みなさま、ごきげんよう!!
10月1日公開の映画『大奥』の感想になります。
本編のネタバレが含まれております故、その辺りをご承知置きの上、
先んじて知りたい方のみご覧下さいませ。
続きより、どうぞ
本編のネタバレございます。ご注意下さい。
まずは、全体の感想からですが、豪華ですよね。
キャストの方々といい、衣装といい、セットといい、絢爛豪華でございました。
舞台挨拶にもあったお話通り「男女逆転」というありえない世界にリアリティーがありました。
登場人物はだれもが、その時代を生きていたんだな~と感じる事の出来るシーンが、キャラクターそれぞれにありました。
それは、時に笑いを誘ったり、共感できたり、涙を流したり、納得がいかなかったり・・・。
映画を見ている間に、心に沸き起こる様々な感情がありました。
二宮君が話していた様に、キャラクターを変えて何度も映画を楽しむ事ができると思います。
はじめにも書きましたが、役者さんだけではなくて、セットや、美しい庭、世界遺産での撮影など、
周りの景色も大変に見ごたえがありました。
お鈴廊下の襖絵もそうですし、藤波や松島の部屋など細かい部分からも本当に目が離せません。
松島は藤色の袴姿が印象的ですが、それにあわせて部屋の雰囲気やメイクにまでこだわっているようです。
部屋に飾られている、美しい花にも季節感が盛り込まれていて、素晴らしいです!!
できればセットの見学とかしてみたかったな~と思います。
映画では一瞬しか映らないような細部にまで、神経を注いでこだわりを持って作られているのですね。
佐々木さんのauのインタビューで読んだのですが、
藤波と松島がなシーンで使われていたお布団は銀糸で作られていて非常に高価だったそうです。
佐々木さんは、「銀糸の布団と玉木宏ですからね、プライスレスです!」と答えていらっしゃいました。
ちなみに、上様と水野のなシーンで使われている布団は、さらに高価だそうで、
という事は、金糸でしょうか?
確かに、キラッキラに輝いていました!
くちづけはされていましたが、その高価な布団で、どうのこうの(笑)というシーンは無かったですね。
映画の中で「香道」をたしなむシーンがあるのですが、この香道のお作法を映画に取り入れるのは初めての事だそうです。
母もお香は大好きなので、印象に残る場面になりました。
(ちなみに京都では、御所の近くのお香屋さんがお気に入りです。このお店では聞香も体験できるのです。)
最終的には、主人公はハッピーエンドになるので、最後はスッキリしました。
ちょっと、鶴岡ひいきとしては・・・な所もありますが、それはのちほど。
水野は武士道を忘れない、清々しい、男女逆転の世界においても男らしい人でした。
吉宗は格好いいです!クールビューティーな将軍さまでございました。
お信は、見た目の可愛らしさとは裏腹に、芯の強さが感じられました。
むしろ、垣添の方がピュアで初々しい印象でした。
水野に声をかける時の感じが、憧れの先輩を前にしてドキドキしている女学生のようでもあり、可愛らしかったです。
鶴岡は、プライドが高くて自信家なのかな。CMでも流れていた台詞ですが「大奥で必要な物は美しさと処世術」とありましたが、充分な美しさがありながら、冷静な処世術が少々足りなかったのかな・・・と思います。
藤波と松島は策略家ですね。はい、悪いやつなんですよ(笑)
藤波な色んな意味でいぶし銀ですね~。
松島は男盛りで、色気が匂い立つようでした。男前ですね~、声も魅力的でした。
杉下は良い味出していました。(安部さん、家の近所のコンビニで何度かお見かけした事があります。オーラ出ていました!)
人物相関図では、簡単な矢印で書かれている人間関係ですが、映画の中では細かく心情が描かれています。
じっくり考えながら映画を見ると、一度では気付けない微妙な心理が、二度目三度目で気づく事が出来るのかもしれません。
人間の感情は、簡単ではないので細かく絵描かれた部分の裏側まで読み込で楽しむには、やはり一度では足りないかもしれません。
ここから先は、更にストーリーに沿って、ガッツリネタバレです。お気をつけて・・・そしてヲタな香りが漂いますよ(笑)
親子は原作を読んでいなかったのですが、どうして登場人物が水野意外は苗字だけなのか謎だったのですが、映画を見て謎が解けてよかったです。
いやいやいや・・・割と早い段階で水野のなシーンがございまして、上半身もあらわに、そんなシーンだったので驚きました。
大奥に入って、新入りの水野がいじめられたシーンでは、啖呵を切っているのがかっこ良かったです。
それでね、鶴岡推しの私達親子にとって、楽しみにしていたシーンの一つ。
水野と鶴岡の対決シーン!!
これは、天晴れでございました。
流れるように美しい、格闘シーンでした。
映画の中では数分間のシーンですが、撮影には2日掛かったそうです。
確かに・・・
木刀を握る腕の力強さ。
相手に隙を与えない視線の鋭さ。
緊張感みなぎる繊細な足さばき。
躍動感溢れる、髪の動き。
プライドと人生、そのものを掛けた切迫した表情。
激しい動きの裏の、繊細な心の動き。
本当に素晴らしいシーンです!!
