文化学習発表会も終わって一息。
クラス劇は、今までの中では一番の出来だった。
よく頑張った。
上手くいった要因は、
①各部署のリーダーが全員、やる気に満ちていたこと。
②各部署のリーダーが集まって、よく話し合いをして情報を共有したこと。
③とにかく早めに準備にとりかかったので、妙に焦らずにすんだこと。
だろうと思う。
1年生のときはずーっとついておかなきゃ心配だったし、
2年生のときも、すぐ人間関係でもめるから結局ずっとついてたけど、
3年生はさすが。ほったらかしにはもちろんしないけど、
リーダーに指示を出せば、リーダーが生徒をまとめる。
半分大人だなあと感心する。
片付けも終わり、クラスに帰って実行委員に挨拶をしてまとめをしたあと、
生徒に、「次の行事は『入試』だね。」というと、
はああ・・・・とため息が洩れていた。
でも現実なんだから仕方ないじゃないか・・。
来週からは第2回目の進路面談開始。
出願、そして入試自体が終わるまでは気を抜けない日々が続く。
昨日は久しぶりに、完全に学校のことは何もしない!と決めて、
午前中は家のこと、午後はステンド、そして夜は読書。
Twitterではひっかかるツイートがあって
フォローを外してしまった道尾秀介氏の「花と流れ星」を読んだ。
この人の作る話はしみじみ好きなんだよなあ。またフォローしたいとは思わないけど・・。
最初はホラー系でデビューした人だったけど、最近、純文学寄り。
今回読んだのも、ミステリーと純文学の間っぽくていいなと思った。
本を読むと、自分の軸が元の位置に戻る気がする。
忙しくても、直に役に立たなくてもするべきだろうな。
海外の日本人校を受験する生徒がいて、もうすぐ出願。
今日、調査書を書きに学校へ。
部活やってた先生に、「もう調査書?」と驚かれる。
来週のワークショップ授業の用意もする。正確なサイズに物を切るのは難しいな・・。
でもこういうのを避けて通っているとダメな気がする。。。
なんとか午前中に全て終わらせないと午後の約束に間に合わないので、かなり朝早く家を出た。
今日は、幼児教室時代の生徒がもう高校生になってて、文化祭があるので来てください!
とかなり前から言われていた日。その子が文化祭実行委員で頑張った成果を見に行く予定だった。
お昼ご飯を食べずに学校をあとにして、電車。
1時間ほどで藤沢本町に着いた。ここから歩いて16分。
仏教系の男子校、藤嶺学園藤沢中学校・高等学校の文化祭。
学校に着いてみると、今日の文化祭は中高合同でのものらしく、
とにかくものすごい人で「これじゃあ、本人に会うのは無理だろうな。」と思った。
まあ、スタッフだから忙しいだろうし。
とりあえずPTAの方々が開いていたカフェへ。
お腹がものすごーく空いていた。
パウンドケーキとブドウジュースで何とかお腹を落ち着かせて、パンフレットを見る。
どこを見て回ろうかな、やっぱり美術部は見とかなきゃね、とか思いつつめくっていると、
最後のページに「文化祭実行委員 広報担当」で、その生徒の顔写真が出ていた。
Facebookでもやりとりをしているので最近の顔写真もみているけど、また印象が違う。
最後に直接会ったのは、この子が小学校5年生の頃か。
面影は残っているけど、もうすっかり賢そうな、そして誠実そうな青年の顔だった。
小学校入学以前からこの子のことは知っていた。
私が幼児教室でこの子の担当になったのは、彼が小学校2年生あたりからだったっけ。
この教室はちょっと変わっていて、年に一度、学習発表会的なことがあって、
準備にもかなり時間をかけた。
私は小学生のこの子たちと、
日本のお化けを調べたり、星座を調べてかなり大きな星図を作ったりした。
4、5年はこの子と関わっていたと思う。
「この子は腺が細くて心配なんです。」とお母さんが言っていた。
思いやりがあって心優しい少年だった。
そんなことを思い出しながら何気なく外を見ると、
見たことのある女性が・・・。
その子のお母さんだった!
