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「でにをは」別口入力・三属性の変換による日本語入力 - ペンタクラスタキーボードのコンセプト解説

街の本屋がなくなる危機感 韓国の事例に学べ

2024-11-14 | 番外編の番外編

この間新宿の紀伊国屋書店さんに行った機会があったのですけれど
ノーベル文学賞で話題のハン・ガンさんのコーナーが設けられていてなかなか盛況でしたよ。
当ブログでもかするほどに触れられていて、ノーベル賞を受賞するより前に下記の過去記事中に↓
読んでグッとくる推し翻訳者 - P突堤2
翻訳者の斎藤真理子さん関連でちらっと採り上げていました。
あいにくお目当ての『別れを告げない』は売っていなかったので惜しくもスルーしましたが
先の記事中でも高評価ユーザーが多く韓国文学の詩的表現とリアリズムが卓越しているとの知見を得たので
いずれは購入して読んでみたいです。

写真は新宿駅前東口のクロス新宿ビジョンの有名な三毛猫さんです。(ハロウィン仕様)

さてここからはミニリンク集です。
ここ数年、街の本屋さんがつぶれてしまってとても寂しい思いをしています。
帰りに寄り道するところがなくなってしまった。なんだかなぁ。
ネット書店の台頭は著しく、場末のブログでこんなことを言う私も裏腹に街の本屋さんを利用する機会がめっきり減ってしまいました。

地域の文化コミュニティの喪失、零細書店が生計を成り立たせるような商業的保護がまるでなされていない現状、
展示棚をぶらついたり隣接の本が目に飛び込んでくることによってもたらされる新しい本との出会い、
求めていた本ではなく偶然出会った本を買う。これぞリアル書店の醍醐味。
…それらがふと気づいたときにはごっそり抜け落ちてしまっている、その危機的な状況に愕然としています。

苦境にあえぐ日本とは対照的にお隣の国・韓国では"独立書店"と呼ばれる小資本の個人書店が独自の生態系を形成し
韓国の読書カルチャーの底上げに草の根・政府の政策両面からの力強い支えで好循環の歯車を回しています。
今学ぶべきは韓国の事例をもっと研究して日本の市場慣行の状況もきちんと現状把握することでその良い面を実際の施策に反映していく事です。

以下は気になったトピックを検索・収集してにわか作りでこしらえたミニリンク集です。
関心分野・懸案自覚のある方はぜひご覧になってください。

【日本の書店文化を守れ・研究事例ミニリンク集】

漸減中で直近では8169店舗…書店数とその坪数推移(2023年版)(不破雷蔵) - エキスパート - Yahoo!ニュース

街の本屋、日本では減り続けるが…韓国では支援充実で増加傾向 : 読売新聞

韓国“独立書店”増える背景は | NHKニュース おはよう日本 2024/07/27(土)06:33のニュース | TVでた蔵

日本では減少 街の書店が韓国では増加?いったいなぜ?カギは“独立書店”K-POPの次はK-Book? | NHK | WEB特集 | 韓国

変化のスピード、半端ない 韓国・独立書店の顔が語る本屋事情:朝日新聞GLOBE+

『韓国の「街の本屋」の生存探究』書評 「独立書店」の試みに可能性見る|好書好日

ソウル書店めぐり(2023年2月) - イム書房通信

「韓国の本屋は一度滅びた」 ソウルで今“個性派本屋”が急増する理由 - WWDJAPAN(※2018年の情報です)

最後まで通読ありがとうございました。
おまけに最近公開されている本屋さんと旅がテーマの面白そうな映画をご紹介します。
「本屋さんを応援する映画」だそうですので小規模公開でアクセスも限られてきますがサブスクに出るようになったらぜひ見てみたいです。
予告編を貼っておきます。


映画『本を綴る』予告編



それでは穏やかな読書の秋が過ごせますように。
今この記事を書きながら、BGMを
「書を愛して狂う者曰く、"紙は常に我らと共に"」
を流しています。良かったら検索して聴いてみてね!


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