儂、今朝も5時起きで、もみじが起きたのも昨日と同じ6時少し前。
でも、今朝は昨日の朝と違って、もう「勝手知ったる他人の家」だったw。
「僕、行くよー」
となってから実際にケージを出て来るまではちょっと時間がかかったけど、出て来たらすんなりと"居間"まで来て、枕カバーにON。
↑ この写真、ちょっとぼあちゃんみたい、と、思った。
しばらくしたら、昨日に引き続いてグラスサーフィンを始めた。この時間はまだ気温が低くてお日様もなかったんだけど、「絶対出る!」の決意表明。
仕方がないので、今朝はすぐにレースのカーテンをひいたら、
そして、おとなしくなったと思ったら、
↓ 「・・・」
↓ 「ねえ・・・」
↓ 「カーテン開けて・・・」
そして約1時間、↑ のスタイルで膠着。
やっと"居間"から動き出すと、廊下を"タッタッタッター"してリビング⇔寝室3往復。
バスルームに侵入。
キッチンに侵入。システムキッチンの扉に写ってる自分を見ながら、その前を何度も何度も何度も何度も行ったり来たり。あきらかに、向こう側に仲間?敵?がいると思ってやってたみたい。ぼあちゃんも時々同じことをやってたけど、ここまでハッキリとはわからなかったし、こんなにしつこくなかったw。
これを約1時間繰り返し、ついにエネルギー切れでペッタン。この時点で9時半頃だったんだけど、この子は普段ご飯の時間が早いので、おそらく腹ペコ。
「ご飯まだあー?」
と言う訳でやっと狩り。
狩りが終わった頃、ちょうどお日様が出て来たので、ついに念願のベランダに出て日向ぼっこ。
1時間半位経った頃、ぼあちゃんが虫を見つけた時と同じような感じで、ケージのネットをガンガンしながら右往左往。でも、虫は見つからず。そのうち、ケージのネットとベランダの壁の隙間からあっさり脱走。さすが痩せてるだけのことはあるw。ママが慌てて捕まえて抱っこし、事なきを得たんだけど、「降ろせー降ろせー」とママの上で大暴れ。このままだと危ないので部屋に戻したら、キッチンに向かってまっしぐら。そして、またもやシステムキッチンの前を右往左往し、さらにはベランダの出入り口のガラスをガンガンするわの大運動会。
1時間ほどしてキッチンを出ると、またベランダのケージに出て行って日向ぼっこ。
1時過ぎには陽射しが入らなくなったんだけど、バスキングランプを点けてたからか、一向に戻ってくる気配がなかった。
2時半頃にムスメがやってきて、何度か部屋に戻したんだけど、その度にベランダケージへ出て行った。よっぽど外が好きなのか、あるいは部屋が嫌いなのかw。
3時半頃にはかなり眠そうになっていたので、ムスメが抱っこしてそのまま寝室へ。今日はあれだけ暴れまわって、お日様にもずいぶん当たったから、さすがに疲れてたみたい。
ムスメが添い寝してうつらうつらになってきたので、この子のお布団に寝かせたらすぐにZzz...。
そしてそのままバスケットに入れて儂の車で帰宅し、3日間のお泊りは無事終了。
この3日間もみじと一緒にいて、やっぱりぼあちゃんとは違うな~と思った。
もみじって、何をするにも積極的と言うかストレートと言うか、自分の意志をハッキリ出して、自我が強いという感じ。
でも、ぼあちゃんは自分の意志をあまり表に出さず、何をするにも控えめな感じだった。簡単に言えば、動のもみじ、静のぼあw。
これは性別も含めて個体差だとは思う。でも、それぞれの出自の違いもあるんじゃないかなと思うんだよね。
もみじはベビーの時からずっとムスメに育てられてきた。でも、ぼあちゃんは生まれてから我が家にやって来るまでの2年間、多分いくつかの所をドナドナされてきたんじゃないかと思う。そしてそのために、あの子なりに生き残るための処世術のようなものを身に着けたんじゃないかな。
儂、あの子に最初に出会った時のことで、今でも忘れられないことが2つある。
1つは「なんて優しい目をしたフトアゴなんだろう」ということ。
そしてもう1つが、あの子を抱っこした時のこと。
お迎えするつもりだったので、お店の人が儂の腕に乗せて抱っこさせてくれた。あの子、腕につかまってほとんど動かず、時々儂の顔を見ながらずっとおとなしくしてた。でも、ふと気づくと、腕の上で少しずつ後ずさっていた。そして、だんだんと腕から降りてケージに戻ろうとしていた。まるで、「ホントはイヤなんだけどね、ハッキリ態度で示すと悪いから。。。」とでも思ってるように感じた。
我が家の家族になり、我が家にもママや儂にも慣れて来たら、それなりに自己主張し、わがままを言うようにはなったけど、それでももみじと比べると全然だったなあと思う。
どっちがフツーとかいうことじゃなくて、それぞれどっちもフツーでどっちもカワイイんだけど、同じフトアゴでもこんなに違うんだなと、今回改めて思った。
そして、この3日間、久しぶりにフトアゴのお世話ができてとても楽しかった。最初はぼあちゃんが帰って来たと感じた。
でも、もみじはもみじ、ぼあちゃんはぼあちゃん。ぼあちゃんの代わりはいない、ぼあちゃん以外にぼあちゃんはいないんだなあと、つくづく思った。
やっぱりね、ぼあちゃんじゃなきゃダメなんだよ。。。
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