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「でにをは」別口入力・三属性の変換による日本語入力 - ペンタクラスタキーボードのコンセプト解説

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宿題が増えた

2020-01-29 | アルファベット液晶入力+テンキー部

<タッチ液晶部(従来案)>

タッチ液晶面を見ていますと2018年7月にセットモード切り替えについていろいろ論じあげたもののそれ以降は特に触れることもなくここまできていました。
液晶関係は英字入力だけでなくタイプした文字を手元で確認できるようにすることも大事な点でしたがそのへんがすっかり抜け落ちてしまっています。
手元の液晶画面で入力文字列のタイプ状況を表示するためには上部に表示領域をとらなければなりませんしその分実質的なタイポにあてるキー部分が減ってしまうのは否めないところです。
タイポ要素の各キーはおおざっぱに5段×10キーのマトリクスで占められていますがこれをスクラップ&ビルドし直して4段×12キーみたいにして上部の領域に新たにスペースを生み出そうというものを考えています。
デリートや文字セット切り替え(abc⇔123)などとかの役物やその他下段を占めていた雑多な記号類を4段の縦領域のそれぞれ左右両端にスプリットさせて縦を縮めて横をワイドにする…といった具合です。
そして画面状況や実測のスケール感などを考えていますとこのままでは液晶面が少々手狭かな、という判断に行き当たりました。
そこで今回(前々から考えてはいましたが)長らく定着していたと思われた全体レイアウトに思い切って領域バランス変更をほどこして下図のようなイメージで尺をいろいろ弄ろうと決心いたしました。


<液晶面のワイド化にともなう全体レイアウトの調整イメージ>

修正作業にはちょっと時間がかかりそうですのでしばらくお待ちください。ひょっとしたら夏までくらいになるかも知れません。
あわせてタイプ文字表示領域の文字数限界をどうするのか、ペンタクラスタキーボードには「でにをは別口入力」があり変換確定までの一フレーズのスパンが長めになることを謳っておりますのでそこの一フレーズがまるまる収まりきらない場合はどうするのか
さらには異字種混在環境を快適にするには英アルファベットだけでなく多言語の入力環境も整えた方が良いのではないか…との意味からサブ言語タイプ支援のための呼び出し・切り替えのキーなどはどうするのかについても検討していくことにしましたので
タッチ液晶キーの最大の利点でもあり特徴でもある≪操作対象がレイアウト・刻印部分含めオブジェクトそのものが時々刻々で可変になる≫という性質を十分に理解したうえでさらなるインターフェイスの向上を目指していきたいかと思います。

なかなか手ごわそうな課題が並んでいますがひとつひとつ丁寧に解きほぐして物理キーと電子キーの兼ね合い、手元感覚と表示情報の必要十分要件などをじっくり考えて最適なオペレーションを設計していきたいと思いますのでよろしくお願いします。


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