ハロウィンの時期にぴったりなアニソンを紹介します。
「魅惑のパーティー」(もな・るか from AIKATSU☆STARS!)。
作詞:田村歩美(たむらぱんの人)
作曲:NARASAKI
アニメ「アイカツ!」の第3期の挿入歌で、不穏だけどスタイリッシュでゴシック感や展開も変化球でクセになる一曲です。
PC閲覧の方は、ちょいちょいっとアレして、よかったら聴き流しながらこの記事の続きをお楽しみください。
季節の変わり目ですが、お変わりないですか?
画像はダイソーのハロウィン装飾プレートをバックに、ンバヂさんのとこの
「好きな惣菜発表ドラゴン アクリルスタンド」
を添えて撮ってみました。ほんとは吹き出し部分も作りこみたかったけれど技量がないので断念。
でもこのネタは冒頭画像にとどまらず今記事(音楽記事)でも最後のほうに擦っていきますんでヨロシクお願いします。
さて今回のテーマは
「名曲に出会うための検索ワード」
です。
先日の記事では「マダム・イン・ニューヨーク」の話をして、映画レビューのブログは多いけれどそれだとあとから振り返る「答え合わせ」になっちゃうから悩ましい問題だ、
とこぼしていましたけれど音楽ブログ記事だと曲の数自体が多すぎて答え合わせするほどまでに至るまでに細分化しすぎて拾いきれないっていう別の問題が生じてしまうんですね。
ですから必然的に音楽ブログで思いがけず出会う曲というのは自分にとってまったくのアウェイジャンルとなってしまうことが多いかと思います。
あと映画レビューだとネタバレのリスクに常に曝されるわけですけれど音楽には「ネタバレ」っていう概念がそもそもないですから
私たちはブログ巡回するときにもっと気軽に曲のリンクをクリックしてみてもいいんじゃないでしょうか?
という考えがよぎってきました。
でも曲の好みってホントに人それぞれだからやみくもにクリックするのに気が引けてどうもなぁ、っていう方もわりかし多そうです。
そこで活用してみようというのが原点に立ち返って「検索」です。
なるべく効率よく名曲に出会うためには、どんなキーワードを組み合わせれば良いのか。
あれこれ試行錯誤して10個のパターンを出してみてYahoo!リアルタイムアプリのつぶやき数経過をカウントしてみました。
あなたのお好みの曲に出会えるかな?
まずは調査項目の発表です↓
ここで挙げられたワードを皆さんの自分好みにアレンジして、アーティスト絞り/ジャンル絞り等をほどこして
カスタマイズした検索で解像度を高めていっても面白い活用法だと思います。
「ゆる募 アニソン」なんかで探してみてもいいかも。
気になる調査結果はこちらから↓
調査期間:2024年10月8日-10月16日(実質8日間)
1.Amazon Musicにある *を紹介します 999+
2.Shazamを使って *を発見しました 651
3.で最高の曲は 0
4.の曲で打線 3
5.歌枠 リスト 363
6.大好きな曲 999+
7.再入荷 CD 136
8.曲 異論は認めない 13
9.曲 優しいオタク 4
10.曲発表ドラゴン 64
Amazon MusicとかShazamみたいな音楽プラットフォームではSNS連動のシェア機能などがありますから弾数も多いし拡散速度も速そうですね。
再入荷っていうキーワードは再入荷ってわざわざ告知するくらいですからそれなりに評価の高そうな音源を発掘できる隠れたお宝ワードだと思います。
あと「異論は認めない」とか「優しいオタク」っていうのはミーム化して一連の定型フレーズになっていますからフックの強い曲が引っかかるいいフィルターになるだろうとの目算です。
そして、"曲発表ドラゴン"なんですがこれのオリジナルの経緯を調べてみたところ以下の解説が得られました。
「好きな惣菜発表ドラゴン」ミームは、日本のインターネットコミュニティで人気が急上昇したものです。
このミームは、特定の惣菜を発表する際に、ドラゴンのイラストとともに「好きな惣菜は~」という形式で紹介するものです。
きっかけは、2023年にTwitterで一部のユーザーが始めたもので、そのユニークなスタイルが他のユーザーにも広まりました。
…というわけで曲のドラゴンはそれらオリジナルから派生した音楽ネタを当て込んでサーチしたのですがやはり一定数確認できたのでそれなりに定着しているようですね。
近年では若者の洋楽離れだとか、年を取ると新しい音楽を発掘せずに10代20代の頃に出会った曲をいつまでも聴いているという音楽傾向だとか言われていますが、
ある調査によると、実は「今が一番音楽が聴かれている時代」である、との意外な結果だったそうです。
むしろ音楽ストリーミングサービスの普及で、若者たちが従来の音楽購入からストリーミングサービスに移行したことが影響して間口は確実に広がっていると言えるでしょう。
あるいはYoutubeやtiktokとかのレコメンド機能で関連曲が次々とつながっていく、嗜好に沿った絶妙な体験提供もかなり進化していますよね。
「レコメンド 曲 出会い」で検索してみるのも面白いと思います。
いやぁ、それにしても昔に比べて
「ラジオや有線で曲を初めて聞いてから」
「歌詞の一部を検索して即座にタイトル名・アーティスト名を知る」
「そのままDLあるいはサブスクでその曲をいつでも聴ける状態にする」
までのプロセスの短縮化がすさまじい。
昔はFMステーションの雑誌とかで調べたり、タワレコのお兄さんに「今かかっている曲なんて言う曲ですか?」
って聞いたりしなきゃわからなかったんですよね。
こういうのを「今昔の感(こんじゃくのかん)」っていうんですね。技術や生活の進歩などへの驚きに使われます。
「隔世の感」は世代ギャップを強調するものなので、ちょっとニュアンスが違います。
なにしろ、インターネットは世代に関係なく万人にひらかれているのですから。
現代は、昔の曲も最新の曲も同じまな板に載せられてアーカイブされている、人類史上初の稀な状態ですから
「音楽の再発見」や「クロスジェネレーション」なんて言葉ももてはやされています。
そんな私も音楽を聴きながら、この記事を書いています。
みんなも新しい音楽を発掘しよう!
