この結果は想定内ではあったけど、やっぱりいろいろとストレスにはなった。
発表されたメンバーを見て、ちゃんとしたターンオーバーでもなかったからちょっとビックリ。
確かにね、今のリーグ戦の順位を考えると、これ以上負けられないどころか勝たないとヤバい。かと言って、来週末のACL決勝第2戦のことを考えれば、4日後のF東戦で主力を出すわけにもいかない。さらに蓄積疲労やケガ人なんかのことも考えないといけない。そんなこんなで選ばれたメンバーなんだろうなと思った。勝手な想像だけどw。
試合が始まって先制するまでは、思ってたよりも強度が高くていいじゃんと思ってた。それが、先制してから「なんかペースダウンしてね?」と、儂には感じられた。スピードも強度もダウンしたなって思ったんだよね。
せめてもう1点を獲るまでギアを上げたままだったら、結果も違ったんじゃないかなと思う。ま、鱈肝。
後半始まってまた少しギアが上がったかなと思ったけど、それもすぐに尻つぼみっていう感じ。
そして、實藤の思わず目を覆いたくなるようなミスで失点。この同点弾から流れが変わって崩れたのは間違いないと思う。ただし、それが實藤一人の責任かというと、それはまた違うと思う。そもそも、その後すぐに逆転されるってなに? このあたりがACLのビシッとした試合とは雲泥の差だったな。
サッカーなんて、必ず因果があってそこに無数の因縁が組み合わさって出来てるスポーツというのが儂の持論。まあこれってサッカーに限った事じゃないけどね。
だから、誰かがミスしてそれが敗因になったとしても、そのミスには必ず因果があって因縁がある。つまり、結局はチームや指導陣、さらにクラブ全体の問題ということ。
昨日の試合後の選手のコメントを読むと、やっぱり少なからずACLの影響はあるんだろうなと思う。同時に、ACLもリーグ戦もどちらも大事ということはわかってるんだけど、体や頭がそれに追いつかないという感じなのかも。
まとめてみるとこんな感じかな。
ACL決勝でのあのような試合の後というのはフワッと入りやすい。自分達の形から先制点を取れたまでは良かった。そこから守備の強度やセカンドボールを簡単に拾われてしまったり等が増えた。分かっていたが90分を通してふんわりとしてしまった。個人としてもACL決勝に比べたらちょっと強度の部分が落ちてしまった。やはりどこかACLのことがチームとして頭にあるかもしれない。ACLも大事だがリーグ戦も勝たないといけない。ACLのことは頭から外して目の前の試合に集中しそこにフォーカスできるかが次の試合も大事になる。結果を出さないとACLどうこうという見られ方をされてしまう。自分たちがそういう思いを持っていなくてもそういう捉え方をされてしまう。結果を出すためには自分たちに厳しくやっていくことだと思う。
ACLも大事だけどリーグ戦も大事。これはその通り。2004年にACLに出た時、当時の監督の岡田さんが「“二兎を追う者は一兎をも得ず”になるかもしれない。でも、それにチャレンジしなればいけない」というニュアンスの話をした。そもそも、どちらも狙えるチャンスなんてそうそう巡ってこない。だから、どちらかだけ狙うなんてあまりにももったいなさ過ぎる。
儂は、正直、リーグチャンピオンになることよりもアジアチャンピオンになることの方がよっぽど大変だと思ってる。だって、アジアチャンピオンはリーグチャンピオンの先にあるんだよ。単なるカップ戦と言ってる人もいるけど、それだけは絶対に違う。今、うちらはあと一歩でそれを獲れるところまで来てる。
繰り返しになるけど、どっちが大事だということではない。両方が同じように大事なのは当たり前のこと。
でも、今の現実を考えると、次のF東戦はある程度割り切る必要があるんじゃないかな。これは知り合いのサポも言ってるんだけど、決勝第2戦に先発させるメンバーは少しでも早く現地入りしてほしい。中東は文化や生活習慣もまったく異なる地域。同じアジアと言っても韓国や中国とは違う。気温だけでもUAEは日中は35℃位あるらしい。まずはこの環境に慣れること、これがとてつもなく重要だと思うんだよね。
「今度のアウェイでは何が起きるかわからないけど、何が起きてもすべて想定内というようにしたい」と、何かのインタビューで喜田くんが言ってた。これ、言葉だけじゃなくて、実際に何かのアクションをしないと難しいんじゃない?
