「優勝は間違いない」って思っている人は、まず、これ読んでみて下さい。
「勝負の世界で、もう大丈夫だと言われて覆ったことなんて何回も見てきている」
「我々はまだ何も手にしていない」
名将であり真の勝負師である岡田さんのこの言葉は重い。
それにね、サッカーで4点差負けなんて、それ程珍しいことじゃないでしょ?
「今のウチだったらそんなのないない」って?
え~? サッカーなんて何が起きるかわからない、こんなこと言うまでもなく当たり前のことじゃんwww。
ウチらは、実際にその"サッカーは何が起きるかわからない"ってことを起こして2003年に完全優勝したし、それ以外にもいろんな経験してきてるよね~。
【奇跡は起きる】
2003年のセカンドステージの最終節が始まる前の状況はこう。数字上は4チームに優勝の可能性があったんだね。
1位 磐田 勝ち点:26 得失点:+6
2位 鹿島 勝ち点:24 得失点:+2
3位 横浜 勝ち点:23 得失点:+9
4位 市原 勝ち点:23 得失点:+3
磐田は負けさえしなければほぼ優勝。ウチは磐田に勝った上で、さらに鹿島が引き分け以下でなければ優勝はない状況だった。
これ考えただけでも、この時ウチが優勝する可能性よりも今年4点差で負ける可能性の方が高いと思うけどね。
詳しい試合経過はここを見てもらった方がいいと思うけど、
ウチは前半早々に失点してリードを許し、おまけに前半15分にGKの哲也が一発レッドで退場。1点リードされている上に正GKを失い、しかも残り75分を10人で戦わなくちゃならなくなった。そしてこの時にはすでに鹿島が先制。
普通に考えれば、もうこの時点で磐田の優勝は決まったようなもの。少なくともウチの優勝の目はほぼなくなった。
と、儂は思ったし、多くのジュビロサポもそう思ったと思うよ。まさしく「シャーレに片手がかかった」ってね。
でも、結果はウチが逆転で勝ち、鹿島は引き分け、ウチに優勝が転がり込んで完全優勝を成し遂げたわけさ。
磐田の当時の柳下監督の試合後のコメント
「安心というより、勝たなくてはという気持ちで最終ラインが落ち着きがなく・・・かえって固くなった」
あの圧倒的に有利な状況にも拘わらず磐田が負けたのは、これにつきると思う。
そして、ロスタイムまでリードしていて、あとわずか耐えれば優勝できた鹿島が、なぜドローに持ち込まれたのか。
「磐田が負けたという情報がベンチに流れ、監督が優勝を確信して喜び、それがピッチにも伝わって浮足立った。」
これは、あの後知り合いの鹿サポから聞いた話だから、どこまで本当かはわからない。でも、"当たらずと言えども遠からず"じゃないかなと思う。
こんな奇跡が起きるのがサッカー。これに比べれば4点差で負けるなんて全然あり得ると思いませんか?
奇跡はウチだけが起こせるわけじゃない。FC東京にだってもちろん奇跡は起きるのよ。
【慢心と試合の流れは実力差も飲み込む】
試合の流れで痛い目に遭ったのが、同じ2003年の天皇杯の市立船橋(高校生だからw)との試合。
早々に2-0でリードしたまでは良かったが、その後相手を舐めたのか、完全に流れを失い、まさかの同点。
でも、終了間際に市船が1人退場(あの増嶋)して10人になり、さすがにこれで延長まで行けば勝つだろうと思った。ところがあにはからんや、延長戦では決着がつかず、PK戦でやっとこさの勝利。
J1の王者が高校生相手にこんな試合をやっちまったんだよwwwww。
まあ~この時ほど相手を舐めるとどうなるのか、流れを失うとどうなるのかっていうのを思い知ったわ。
土曜日の最終節、例えば、もし前半早々に0-2にでもなれば、いくらウチが圧倒的に有利だと言ったってかなり浮足立つと思うよ。
そして、もしそのまま試合の流れを持っていかれれば、いくらウチに得点力があると言ったって、無得点に終わることだって十分あり得る。
あるいは、もし後半、80分位に0-3だったらどうだろう。果たしていつも通りのサッカーができるかな。
【平常心を保つのは難しい】
早々に2-0でリードしたまでは良かったが、その後相手を舐めたのか、完全に流れを失い、まさかの同点。
でも、終了間際に市船が1人退場(あの増嶋)して10人になり、さすがにこれで延長まで行けば勝つだろうと思った。ところがあにはからんや、延長戦では決着がつかず、PK戦でやっとこさの勝利。
J1の王者が高校生相手にこんな試合をやっちまったんだよwwwww。
まあ~この時ほど相手を舐めるとどうなるのか、流れを失うとどうなるのかっていうのを思い知ったわ。
土曜日の最終節、例えば、もし前半早々に0-2にでもなれば、いくらウチが圧倒的に有利だと言ったってかなり浮足立つと思うよ。