案外よそ様のとりあげているマイナーな曲も熱量が感じられれば気になるものですよ。
そんな貪欲なリスナーになりたいものです。
「マダム・イン・ニューヨーク」っていうインド映画があります。
つい先ごろ何の気なしにSNS検索したらいつの間にかamazonプライムで配信復活してたのですね。
この映画、いい映画なんですよ。
しれっと復活しているのを知って、迷わず2回目の視聴を週末に楽しんでみました。
ストーリーは
英語ができず苦悩する主婦が一念発起して英会話学校に通い、コンプレックスを克服し生きがいを見いだしていく女性賛歌。
という感じなのですが2回目見てみると学びを通じて自己を獲得していく事(アントレプレナーなんだね。素晴らしい!)や
ニューヨークに住む姪っ子が主人公を励まし続けて寄り添う姿(「Judgmental」=ジャッジメンタルという言葉の意味を教えてもらう)
など英単語に対しての噛み砕いたエピソードなどは、言語やことばに注目しているP突堤2の管理人ぴとてつとしても味わい深かったですね。
ストーリーに触れるのは最低限これくらいにしてまずは推しポイントを箇条書きで列挙していくというスタイルでもって
これから見る人への材料になれればいいかと思います。
◆◆◆映画「マダム・イン・ニューヨーク」の推しポイント◆◆◆
・2024年日本公開のインド映画が14本となり、過去最高に。インド映画盛り上がっているね。
・東京外国語大学の無料上映プログラムTUFS Cinemaや塚口サンサン劇場、新潟の市民映画館シネ・ウインドなどリバイバル上映もちらほら
・prime video、U-NEXT、Huluなどで配信している(復活配信は高評価の証)
・語学レッスン受講経験や留学就労経験のある人のレビューの熱量が高い
・自信を与えてくれるストーリーやこれから新しいことを始めようと思っている人におすすめ
・ぴとてつ2度目の鑑賞(自分が複数回視聴するというのは滅多にないですよ)
・当ブログ過去記事でも採り上げている
細工は流々、言葉を題材にしたエンターテイメント作品[第2弾] - P突堤2
・幸せになるためのイタリア語講座を観たことのある古参の映画ファンにもおすすめ
・セクシー田中さんの作中でセリフが引用されるほどにストーリーに絡んでいる
・虎に翼に重なる部分が多々あるという人も多い
・出川イングリッシュが実は高度なコミュニケーション能力の産物だということに気づける人は語学アンテナが高い
・伊能忠敬が50歳でふたまわりも年下の天文学者に弟子入りして地図作りを始めたという逸話に感心した人は
この映画のもつ女性の学びのストーリーについて知っておいても損はない
・名言率高めなので実際に見て確かめてみて
…どうです?箇条書きのほうが初見の方には響くんじゃないかな?
私は読解力が鈍いほうだと自認しているので気に入った映画を観た後でネットやブログのレビューや感想を見に行くのですけれど
なんだか答え合わせをしているみたいでやはり自分としてもそういった鑑賞スタイルにちょっとした気恥ずかしさも悩まし気ながら感じています。
それはそれでいいとして、
このブログの読者の方にしてみればちょっとマイナーな映画の慣れないレビューをするのに駄文をぶん投げていって観る前から判ったような気にさせても申し訳ないので
鑑賞スタイルの改善策として、この記事のように実験的に
ストーリーに対する審美について初回では深く立ち入ることのないようなスタイル、プロモーションと称して
視聴人属環境や外堀の"きっかけ情報"だけをすくい上げて、視聴前の「期待感」をまず盛り上げてから万全に視聴に臨もうではないか?