ここだけ見る為にお金を払っても惜しくはありません。
DVDになったら、ここだけ一日中見ていたいです。
瞬きなんかしてる暇はないですよっ!!
格闘の後、ほんの少しだけ開いた、胴着の襟のあわせからのぞく胸元が素敵でした。むふぅ~。
さらに、おなじみの台詞「拙者の方が、ずっとずっと美しいわ。」の後で
お江戸口角炸裂!!
(ニヒルver.)
ひゃーーーーっ、鶴岡さま~~~~っ!!
そして、皆様ご期待の松島と鶴岡の、昼下がりの情事ですが・・・・
あの場面はあっさりと終わります(笑)
しなだれかかった後は・・・ご想像におまかせします!という創りになっておりました。
(ちょっと残念、せめて松島が鶴岡を強引に・・・。)←おいおい(笑)
だけどね、先述の格闘シーンよりも数段に衝撃的な運命が鶴岡様を待っていました・・・・。
どんな、運命なのかは映画を見て確かめて下さいね。
うわ~~ん。鶴岡様~~~!!
この後は何だか、ちょっと気が抜けちゃってね。
いやいや、もちろん映画は楽しみましたよ、ただ鶴岡様の事が気になって、気になって仕方がなくって。
eighterの性という事でご了解下さいませ。
実は、映画のお話はここから加速して行きました。
鶴岡様はその導入として、非常に重要なお役目があったのでございます。
吉宗がお忍びで江戸の町へ出たときは、「女水戸黄門風」でした。
男女逆転の世界の吉原も、男の花魁道中もありました。
藤波の黒笑は、本当に黒くって渋かったです。
藤波と松島の策略にはまり、死罪を覚悟して御内証のお役目を引き受けるのですが・・・
水野の葛藤がもっと深くえぐるように描かれても良かったかな~と思いながら見ていたのですが、
結末を考えると、ああ、あるほど!!と納得出来ました。
水野がどうなったのかも、劇場でお楽しみ下さい!!
映画『大奥』は10月1日公開でございます!!
みなさま、ぜひぜひ劇場へお出かけ下さいませ~。
あっ、やっぱりね・・・御中臈が関ジャニ∞だったらって、色々と妄想してみました(笑)
シリアスバージョンとコメディバージョンの両方が思い浮かんで来ました。
10月1日公開の映画『大奥』の感想になります。
本編のネタバレが含まれております故、その辺りをご承知置きの上、
先んじて知りたい方のみご覧下さいませ。
続きより、どうぞ
本編のネタバレございます。ご注意下さい。
まずは、全体の感想からですが、豪華ですよね。
キャストの方々といい、衣装といい、セットといい、絢爛豪華でございました。
舞台挨拶にもあったお話通り「男女逆転」というありえない世界にリアリティーがありました。
登場人物はだれもが、その時代を生きていたんだな~と感じる事の出来るシーンが、キャラクターそれぞれにありました。
それは、時に笑いを誘ったり、共感できたり、涙を流したり、納得がいかなかったり・・・。
映画を見ている間に、心に沸き起こる様々な感情がありました。
二宮君が話していた様に、キャラクターを変えて何度も映画を楽しむ事ができると思います。
はじめにも書きましたが、役者さんだけではなくて、セットや、美しい庭、世界遺産での撮影など、
周りの景色も大変に見ごたえがありました。
お鈴廊下の襖絵もそうですし、藤波や松島の部屋など細かい部分からも本当に目が離せません。
松島は藤色の袴姿が印象的ですが、それにあわせて部屋の雰囲気やメイクにまでこだわっているようです。
部屋に飾られている、美しい花にも季節感が盛り込まれていて、素晴らしいです!!
できればセットの見学とかしてみたかったな~と思います。
映画では一瞬しか映らないような細部にまで、神経を注いでこだわりを持って作られているのですね。
佐々木さんのauのインタビューで読んだのですが、
藤波と松島がなシーンで使われていたお布団は銀糸で作られていて非常に高価だったそうです。
佐々木さんは、「銀糸の布団と玉木宏ですからね、プライスレスです!」と答えていらっしゃいました。
ちなみに、上様と水野のなシーンで使われている布団は、さらに高価だそうで、
という事は、金糸でしょうか?
確かに、キラッキラに輝いていました!
