投資の神様:ウォーレン・バフェット氏の自伝的ドキュメンタリー映画
「ウォーレン・バフェット氏になる」をamazonプライムで観ました。
「投資に必要なのは知能よりも忍耐力」といったシビアな教訓もありながら
私を野球場に連れてって♪をウクレレ弾きながら歌うなんて人間臭いところもあるんですよ。
彼の生い立ちから投資スタイルの変遷、社会問題とのかかわり方など
年齢を重ねていっても競争に打ち勝つ「成長譚」の物語として
尊敬に値するヒストリーを知ることができて良かったです。
お金があったら私も投資をしてみたい…いろいろご時世ですし。
でも投資は魅力的だけど心理的な障壁があるんですよね。
なにしろファンダメンタルズだけで決まるのなら公平だと思うけれど
メタゲームの要素が絡んでくるのなら私はもうお手上げですね。
有力者や政治介入の意向で市場プロセスが歪められたり
大口投資家ばかり優遇し、一般投資家はゴミと考えるなんて話も聞きますんで。
私はギャンブルとか心理戦とか駆け引きとかてんで苦手ですもんで…。
いやあ、それにしても気づけば
東証の取引の70%以上は外国人だよ…どーなってしまうんでしょう日本。
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投資といえば、私がブログでアクセスを頂いている記事
新世代の複合動詞たちがイケ散らかしている・ありえんやばいWeb使用例列挙 - P突堤2
メイドインアビスの言語センスが素敵すぎるので - P突堤2
がご好評をいただいておりますが
にしましても不思議なことに、いずれも狙ってアクセスを取りにいったんじゃなくて
基本コンセプトの改正に行き詰って、気分を変えるために遊び心で軽い気持ちでUPしたものなんですよ。
それが何の因果か検索でたまたま上位に入ってこうやって恒常的に流入がある…
「投資」ってそんなモノなんじゃないかなぁ…って思うんですよ。
何が伸びるかなんてその時はわからないですし、
じゃあSEO動向をくまなくチェックしてG様に気に入られるようなキーワードから逆算して記事を作る
…なんて本末転倒なことなんてしたくないじゃないですか。
あとは投資は失敗したら何も残らないですけどブログみたいな営みでは失敗があっても
それを"積み上げ"に変えてくれる懐の深さというのがあるんですからまだ救いがあります。
良くも悪くもお金がらみは結局お金の結果だけを見て判断されるだけですから逃げ道がないんですよね。
あとドーパミンどばどば出るような投資への入れ込み方っていうのもキライです。
人間は快楽物質の下僕かっ!
そんなことはありません。もっと何かこう、自分のストーリーってモノが残る所業をしたいわけです。
それならいっそ地下アイドルに入れ込む方が人間として健全であるともいえるかもしれません。
その方が原石から成長を見届けているという証人としての誇りを手に入れられるのですから。
旦那衆の心意気って、せこせこしたお財布根性に振り回されている心性とはかけ離れているものです。
皮肉なことに市況が気になり日常にまで侵食してナーバスに消耗していくなど勝ち組でも安寧からほど遠いことなんて目も当てられません。
B・N・F氏のような実績は相当の強心臓をもつトレーダーだけに許される
われわれには全く無縁の世界のデキゴトといっていいでしょう。
はい、そんなこんなで今回は
ギャンブル・投資に関する格言をリサーチしてみました。
例によってYahooリアルタイム検索アプリの力をお借りしての調査です。
調査項目はこちら↓
投資というよりもギャンブルの方がキャッチーな格言が多くて多めに採用しちゃいました。
趣旨とはズレるかもしれないですけどどちらも"勝負事"ですからね。異論はありません。
アカギとかカイジとかの成分がやや多めです。
サンプル数が得られなかったので1ヶ月ちょいのロングスパンでつぶやき数をカウントしてみました。
集計結果は以下の通りです↓
調査期間:2022年12月10日-2023年1月13日(35日間)
1.利食い千人力 146
2.狂気の沙汰ほど面白い 578
3.落ち目の人の逆を行け 30
4.配られたカードでなんとか勝負するしかない 23
5.チャンスの女神に後ろ髪はない 7
6.ゴールドラッシュ スコップ 39
7.卵は1つのカゴに盛るな 12
8.宝くじ 貧者の税金 13
9.勝ちに不思議の勝ちあり 負けに不思議の負けなし 302
10.今日を頑張った者、今日を頑張りはじめた者にのみ…、明日が来るんだよ…! 43
いかがでしょうか。文字数が多すぎてちょっと収まりきらなかったりもしてお見苦しいところ御免。
2023年初詣でさっそくおみくじを引いた方の勝負運が気になりますね。
ピックアップしたワードの中からいくつか紐解いてみましょう。
利食い千人力:
12年前1ドル=78円のときに買って、それを去年の狂乱円安の1ドル=151円のタイミングで売る…
為替介入でおよそ4兆円の利益をあげた日銀・財務省の手腕が話題になりました。
ゴールドラッシュ スコップ:
1848年アメリカのカリフォルニアでゴールドラッシュが巻き起こり、全米から一獲千金を夢見て多数の猛者たちが採掘に向かいました。
この時実際に一番儲けたのはシャベルや食料を売った商人たちだったのです。
リーバイスのジーンズが労働者の作業着として広まったのもこれに端を発しています。
なかなか含蓄に満ちたエピソードですね。
1月24日は金が発見された日にちなんで「ゴールドラッシュの日」だそうです。
勝ちに不思議の勝ちあり 負けに不思議の負けなし:
この言葉はプロ野球の名監督:野村克也氏の印象的なメッセージとして広く受け止められています。
頭脳を駆使したID野球の提唱者というポジションをはるかに超えて、指導者・育成者としての人間力を感じさせるフレーズで
私もこの言葉を知ってから大いに気に入って即座にメモしました。
なんでもこの言葉には謂れがあるそうでもともとのオリジナルは
現在の長崎県の平戸藩主であった松浦静山の剣術書にある一文から引用されたものだそうです。
勝負の道はやはり歴史に通ず…といったところでしょうか。
さて、そろそろまとめに入らせていただきますと
現代のゴールドラッシュとして目されているのは仮想通貨だとかメタバースだとか話題には事欠かないのでありますが
一応テキストブログ主体でやっているいちブロガーの立場から床屋談義をしてみますと
「クリエイターエコノミー」という領域に注目しています。
文筆タイプのコンテンツ発信手段としては日本でもnoteの隆盛が一段落したところでもありますし
アメリカ発のニュースレター配信プラットフォームのSubstackが急成長しています。
規模は小さいですがニコニコ動画では「クリエイターサポート」なんていうメンバーシップが昨年10月からスタートしました。
オタク×推し活
の化学変化が経済にもインパクトを与える好ましい傾向だと思います。
変化に進化に真価に専科…ついていけるかな~目まぐるしい最前線の波!
これからも動向を注視して、ゴールドラッシュに幕の内弁当を売るようなスタイルでうまく立ち回っていきたいと思います。
P突堤2ともどもよろしくお願いします。