急いでカフェを出て、お母さんに声をかける。
「◯◯さん、覚えていらっしゃいますか?私のこと。」
お母さんは、すぐに私を思い出して喜んでくださった。
「普通に歩いててもこの状況だとなかなか会えませんから、呼びますよ。息子も喜びます!」と、
お母さんが、そこらへんを歩いていた他の実行委員に言って、彼を呼び出してくれた。
やってきたその子は、180㎝近い身長になり、声変わりもしていた。
当然なのだけど、小学生のときのイメージしかなかった私は、
かなりびっくりしてしまった。
「忙しいのにわざわざ遠くまで来てくださって、ほんとにありがとうございます。」
深々と礼をして言う彼に、小学生の頃の、繊細な子ども時代の彼の面影を見た。
そうしている間にも、他の実行委員の生徒が彼を呼びに来る。
中・高校全ての文化祭なのだから、かなりの規模だ。それを取り仕切っているのだ。
ものすごく忙しいだろうから、呼び止めておくわけにはいかないと思い、
「いろいろ見て回るね。頑張って!」と言ってわかれた。
しかし男子校のテンションって、高くて熱い・・・。
そして、なんて楽しそうなんだろう。
ダンス、ボイスパーカッション、「ミス藤嶺」(女装してる・・・)などなど、
いろんなことをステージでしていた。
その子の勧めで、夕方、最後の体育館での後夜祭も見たけど、
コンサート会場のような盛り上がり方!
仏教系の学校なのですごく真面目なのかと思いきや、全然、今時の高校生だった(笑)。
AKBを模した男子達のダンスや「ミス藤嶺」選手権(?)には久しぶりに大爆笑させてもらったし、
周囲の声がけも男子校クオリティーだった(笑)。おかしくて仕方なかった。
そして、高校生の芸達者なことには本当に驚いた。
私は保護者ではないけど、
こんな風に、生きてることが楽しくて仕方ないような子どもたちをみたら、
保護者の方は本当に嬉しいだろうな、男の子は育てるときに苦労をするというけど、
その苦労なんて掻き消えてしまうほどの喜びなんだろうなあと想像できる。
私も見ていて幸せになれる「男子校クオリティー」だった。
いい高校だなあ、どんなに今風の子に見えても、
仏教の心は、この子どもたちの心にしっかりと根ざしているのだろうなと思えた。
きっと今頃、この子は打ち上げだろう(笑)。
子どもが幸せな気持ちでいてくれることが、関わって来た大人の願いでもあるなと思った。
クラス劇は、今までの中では一番の出来だった。
よく頑張った。
上手くいった要因は、
①各部署のリーダーが全員、やる気に満ちていたこと。
②各部署のリーダーが集まって、よく話し合いをして情報を共有したこと。
③とにかく早めに準備にとりかかったので、妙に焦らずにすんだこと。
だろうと思う。
1年生のときはずーっとついておかなきゃ心配だったし、
2年生のときも、すぐ人間関係でもめるから結局ずっとついてたけど、
3年生はさすが。ほったらかしにはもちろんしないけど、
リーダーに指示を出せば、リーダーが生徒をまとめる。
半分大人だなあと感心する。
片付けも終わり、クラスに帰って実行委員に挨拶をしてまとめをしたあと、
生徒に、「次の行事は『入試』だね。」というと、
はああ・・・・とため息が洩れていた。
でも現実なんだから仕方ないじゃないか・・。
来週からは第2回目の進路面談開始。
出願、そして入試自体が終わるまでは気を抜けない日々が続く。
昨日は久しぶりに、完全に学校のことは何もしない!と決めて、
午前中は家のこと、午後はステンド、そして夜は読書。
Twitterではひっかかるツイートがあって
フォローを外してしまった道尾秀介氏の「花と流れ星」を読んだ。
この人の作る話はしみじみ好きなんだよなあ。またフォローしたいとは思わないけど・・。
最初はホラー系でデビューした人だったけど、最近、純文学寄り。
今回読んだのも、ミステリーと純文学の間っぽくていいなと思った。
本を読むと、自分の軸が元の位置に戻る気がする。
忙しくても、直に役に立たなくてもするべきだろうな。
海外の日本人校を受験する生徒がいて、もうすぐ出願。
今日、調査書を書きに学校へ。
部活やってた先生に、「もう調査書?」と驚かれる。
来週のワークショップ授業の用意もする。正確なサイズに物を切るのは難しいな・・。
でもこういうのを避けて通っているとダメな気がする。。。
なんとか午前中に全て終わらせないと午後の約束に間に合わないので、かなり朝早く家を出た。
今日は、幼児教室時代の生徒がもう高校生になってて、文化祭があるので来てください!