くちづけはされていましたが、その高価な布団で、どうのこうの(笑)というシーンは無かったですね。
映画の中で「香道」をたしなむシーンがあるのですが、この香道のお作法を映画に取り入れるのは初めての事だそうです。
母もお香は大好きなので、印象に残る場面になりました。
(ちなみに京都では、御所の近くのお香屋さんがお気に入りです。このお店では聞香も体験できるのです。)
最終的には、主人公はハッピーエンドになるので、最後はスッキリしました。
ちょっと、鶴岡ひいきとしては・・・な所もありますが、それはのちほど。
水野は武士道を忘れない、清々しい、男女逆転の世界においても男らしい人でした。
吉宗は格好いいです!クールビューティーな将軍さまでございました。
お信は、見た目の可愛らしさとは裏腹に、芯の強さが感じられました。
むしろ、垣添の方がピュアで初々しい印象でした。
水野に声をかける時の感じが、憧れの先輩を前にしてドキドキしている女学生のようでもあり、可愛らしかったです。
鶴岡は、プライドが高くて自信家なのかな。CMでも流れていた台詞ですが「大奥で必要な物は美しさと処世術」とありましたが、充分な美しさがありながら、冷静な処世術が少々足りなかったのかな・・・と思います。
藤波と松島は策略家ですね。はい、悪いやつなんですよ(笑)
藤波な色んな意味でいぶし銀ですね~。
松島は男盛りで、色気が匂い立つようでした。男前ですね~、声も魅力的でした。
杉下は良い味出していました。(安部さん、家の近所のコンビニで何度かお見かけした事があります。オーラ出ていました!)
人物相関図では、簡単な矢印で書かれている人間関係ですが、映画の中では細かく心情が描かれています。
じっくり考えながら映画を見ると、一度では気付けない微妙な心理が、二度目三度目で気づく事が出来るのかもしれません。
人間の感情は、簡単ではないので細かく絵描かれた部分の裏側まで読み込で楽しむには、やはり一度では足りないかもしれません。
ここから先は、更にストーリーに沿って、ガッツリネタバレです。お気をつけて・・・そしてヲタな香りが漂いますよ(笑)
親子は原作を読んでいなかったのですが、どうして登場人物が水野意外は苗字だけなのか謎だったのですが、映画を見て謎が解けてよかったです。
いやいやいや・・・割と早い段階で水野のなシーンがございまして、上半身もあらわに、そんなシーンだったので驚きました。
大奥に入って、新入りの水野がいじめられたシーンでは、啖呵を切っているのがかっこ良かったです。
それでね、鶴岡推しの私達親子にとって、楽しみにしていたシーンの一つ。
水野と鶴岡の対決シーン!!
これは、天晴れでございました。
流れるように美しい、格闘シーンでした。
映画の中では数分間のシーンですが、撮影には2日掛かったそうです。
確かに・・・
木刀を握る腕の力強さ。
相手に隙を与えない視線の鋭さ。
緊張感みなぎる繊細な足さばき。
躍動感溢れる、髪の動き。
プライドと人生、そのものを掛けた切迫した表情。
激しい動きの裏の、繊細な心の動き。
本当に素晴らしいシーンです!!
ここだけ見る為にお金を払っても惜しくはありません。
DVDになったら、ここだけ一日中見ていたいです。
瞬きなんかしてる暇はないですよっ!!
格闘の後、ほんの少しだけ開いた、胴着の襟のあわせからのぞく胸元が素敵でした。むふぅ~。
さらに、おなじみの台詞「拙者の方が、ずっとずっと美しいわ。」の後で
お江戸口角炸裂!!
(ニヒルver.)
ひゃーーーーっ、鶴岡さま~~~~っ!!
そして、皆様ご期待の松島と鶴岡の、昼下がりの情事ですが・・・・
あの場面はあっさりと終わります(笑)
しなだれかかった後は・・・ご想像におまかせします!という創りになっておりました。
(ちょっと残念、せめて松島が鶴岡を強引に・・・。)←おいおい(笑)
だけどね、先述の格闘シーンよりも数段に衝撃的な運命が鶴岡様を待っていました・・・・。
どんな、運命なのかは映画を見て確かめて下さいね。
うわ~~ん。鶴岡様~~~!!
この後は何だか、ちょっと気が抜けちゃってね。
いやいや、もちろん映画は楽しみましたよ、ただ鶴岡様の事が気になって、気になって仕方がなくって。
eighterの性という事でご了解下さいませ。
実は、映画のお話はここから加速して行きました。
鶴岡様はその導入として、非常に重要なお役目があったのでございます。
吉宗がお忍びで江戸の町へ出たときは、「女水戸黄門風」でした。
男女逆転の世界の吉原も、男の花魁道中もありました。
藤波の黒笑は、本当に黒くって渋かったです。
藤波と松島の策略にはまり、死罪を覚悟して御内証のお役目を引き受けるのですが・・・
水野の葛藤がもっと深くえぐるように描かれても良かったかな~と思いながら見ていたのですが、
結末を考えると、ああ、あるほど!!と納得出来ました。
水野がどうなったのかも、劇場でお楽しみ下さい!!
映画『大奥』は10月1日公開でございます!!
みなさま、ぜひぜひ劇場へお出かけ下さいませ~。
あっ、やっぱりね・・・御中臈が関ジャニ∞だったらって、色々と妄想してみました(笑)
シリアスバージョンとコメディバージョンの両方が思い浮かんで来ました。