Patrizio's blog 「America America America」
5ヶ月ぶりにPatrizioのブログが更新されました。
といっても、前回は連絡事項だけだったので、
実質、新年のご挨拶に続いて7ヶ月ぶり?
念願のUSツアーを成功させた今の気持ちをずっと知りたかったので、
とても興味深く読みました。
「America, America, America」
やぁ、みんな!ブログを書くのは久しぶりだよ。
理由はいつも同じで、緊張状態が続いていたし、時間がなかったんだ!
アメリカとオーストラリアのツアーを終えて、ちょっと休みたかったしね。
USツアーは、アメリカ西海岸から東海岸へと横断しての18公演。
ときにはツアーバス、でも大抵は国内便での移動だった。
空港って、いつも2時間くらいかかるし、
税関で服を脱がされたりすると、もっとかかるだろ?
そんなことがしょっちゅうだった。
でもそんなことは、素晴らしい会場に到着したらすぐ忘れちゃったよ!
Chicago theatre 、ピッツバーグのBenedorm 、ワシントンのKennedy centreなんか、
息をのむような美しさだった。もちろんオーディンスもね!
こんな素晴らしい会場をソールドアウトにできたなんて、まったく信じられないよ!
みんなが僕が誰かをわかった上で、チケットを買いに走ってくれた結果だよね!
あ、誤解しないでよ、
世界中の至るところにたくさんファンがいてくれることはわかってるよ。
オーストラリアやアジア
にもね!
アメリカでは、ほんの1年前、PBSで僕の曲を流してもらうことから始まった。
小さなライブハウスでも歌った。それが今、ソールドアウトだよ!
何にせよ、夢が現実となり、絶対に忘れることができない出来事となった。
本当にありがとう!!
USツアーのあとは、セカンドアルバムの新しい歌をひっさげて
オーストラリアに戻ったんだ。
ここはたぶん、世界中で一番、僕の認知度が高いんじゃないかな?
メルボルンからはじまり、パース、ブリスベーン、アデレード、そしてシドニー、
特にアデレードは凄かった!オーディエンスは、ピラニアのごとくハングリーで、
3曲目が終わったところでもうスタンディングオベーション!そして世界一の大喝采!
素晴らしい経験だった!待ってて、君たちが思ってるより、早く戻るよ!
とっても楽しいツアーを終え、次にシドニーのItalian Film Festivalに招かれた。
そこでパフォーマンスし、イタリアの象徴、そしてシネマ伝説でもある
ソフィア・ローレンと会うことができたんだ。
誕生日が9/20で同じっていう事や、
祖母がソフィアと同じナポリのPozzuoli(ポッツオーリ)出身だっていう事を話したよ。
そしてもちろん、彼女が世界で一番美しい女性だっていうことも。
僕の母の次にだけどね!
ソフィアに手にキスしてもいいか聞いたら、
彼女、「頬にキスして、あなたってとってもキュート!」って言ったんだ。
僕はこのときの写真を何とかして手に入れて、母に証明しないといけない。
バースデーに一緒にいてあげられなかったからね。
だって母ったら、「それ、ホントだといいわ!」なんて言うんだよ!
2ヶ月のツアーを終え十分に休む暇なく、オーストリアのウィーンでのプロモーション。
ここでは、10月と11月にコンサートが控えてるんだ。
ウィーンは僕の第二の故郷だから、リラックスして過ごせたよ。
そしてそのあと、やっと母に会いに行くことができたんだ。彼女にはまったく驚くよ。
我慢強さと冷静さは、地球上で一番だな。
当たり前のことだけど、君たちがどこで生まれようと、どこに住んでいようと、
故郷は母親だってつくづく思うよ。
神様、どうか僕に、母みたいな女性をお与えください、アーメン!
ウィーンのあと、ほんの短い間だけど、美しい国モンテネグロを訪れた。
有名なBudva Festivalで歌って、評判よかったんだよ!
今年の夏休みは、スペインの新しい家じゃなく、アメリカで過ごすことに決めたんだ。
ツアーで得た感覚を、もう一度感じたいと思って。
因果応報っていうのかな、やったことは巡りめぐって戻ってくるもの。
今年は、「アメリカ市場でのブレイク」をめざすことを最優先としたい。
僕自身、そしてアルバムをもっともっと知ってもらわなきゃ。
サードアルバムは、まずアメリカで発売したいと思ってるんだ。
発売がいつになるか、どんな曲が入るかは、まだはっきりしてないんだよ。
だからもうちょっと待っててね。
今、プロデューサーと、次のステップについて考えなきゃならない段階にある。
この5年間、情熱のまま走ってきた。一生懸命にやってきたよ。
もちろん、君たちのサポートがあって、今、僕はこうしてここにいる。
みんな知っているとおり、レコード会社と契約し、
僕や両親が大好きだった曲をレコーディングするところからすべてが始まり、
そして世界中を旅することができるようになった。
世界中で、僕や僕の音楽を紹介できるようになってからのこの2年間、
たくさんの人たち、そして色々な考え方に触れることができたよ。
僕たちはみんなどこかしら違っているけれど、
実はみんな同じなんだっていうこと、素晴らしいよね!
これまでの経験と考えをいろんな点でまとめて、
これからの2年間、何をやっていきたいかを考えてみて、
より強力な新たなチームで目指す当面の目標が、アメリカなんだ。
エンターテイメントの中心地だからね。
それにシナトラが、
「そこで成功できたら、どこででも成功できる」って言っていたからかもしれないな。
アメリカの人たちは、はじめから偏見や中傷なしに僕の音楽を受け入れてくれたんだ。
本当にいいスタートを切れて、チャレンジもできたし、これからのビジョンを持てた。
今 僕は、どんな困難にもどんどん立ち向かっていきたい気持ちでいっぱいでいる。
一人で十分やっていけるのかどうか、それを確かめたい。
ラスベガスはどう?今、僕は星に手をのばしているよ。
どうか運命がいい答えをくれますように・・。
だからみんな、どうか幸運を祈ってて!
7/4のアメリカ独立記念日(僕のはじめての独立記念日)に、いろんなことを考えたよ。
自由と平和を祝うこの日、
この精神が、世界中、IL MONDO!に拡がっていくよう祈っているよ。
僕の夢をわかってくれてありがとう、みんな!
君たちみんなに神のご加護を、そして、Viva la Dolce Vita!!!
Patrizio。
今の彼ならどんなことでも成し遂げていくのでしょう。
Patrizioの中の「日本」はドコ?って思って、ちょっと寂しくなっちゃうけど、
でもでも、Patrizioが今
やりたいことを、とことん応援してあげなきゃね!
頑張って!
Tieni duro, Patrizio!!