Penny Lane Music

福岡市中央区赤坂
ピアノ・ボーカル・ギターなど大人のためのポピュラー音楽教室

それぞれのスタイル、それぞれのジャンル

2011-07-04 18:26:25 | 2011 Piano party& X'mas Party
 思い思いの楽曲とスタイルは、中盤、ますますバラエティーにとんできます。
今日はプログラム11番から17番まで。

 11番目、初のデュオは朝重さん&清水さん。サイモン&ガーファンクルの「明日に架ける橋」の連弾です。

   

 おふたりは日ごろはそれぞれ個人レッスンですが、クリスマスの時いつも同じグループでバンドをします。
昨年のクリスマスの後、連弾をしましょう!と話がまとまりました。おふたりとも本格的な連弾は初めて。
座る場所、体や手の当たり具合・・・など、少しずつ確認しながらだんだん慣れていきました。
この日、なんと!最高の出来!本番でこんなことあるんですねぇ。でもそれは偶然でも奇跡でもありません。
ステージの前、準備の席で二人はずっと「譜面リハ」をしていました。お互いの楽譜を指さしながら、
一通り演奏したような気分だったようです。これ大事です。こうして演奏することに集中できるのですね。
やろうと思っても本番前の緊張でなかなかできませんが、ここは「ふたり」という強みですね。お見事!



 続いて綾ちゃんです。今日は映画「サウンド・オブ・サイエンス」より「エーデルワイス」です。

   

 3月、小郡の特別支援学校高等部を卒業!綾ちゃん、ついに社会人デビューです。春から春日市にある
障害者サービスセンター「はるかぜ」でお仕事をはじめました。牛乳パックの再生、和紙のはがき作りなどです。
この日もきれいな葉書をたくさん見せてくれました。販売も大好き!高校時代もそうでしたが、綾ちゃんは
社交的です。にこっとかわいい笑顔でみんなお友だちになってしまうようです。
さてさて、ステージはというとすっかり慣れました(^-^)本番前泣いてた頃が懐かしいねぇ、あやちゃん。


 
 さて後半戦です。休憩の後、そろそろですかな、とご登場は川西さん。森山直太朗の「桜」です。

   

 この曲、メロディが結構難しいのです^_^;、サビはコードも動きます。でも川西さんもずいぶん
コードの種類が増えました。ポジションもいろいろ変えたりしてスムーズになってきました。
イントロをつけたり、繰り返しをしたり、寸法も長くなってきて、本格的です。今年喜寿の川西さん。
コメントくださったとおりです^_^;傘寿、喜寿とおふたりも新人が入ってみえましたので、ますます
先輩になってくださいね(^_-)-☆高橋真梨子、中島みゆき、さだまさし・・・そして森山直太朗。
川西さんの今度の挑戦はなんと、一青窈!ますますレパートリーは新鮮です!



 さてその一青窈。親子で弾き語りは、新人ペア、きょんちゃん&はーちゃんです。
今年のご家族ミュージシャンです。お譲さんのはーちゃんが参加して「ハナミズキ」の連弾&弾き語り。
 
   

 お母さまのきょんちゃんは昨年から始められました。去年のクリスマス、お嬢さんも誘ってパーティに
いらして、今日のペアにつながったようです。はーちゃんはお仕事が忙しくて大変な中、
休み時間に教室に駆けつけたりしながら、練習が進みました。連弾で二人でハモッて・・・というこの
スタイル、歌もピアノもゴージャスになって、大好評でした。あれ、やってみたい!って反響!
初登場ながらも、くじはオープンでいいとおっしゃる通り、堂々たるものでした。
それにしても、やっぱり親子、声がほんとによく似ていましたねぇ。
きょんちゃんは今度はバンドに挑戦です!はーちゃん、また来年、ご参加くださいね。


 
 今回は名曲揃いです。ランゲの「花の歌」は今年まで宝塚から参戦の茂木さんです。

   

 う~ん、うっとりの演奏でしたねぇ。今年は発表会が終わって「クラッシックが弾きたい」の声が多かったのは
わかる気がします。クラッシックの名曲がずらりと並びましたからねぇ。私も弾いてみたいです・・・^_^;
熊本、宝塚を経て、今月福岡にお帰りです。茂木さん、その間、絶えることなく続けられたピアノ、
本当にうれしいです。熊本時代は福岡まで通ってくださいました。宝塚では素敵な出会い、素晴らしい
クラッシックの先生とのご縁で、本格的なクラッシックレッスン!本当にピアノがお好きなのだなぁと
痛感します。磨きに磨いた腕を持って来月からペニーレイン復帰!お待ちしていますね。


 さてその名曲揃いのひとつ、ホルストの組曲「惑星」より一番人気のある「木星(ジュピター)」
今年の秋にやはり傘寿をお迎えになる千綿さんです。

   

 ジュピターは平原綾香ちゃんの歌でますます人気の曲になりました。千綿さんはクラッシックの名曲の
レパートリーはたくさんで、今までも月光、ラデッキーや軍隊行進曲などご披露してみえました。
今回も大曲に挑戦でした。メトロノームで練習、MDに合わせて練習、自分の演奏を録音、などなど・・・
もうまさに模範的な生徒さんです!その計画的な練習ぶりは見事なもので、なるほど、それでそうなるのか・・・と
こちらが参考にさせていただくくらいです^_^;難曲を短期間で仕上げられたのも、まさにこの練習方法の
賜物でした。さすが、やっぱり、キャリアですね!



 そしてもう一曲、クラッシック、これはタイトルこそ知らなくてもみんなが耳にしたことのある曲です。
アルビノーニのアダージョ」は石井さんの演奏です。

   

 ゆっくりと穏やかに進む旋律の厳かなこと。映画やドラマなどによくつかわれるのも当然ですね。
でもそのゆっくりの演奏が難しいのです。ね、みなさんはよくお分かりだと思います(^_-)-☆
この間が美しさや厳かな雰囲気を醸し出すのです。石井さんの今回のテーマはこの「ゆっくり」演奏でした。
石井さんもメトロノームと仲良しです。見事にそのテンポをつかんで、ゆっくり、指を鍵盤に這わせることが
できました。いやぁ・・・難しかったですねぇ、石井さん。本当に何度も何度も同じところを繰り返しで
粘り強く頑張られた成果が出ました。仕上げのレッスンの時、そんなお話で盛り上がりました(*^_^*)
クオリティの高い演奏!、そう、最近はみなさん、そういうところとってもレベルアップです。


 ジャンルは様々ですが、みなさんがそれぞれの曲をとても丁寧に演奏なさっているのが素晴らしかったです。
明日は終盤の7曲をまたアップいたします。どうぞ、またご覧くださいね。
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