わがままZyZyの徒然日記

ペットロスから抜けられない爺が日々の出来事や想いを書いてます
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お経ってなに?

2019-11-17 14:36:57 | 仏さまのこと
昨日は義理の父の七回忌の法要に行った。
臨済宗建長寺派のお寺で、鎌倉時代にはすでに創建されていたという由緒あるところ。

ただね~、「あのご住職のお経はどうなんだろう?」という法要だった。

ぶっちゃけ、何を言ってるのかまったくわからなかった。
お経の意味がわからないとかそんなレベルじゃなくて、「何という言葉をしゃべってるのか」すらわからなかった。とにかく最初から最後までほぼ「う~にゃ~む~にゃ~う~にゃ~む~にゃ~・・・」って感じ。

いくつか読んだ(であろう)お経のうち、かろうじて「観音力(かんのんりき)」らしき言葉と、おしまいに「阿耨多羅三藐三菩提」(あのくたらさんみゃくさんぼだい)らしき言葉が聞こえたものがあったので、もしかしたら「観音経」もあったのかなと。(これも怪しいけどw)

「お経というのはそういうもの」とか「何を言ってるのかわからないからありがたい」みたいなことも目にしないでもない。でも、それはちがうんじゃないの?って、儂は強く思うぞ。

しかも、ただこの「うにゃむにゃ」を読んだだけで、あとは「お焼香して下さい」としか言わず、終わったらこれまた「塔婆をお持ち下さい」しか言わなかった。
それに、このご住職、人に話する時に相手の目をまったく見なかった。目どころか顔も向けなかった。まあこれを考えると、お坊様っていう以前の問題なのかもしれないけど。

法事なんかの時に来てるのは、普段は仏教とか宗教とか関係ない人達がほとんどだと思うので、こういう時こそ、「仏教って何なの?」、「お経って何なの?」といったことを広めるチャンスだと思うんだよね~。

「今日読んだお経はこういうことを言っています」、「亡くなった方をご供養するとはこういうことです」、「仏さまはこういうことを言われています」みたいなお話をすれば良いのにと思うの。

それを、昨日みたいな調子で、ちゃちゃっとお経だけ読んで「ハイ、おしまい」だと、いつまもでいつまでも「仏教ってお葬式や法事のためにあるんだ」っていう間違った観念から抜け出せないし、どんどん廃れていくだけだと思うんだよね。

あ~、ちょっとでもいいからお説法のようなことをして欲しかったな~。

ちなみに、儂、別にご住職を批判しているわけではないからね。ただ昨日の法事で思ったことを率直に書いてるだけだから。

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