そして、もしそのまま試合の流れを持っていかれれば、いくらウチに得点力があると言ったって、無得点に終わることだって十分あり得る。
あるいは、もし後半、80分位に0-3だったらどうだろう。果たしていつも通りのサッカーができるかな。
【平常心を保つのは難しい】
これも2003年の話、ファーストステージの最終節ホーム神戸戦。
この試合も、もちろん勝てば優勝だった。でも、前半は0-0のまま。最初にリンクした岡田さんの記事には「消極的に戦ってたために」と書いてあるが、それよりも「選手が優勝を意識しているのか、みんないつもと全然違う。ものすごく固くなっててプレイがギクシャク。」と、儂には思えたのを今でもはっきりと覚えてる。
でも、ハーフタイムの岡田監督の激もあって、後半に3得点して優勝した。
この試合も、もちろん勝てば優勝だった。でも、前半は0-0のまま。最初にリンクした岡田さんの記事には「消極的に戦ってたために」と書いてあるが、それよりも「選手が優勝を意識しているのか、みんないつもと全然違う。ものすごく固くなっててプレイがギクシャク。」と、儂には思えたのを今でもはっきりと覚えてる。
でも、ハーフタイムの岡田監督の激もあって、後半に3得点して優勝した。
今度の最終節だって、こんなこと十分あり得るでしょ。
幸いにも選手たちのコメントを見ると「いつも通りに戦って勝つ」というのばかりなので、まあ大丈夫だろうとは思ってる。でも、今のウチは若い選手ばかり。試合の展開によっては何が起きても不思議じゃない。
それに、いくら選手がそう思っていても、スタジアムの雰囲気が「試合に勝つ」じゃなくて「とにかく優勝」だけになってしまったら、それはあっという間にピッチに伝播する。もしそうなったら、多分栄冠は手に入らない。
【そして2013年】
幸いにも選手たちのコメントを見ると「いつも通りに戦って勝つ」というのばかりなので、まあ大丈夫だろうとは思ってる。でも、今のウチは若い選手ばかり。試合の展開によっては何が起きても不思議じゃない。
それに、いくら選手がそう思っていても、スタジアムの雰囲気が「試合に勝つ」じゃなくて「とにかく優勝」だけになってしまったら、それはあっという間にピッチに伝播する。もしそうなったら、多分栄冠は手に入らない。
【そして2013年】
この時のことを知ってる人はたくさんいると思うけど、残り2試合で1つ勝てば優勝だったのにね。
あの時、2試合であり得た事象は、
1.勝・勝
2.勝・分
3.分・勝
4.勝・負
5.負・勝
6.分・分
7.負・分
8.分・負
9.負・負
の9通り。
このうち、ウチが優勝するのは1~5の5通り。つまり優勝する確率は単純に55.6%あったはずなのに、ウチが引き当てたのは確率11.1%の9。
(本当は勝率とか得点率とか、もちろん他チームの結果とか、いろんな数字を適当なモデルに当てはめて計算しなきゃダメだけど、めんどくさいので単純化してみた。って、単純化し過ぎだろw。)
こんなことばっかり書いて、面倒くさいやつ、ウザいやつ、辛気臭いやつ、ヘンなやつ、、、etc.etc.と思われるかもしれないけど、儂はなにがなんでも最高の場所に辿り着きたいの!
あの時、2試合であり得た事象は、
1.勝・勝
2.勝・分
3.分・勝
4.勝・負
5.負・勝
6.分・分
7.負・分
8.分・負
9.負・負
の9通り。
このうち、ウチが優勝するのは1~5の5通り。つまり優勝する確率は単純に55.6%あったはずなのに、ウチが引き当てたのは確率11.1%の9。
(本当は勝率とか得点率とか、もちろん他チームの結果とか、いろんな数字を適当なモデルに当てはめて計算しなきゃダメだけど、めんどくさいので単純化してみた。って、単純化し過ぎだろw。)
こんなことばっかり書いて、面倒くさいやつ、ウザいやつ、辛気臭いやつ、ヘンなやつ、、、etc.etc.と思われるかもしれないけど、儂はなにがなんでも最高の場所に辿り着きたいの!
そのために唯一必要なのは「FC東京を殴って殴って殴り倒して勝つ」こと!
試合終了の笛が鳴るまでは、このことだけを考えよう!
"3点差以内の負けなら優勝"なんてサッカーの神様が仕掛けた罠。これまでこんな罠にハマったチームがいくつもあった。
"最終節に複数の主力選手の欠場"なんてサッカーの神様が与えた試練。試合が始まったらもっと試練が降って来るかもよ。
「まだ何も手にしていない」
「まだ何も成し遂げていない」
「まだ何も決まっていない」
サポーターだっていうんだったら、まずこれを肝に銘ずるべき。
何度も繰り返してきた。
目指すは勝ち点70!