という試みを企図して構成を変えてみました。まるで大相撲の仕切りのように立ち合いまで徐々に盛り上げていくのもなかなか乙なものだと思いますよ。
AIチャットで訊くときもなにかうまい訊き方がないかどうか、今後も試行錯誤していきたいなと思います。
インド映画はそれほど見てはいませんが、入り口として穏やかな語り口のこの映画は初見の方にもおすすめです。
とても前向きになれる映画。
気になる方はマイリストやウォッチリストに入れてみてくださいね。
東京一極集中に関して、今まで気づくのが遅かったのかというくらいフェノメノンが溜まってきたので
今更ながらマイメモ帳からサルベージしたリンク拾い読みをUPしたいと思います。
私は不動産や都市事情には詳しくはないのですが、業界人みたいなスマートな卓見は持ち合わせてはいないものの、
いろいろブログ活動をしているうちによそ様の記事巡りとかついで調べとか寄り道しているうちに
縦断的な視点でもって多角的にピックアップできているかと思いますので
良かったら見ていってください。
世の中飲み会とかでも雑談で表層を触れるだけで、やっぱりまとまった文書じゃないと深掘りした見地に基づく話ってなかなかできないじゃないですか?
なので訪問者の方には
「ちょっとばかり解像度の高い世間話」
くらいの距離感で茶飲み話を提供できればいいかなと思います。
・東京のマンション高騰 社宅も閉鎖 どうすれば?専門家に聞く | NHK
・9割の物件価格が下落する「三極化」に備えよ。2024年不動産市場予測 #3 | Forbes JAPAN(フォーブス ジャパン)
・東京は世界屈指の大都市なのに、なぜ今も住宅価格が“お手頃”なのか | クーリエ・ジャポン(:全文は要会員登録)
・移住者「3710人」の衝撃 給付金だけじゃない人口増のワケ - Think都城
・狂人のたわごと 金は東京へ
http://tawagotojta.blog40.fc2.com/blog-entry-906.html
(httpのためリンクはしません)
・#2648 蘇る不動産神話 - MEMORANDUM 今日の視点(伊皿子坂社会経済研究所)
・・・なかなか衝撃的な視点・相反する意見もあるかと思いますが、個々のトピックに関してコメントできるほどの見識は持ち合わせておりませんのであしからず。
文書が主役ということで今後もキュレーターみたいな立ち位置でみなさんに話題を提供していきたいです。
他分野でもいろいろメモが溜まったら、こういった形でミニリンク集みたいな記事をUPして、感触が良かったら定例化していきたいと思います。
他力本願ですみません。関係者の方には感謝したいです。ありがとうございます。
「落下の解剖学」
アマプラで見たけれど長台詞、言い争いなど日本語吹き替えかなりハイクオリティだった
ワンちゃん受難の場面があるけれどほんとに愛らしい演技をしているから一種の清涼剤になってる
論理的説得力というものはわれわれ世界共通の基準だと思っていたのに目から鱗が落ちた。
論理展開には地域ごとの特色があって何に重きを置くのかは子供の時に受けた作文指導がその根幹をなしているのだという。
各国の学校で習う作文には、型がある。それは思考の型にもなると同時に発想や推論の根拠ともなる。
ここではアメリカ・フランス・イラン・日本の4モデルを出して
「論理的な思考」や「合理的な判断」は文化背景によってこうも違うのかということを認識させてくれる。
ゆる言語学ラジオは最近離れていたのだがつぶやきが流れていてYoutubeでもおすすめされていたので
試しに聞いてみたらすっかり聞き入ってしまった。
自分ごときの思考の型というものが視野の狭い世界で凝り固まっていたのだなーという、ほろ苦いながらも新たな発見があった。
前後編で2時間くらい、ちょっと長いですけれどこれはメモリアルに残るほどの知的興奮だったので
動画貼り付けておきます。
↓↓↓
「論理的」は、地域によって違う #372
徹底討論! 「結論から喋る」は本当に正しいのか? #373
印象に残った言葉:
5パラグラフエッセイ
弁証法
ディセルタシオン
エンシャー
文章があればいったん全部読む
読者の認知負荷を下げる
個人的には、ゲストの室越さんがとても好印象だったのでpodcast:「のらじお」も機会があったら聴いてみたいな。
あとこのトークの種本になっていた「「論理的思考」の文化的基盤」のほうはちょっと敷居が高かったので、
2024/10/21に新書で発売される
論理的思考とは何か(著者:渡邉雅子)
をさっそく予約・購入しましたよ。
興味を惹かれたのはフランスの思考様式。
一つのテーゼと、それに反するもうひとつのアンチテーゼ。そしてそれをより高い視座で包括する第三の論理へ至る道、
たしかにアメリカ流とも日本流とも違う、王道とも詭道とも距離を置いた、たった一つの冴えたやり方。
フランス国民の政治的意識の高さの源泉にもつながっているのかもしれません。
昨今の日本の未熟な政治的事情をみると、きっと参考になることも多いかも知れませんね。
本が届いたら、そこらへんのところを深掘りしながら、やっほいやっほいしたいと思います。
やっぱり「ゆる言語学ラジオ」は引き出しの数が違うなぁ。
読書サボりがちになっているけれど、今の時代はこうしてモチベ上げてくれる環境があるからいいね。
フランスのエッセンスをとり入れるために、映画なんてのも観てみるのもいいかもしれないね。
ちょっと早いかもしれないかもしれないけれど
「読書の秋」
「カルチャーの秋」
に親しんでみるのもアリだね。