんです。
ストーリーが進んで、見れば見るほどだんだん引きずり込まれて・・・
特に、インドのシーンは言葉がほとんど無かったのに、映像と音がすごく絶妙なハーモニーで「ディープにまったりと」流れていて、思わず釘付けになりました。
いろんな人の表情がすごく印象的!!!
まるでインディーズかアンダーグラウンドの映画のようで、インパクト大きかったです!

終わり方もあいまいで、でも淡々と。
このあたりはフランス映画に共通かも?!
このなんとも言えない余韻が、フランス映画を見始めたときはなかなか飲み込めなかったけど、今は理解できるようになりつつあります。
「この人(監督、俳優etc・・・)、結局何が言いたいんだろう・・・」って見終わってからあれこれ考えるのもいいかなって。

「正義は勝つ!」って映画もいいけど、こんな「考えてしまう」映画も面白いですよ!
大味なものに飽きたらぜひトライしてください!

クリニャンクールの蚤の市&アンティーク街

2006年03月14日 01時44分09秒 | ⑥06冬・ミラノ~ニース~パリ
まず午前中、地下鉄でクリニャンクールのアンティーク街&蚤の市へ行きました。

駅を降りるとほとんどの人が同じ方向へ。
そうです、みんな同じこと考えてるんですね。
それ位、ここの蚤の市はパリっ子に人気があるんですね。
途中、いろんな物を並べてるスタンドが集まっていて、まだエリア外なんだけど蚤の市の雰囲気を段々感じとることができました。

10分くらい歩いて入口に。
この写真がその場所です。
この辺りだともう人ごみでいっぱい!
荷物やポケットに気をつけながら奥へと進みました。

衣類やアクセサリー、立ち食い屋などなど、蚤の市定番の店がずらりとならんでましたが地図や案内図も持ってなかったので、進んでいるうちに一瞬どこにいるか分からなくなりました。
まあ、蚤の市ってそんなもんですが・・・

一応、地図らしきものがあるところを見つけてひと安心!

右に曲がって中に入るとそこは「アンティーク街」でした。
雰囲気はロンドンのコペントガーデンに似ていましたよ!

あと入口にガードマンがいたせいか、外ほど混んでなくゆっくりと周ることができました。
家具や絵画、本や小物など年季ものがずらりと並んでいて、大富豪の屋敷にいるよう!

ただ、あたりまえなんですが、どれも高い・・・
なので、買えないと分かったら、興味が急速に下降線をたどって・・・


帰り道に別のエリアも周りました。
お目当てだった列車の模型は、店と物は見つけたのですがここも「ちと高い」・・・
掘り出し物を期待していったのですが、何も見つけられずちょっとがっかりしながら後にしました。


いいものはいっぱいあるんだけど、その分値段も・・・というのが蚤の市とは違うのかもしれませんね。
同じパリでもモンパルナスに近いヴァンヴのような蚤の市をイメージしてたので。

それに対しクリニャンクールはどちらかと言うと「アンティーク街」なんでしょうね。
明確な目的と予備知識を持ってから行った方がよかったのかもしれません。
こればかりはちゃんとガイドブックで調べてから行った方がよかったです。

でも、もし次に「ここで見たものが欲しい!」と思いだせて行けたら、この足は無駄にならないですよね。
友達にも話してもいいし。
「物質的には」収穫ゼロでしたが、情報としてはいろいろ得たものがあって、行ってよかったです。