とかなり前から言われていた日。その子が文化祭実行委員で頑張った成果を見に行く予定だった。
お昼ご飯を食べずに学校をあとにして、電車。
1時間ほどで藤沢本町に着いた。ここから歩いて16分。
仏教系の男子校、藤嶺学園藤沢中学校・高等学校の文化祭。
学校に着いてみると、今日の文化祭は中高合同でのものらしく、
とにかくものすごい人で「これじゃあ、本人に会うのは無理だろうな。」と思った。
まあ、スタッフだから忙しいだろうし。
とりあえずPTAの方々が開いていたカフェへ。
お腹がものすごーく空いていた。
パウンドケーキとブドウジュースで何とかお腹を落ち着かせて、パンフレットを見る。
どこを見て回ろうかな、やっぱり美術部は見とかなきゃね、とか思いつつめくっていると、
最後のページに「文化祭実行委員 広報担当」で、その生徒の顔写真が出ていた。
Facebookでもやりとりをしているので最近の顔写真もみているけど、また印象が違う。
最後に直接会ったのは、この子が小学校5年生の頃か。
面影は残っているけど、もうすっかり賢そうな、そして誠実そうな青年の顔だった。
小学校入学以前からこの子のことは知っていた。
私が幼児教室でこの子の担当になったのは、彼が小学校2年生あたりからだったっけ。
この教室はちょっと変わっていて、年に一度、学習発表会的なことがあって、
準備にもかなり時間をかけた。
私は小学生のこの子たちと、
日本のお化けを調べたり、星座を調べてかなり大きな星図を作ったりした。
4、5年はこの子と関わっていたと思う。
「この子は腺が細くて心配なんです。」とお母さんが言っていた。
思いやりがあって心優しい少年だった。
そんなことを思い出しながら何気なく外を見ると、
見たことのある女性が・・・。
その子のお母さんだった!
急いでカフェを出て、お母さんに声をかける。
「◯◯さん、覚えていらっしゃいますか?私のこと。」
お母さんは、すぐに私を思い出して喜んでくださった。
「普通に歩いててもこの状況だとなかなか会えませんから、呼びますよ。息子も喜びます!」と、
お母さんが、そこらへんを歩いていた他の実行委員に言って、彼を呼び出してくれた。
やってきたその子は、180㎝近い身長になり、声変わりもしていた。
当然なのだけど、小学生のときのイメージしかなかった私は、
かなりびっくりしてしまった。
「忙しいのにわざわざ遠くまで来てくださって、ほんとにありがとうございます。」
深々と礼をして言う彼に、小学生の頃の、繊細な子ども時代の彼の面影を見た。
そうしている間にも、他の実行委員の生徒が彼を呼びに来る。
中・高校全ての文化祭なのだから、かなりの規模だ。それを取り仕切っているのだ。
ものすごく忙しいだろうから、呼び止めておくわけにはいかないと思い、
「いろいろ見て回るね。頑張って!」と言ってわかれた。
しかし男子校のテンションって、高くて熱い・・・。
そして、なんて楽しそうなんだろう。
ダンス、ボイスパーカッション、「ミス藤嶺」(女装してる・・・)などなど、
いろんなことをステージでしていた。
その子の勧めで、夕方、最後の体育館での後夜祭も見たけど、
コンサート会場のような盛り上がり方!
仏教系の学校なのですごく真面目なのかと思いきや、全然、今時の高校生だった(笑)。
AKBを模した男子達のダンスや「ミス藤嶺」選手権(?)には久しぶりに大爆笑させてもらったし、
周囲の声がけも男子校クオリティーだった(笑)。おかしくて仕方なかった。
そして、高校生の芸達者なことには本当に驚いた。
私は保護者ではないけど、
こんな風に、生きてることが楽しくて仕方ないような子どもたちをみたら、
保護者の方は本当に嬉しいだろうな、男の子は育てるときに苦労をするというけど、
その苦労なんて掻き消えてしまうほどの喜びなんだろうなあと想像できる。
私も見ていて幸せになれる「男子校クオリティー」だった。
いい高校だなあ、どんなに今風の子に見えても、
仏教の心は、この子どもたちの心にしっかりと根ざしているのだろうなと思えた。
きっと今頃、この子は打ち上げだろう(笑)。
子どもが幸せな気持ちでいてくれることが、関わって来た大人の願いでもあるなと思った。