今日は26日でもあるので、儂の好きなレクイエムを並べみた。
モーツァルト レクイエム
モーツァルトの死で自身の曲としては未完なのが大変惜しまれる。
昔、小林研一郎先生の指揮で歌ったが、小林先生はモーツァルト自身が作曲したラクリモーサまでしか演奏しないという拘りようだった。確かにジェスマイヤーが補完した部分は、儂にも別の音楽に聞こえる。この曲はラクリモーサで終わりです。
昔、小林研一郎先生の指揮で歌ったが、小林先生はモーツァルト自身が作曲したラクリモーサまでしか演奏しないという拘りようだった。確かにジェスマイヤーが補完した部分は、儂にも別の音楽に聞こえる。この曲はラクリモーサで終わりです。
ヴェルディ レクイエム
この曲はレクイエムというよりもオペラ。“僧衣をまとったオペラ”という言葉通りでしょ。モツレク、フォーレクと歌って、この曲も一度は歌いたかったが、その機会に恵まれず残念無念。
ブラームス ドイツ・レクイエム
テキストがドイツ語で通常のラテン語の祈祷文とは構成が異なるので、いわゆるレクイエムとして聞くと儂には多少違和感がある。でも、いかにもブラームスらしい曲で、特に第2曲の「人はみな草のように」はめっちゃ好き。
フォーレ レクイエム
昔、この曲を歌った時、儂が尊敬していた学生指揮者の先輩から「フォーレクは一度歌うとハマるぞ」と言われたが、その言葉通り確かにハマった。でも、その先輩は若くして亡くなってしまい、この言葉だけが儂の頭に残った。
リゲティ レクイエム
知っている人もいると思うが、あの有名な映画「2001年宇宙の旅」に一部が使われた。中学生の時に初めて聞いたが、儂が、作曲家になるという夢を見始めるきっかけとなった曲の一つでもある。
次の2曲は厳密な意味でのレクイエムではないが、
武満 徹 弦楽のためのレクイエム
武満フリークの儂にとって、とりわけ好きな曲。弦楽器だけだからこそ、これ程の慟哭の響きを表現できるのか!?
黛 敏郎 涅槃交響曲
黛 敏郎 涅槃交響曲
梵鐘の音を分析してそれをオーケストラで再現し、さらにお経をテキストして男声合唱が歌うというとんでもない曲。でも、儂はこの曲こそが日本を代表する芸術作品として永久に残すべき音楽だと思うぞ。
ちなみに、各曲、ここにあげた演奏が最高と思うものもあるしそうでないものもありますw だってYouTubeに上がってないものもあるしね。
※2021/01/21 リンク切れのため、「ヴェルディ」、「ブラームス」、「フォーレ」のリンク先を変更。
※2021/07/02 「モーツァルト」、「武満徹」がリンク切れになっていたので、リンク先を変更し、ついでに、すべて埋め込みに変更。
※2022/02/01 リンク切れのため、「ヴェルディ」のリンク先を変更。