親子eighterはじめました。~母はなにわ男子も嗜みはじめました。~

AmBitiousも応援中!真弓のタケ垣にタケ立て掛けたのはタケ立て掛けたかったからタケ立て掛けたのです。

全身全霊の演技に全てを持って行かれます ~俺節6月9日 その1~

2017-06-09 22:57:49 | 母によるレポ



みなさま、ごきげんよう。

今日は約4年振り?の再会となるお友達と共に赤坂へ参りました(*'▽')

ネタバレは続きで書くとして・・・

今日の席は周りが徳馬さん推し?の方が多かった様に感じました。

徳馬さんの登場に沸き拍手をして、大きな声を出して笑っていました。

私が双眼鏡を覗くタイミングと周りの方のタイミングは明らかに違っていました。


登場人物の誰に一番思い入れがあるかで見方が違って来ますよね。そうすると感情のツボが微妙にずれているのも分かります。

私はご存じの通りコージに大いに惹かれておりますので、コージの気持ちになったらこの場面では笑えないな、むしろ泣いちゃうよ;つД`)という所で笑いが起こります。

泣ける!と思う所を面白い!と笑う人もいて、舞台って面白いな、スゴイな、と改めて感じました。



そんな受け取り方自由な舞台の私の感想です。












雪が舞う冒頭の駅での場面。

寒さで凍えて小さくなっているコージが可愛いんです。

ばっちゃんに対して甘えん坊な感じが出ていて、本当に可愛いお孫ちゃんなんだと思います。

ただ、その後で東京へ行く決意を、志をばっちゃんに話すコージの表情は凛々しく、


世の中をとっくりかえしてやれるもの 



コージにとっての歌なんだと思いますが、その言葉を発するコージからはみなぎる力を感じました。

雪の降る寒い駅の小さなベンチでの一場面でしたが、そんな中にも「弱いコージ」と「強いコージ」をそれぞれに感じる事が出来ました。

弱いコージと強いコージはその後も舞台上で交互に登場して来ました。

冒頭での一場面でコージのキャラクターを描いているのはスゴイです。



北野の事務所に弟子入りをお願いしに行った時。


歌しかねぇって人 見たことねえから


この時の眼差し真っ直ぐで鋭くて、とてもいい表情でした。

私が北野ならば!あの眼差しを見ただけで合格です!!

上京したばかりで何もかも荒削りだからこそ、研がれてスーッと入って来るのではなく、自分も相手もあちこち傷つけながら刺さっていく。

そこが魅力的で印象に残ります。





涙のおおおおおおおおお~~



と歌う時のクレッシェンドがすごい。今日も鳥肌が立ちました。


BBQの串を持って笑顔のコージ。

BBQの串は一番上の一つだけが食べられる本物で、それより下はニセモノですね。

舞台上で一口食べてモグモグするコージは、お肉の正体を知り大きなバケツに吐き出すのですが、

本当に吐き出していました(*_*;

何か口に入れ量より吐き出したキラキラ☆彡の方が多かったように見えました。



テレサがみれん横丁に逃げ込むけれど、捕まって連れて行かれてしまう場面。


おら、なんか やだな。


この台詞の時もいい表情なんですよ。

津軽弁なので、やんわりと聞こえますが、あの状況でこの台詞を言ってしまう馬鹿正直な所というか、真面目すぎるというか、コージがいいヤツだって分かるんですけど。



案の定ボコボコにやられます。

お尻を客席に向けて演技をしていましたが、章大君のお尻が小さく見えました。

なんならスーツの生地のしたから尾てい骨が分かる位になっていました。

これだけの舞台ですから、すり減る物も沢山あるでしょう。

でも身体が大事だから、栄養ある物を召しあがってくださいm(__)m



ボコボコにされた後で歌う「港」

立っているのがやっとの状態で息を切らしながら歌い出します。

止まりながらも歌い続ける姿を見ている私は気が付くと息を止めて見ていました。

なんて苦しいんだろう・・・はぁ・・・息が出来なかった。

そんな場面です。



踊り子たちの楽屋の場面は、最初に見た時よりもいい雰囲気が漂っていました。

姉さん達の逞しさが美しいですね。


流しの大野の「暖簾」を聞くコージ。

作業着姿で白いヘルメットを抱きかかえて立っていました。

ヘルメットをぎゅーーーっとしている手が可愛かったです( *´艸`)



マネージャーのゲスなMCがいいですね、場末感たっぷりです。

これに関しては、放送禁止用語を使うと安田くんのファンの心臓に悪い・・・とパンフレットでお話されていますけども。

大丈夫でっす!!

言葉だけじゃなくて、この時の身振り手振りも下品なんです。

テレサの境遇を感じるには、こういった演出が効いてくるなーと感じました。


値踏みされる時のテレサの不安げで悲しげな表情、戸惑い驚くコージの表情。

切ないですねーとても切ない。

見ている私はどうする事も出来ないのだけれど、なんとかしてあげたいと心から思う場面でもありました。




歌で払う!と血の気の多い発言をしたコージでしたが、弱い所が出てしまって歌えません。


はあああっと、ハラハラしてしまいます。

「北国の春」を歌えなかったコージは、ここでも乱闘を巻き起こします。

割とトラブルメーカーなんですよね。

世渡りが下手で要領が悪いんですけど、真っ直ぐなので憎めないんです。


激しい乱闘シーンのBGMには穏やかな調べの北国の春。

このギャップがそれぞれを引き立て活かしているようで、この場面も素晴らしかったです。




街角で逢瀬を重ねるコージとテレサ。

コージが大野の選曲について話す場面にキュンとしました。


後方では大野がオキナワと一緒に客前で歌っているので、手前にいるコージとテレサは小さな声で話ます。


小声は分かる?

とコージが聞くと、

分かる、と頷くテレサ。

小声を表現する為に口元に手を当てるコージ。


二人の距離がグッと縮まる瞬間を見たようです。

小声で話すと相手の話を聞こうと自然に距離が縮まりますものね( *´艸`)

計算ではなくて、話の流れでそうなるんですけども、二人の可愛いさが伝わる場面でした。








つづく