それと、「こうなったらなんとしてもACLを獲らないとリーグ戦で捨てた勝ち点が無駄になる」という意見を目にする。でも、儂的にはこれはちょっと違う。
そりゃあここまで来たら何が何でもアジアチャンピオンを獲りたい。でも、もしそれが叶わなかったとしても、リーグ戦も含めて今までの戦いが無駄になるなんていうことは絶対にない。良い事も悪いことも、すべて必ず今後の糧になるはず。
もう何度も書いてるけど、儂はACLの決勝にたどり着いただけで十分満足。
でも、結果の如何に関わらず一つだけ心残りがあるとすれば、それは第2戦をこの目で直接見れないことかな。え?今からでも間に合う? うーん、そうかもしれないですけどねえ・・・。
で、ここからはちょっと違う話を書く。
昨日は、負けてガタガタ言ってる“自称サポ”がいつにも増して多いんじゃね?と思った。儂、どっちかって言うと試合よりもこっちの方がストレスだったわ。そんなの読むからいけないんだよ←お説ごもっともw。
まあいつの時代にも、負けた悔しさで選手や監督を叩く“自称サポ”はいる。でも、そういうことをするのはサポじゃなくてただのファンというのが儂の考え。
選手達には兎にも角にも心身ともに健康で前向きに。割り切ってくれたっていいよ。
— いた (@itaruru) May 15, 2024
応援する側的にもさ、しんどい結果でもあるけど、前向きに。描くストーリーと異なったとしても、ね。
選手達がやってくれることを信じて、だね。選手がやってくれないと、だからね。
こういう時こそ
— いた (@itaruru) May 15, 2024
「ひとりひとりの気持ちを合わせて、辿り着こうぜ最高の場所へ」
よね。
「ひとりひとりの気持ちを合わせて」があってチームのエネルギーになるってついこないだ感じ取ったばかり。
行かなかった勢が喧しいけど、ACLで死力を尽くして戦って喜ばせてくれたチームに敬意を持とうね。
マリノスちゃんを自分の欲求を押し付けたり、自尊心を満たすようなツールにしてくれるなよ。
— いた (@itaruru) May 15, 2024
それがしたいなら死ぬほど金を出して、リーグとアジアの舞台で絶対的に強者でなれるよう編成が出来るお金を出してから口を出すようなスポンサーになってくれな。
また早漏が沸いてるのか。長いシーズンだもの。クソみたいな試合もたまにはあるしその後に来る歓喜のためにみんな泥に塗れて戦うんだろ。次から毎試合6点獲って勝ったら優勝だから頑張ろうぜ。現地のみんな本当にお疲れ様ね
— 平井なつめ☆☆☆☆☆ (@natsumeg) May 15, 2024
ちなみに、儂は昔はサポだったけど今はファン。あ、だから儂はもっと選手や監督を叩いていいんだw。
って、そんなこと絶対できないわ。だって、まず儂、昨日現地に行ってないもん。
コルリの挨拶(ニュアンス)
— R (@sr_fmarinos) May 15, 2024
「今日ここに学校とか仕事サボってきた頭おかしい600人がいると聞いてます。選手はターンオーバーがあるかもしれないけど、俺たちはターンオーバーとかないので、ここに居る人達で今日も勝たせましょう」
これ聞いても、声小さいとか言えるの? https://t.co/lttdiA2u5U
そして、なにより儂はマリノスを愛してる。
今、マリサポに必要なのは文句を言うことじゃなくてこういう気持ち。
アモール トリコロール
この気持ちは
死ぬまで変わるはずはないのさ
愛を歌で伝えようぜ
俺たちはここにいる!
この気持ちは
死ぬまで変わるはずはないのさ
愛を歌で伝えようぜ
俺たちはここにいる!
ひとりひとりの気持ちを合わせて
たどり着こうぜ
最高の場所へ
闘おう!みんなで!!
横浜F・マリノス
俺がやってやるって気持ちが大事さ!!!
たどり着こうぜ
最高の場所へ
闘おう!みんなで!!
横浜F・マリノス
俺がやってやるって気持ちが大事さ!!!
長くなった。毎度、Xを見れない方には申し訳ない。
X、読めるようで良かったです。
hajimeさん、そんなこと考えてたんですねwww。
補強って言えば、ACLに出場する年は選手を獲得しやすいって聞いた事があります。
やっぱり選手って海外のチームとやりたいんですよね。
明後日のF東戦、スタメンにもよりますが、どこまで変わった姿勢が見れるか楽しみです。
F東も前節負けてますから、厳しい試合になるのは間違いないですけどね。
いたさんのX、読めます。
ずっと前にマリノスの補強がうまく行かない時、これと同じこと私も思いました。
選手獲得で競合するといつも負けていた時、宝くじで2億(その頃は最高賞金だったかな)当たったら全額寄付してやるから、それで獲れって。他力本願な考えでしたけどww
あの時間の経過とともにフワフワ+アワアワになっていくのを見てほしかったなw。
>手の内知ってるチームとやるより手の内知らない、出たとこ勝負の試合のが集中力もプレー判断も普段より何倍も増す。
やっぱりそうだよね、サッカーやってる団長に聞きたかったんだよ。
ACLの方が真剣に楽しそうにやってるな~って思ってたんだよね。
確かにターンオーバーはチャンスなんだよね。
イノケンや聖はそれがわかってるっていうコメントしてる。
ホント、なんとしても底上げしてほしいよね。
なにしろ9月からは次のACLが始まる。
その頃はもしかしたら残留争いなんていうことになってるかもしれんし。
いまここでチームの総合力を上げとかないと絶対に厳しいからね。
って言うのは俺はACLの決勝トーナメント行ってから、ACLの結果が分かるまでJリーグの結果は全く無視。
残留してくれたら良いと思ってる理由の1つも、ACL。
だってTri爺も書いてるけど、ぶっちゃけ手の内知ってるチームとやるより手の内知らない、出たとこ勝負の試合(Tri爺の言い方とは違うか🙇♂️)のが集中力もプレー判断も普段より何倍も増す。
出たとこ勝負って言い方は可笑しいか、でも実際手の内知らないチームとやる大会は全てにおいて入り方が全然違うし、そっちの試合のが楽しいし面白い。
だから言い方は悪いがACLはフルメンバー、Jリーグはターンオーバーと言う名の底上げ。
Jリーグでターンオーバーして勝てないのは、ある程度仕方ない。
でも、多少遊びでボール蹴ってる人間からしてもターンオーバーこそチャンスと選手は思って欲しい。
キューウェルは優しいから、ターンオーバーどんどんしてくれるじゃん。
ボスやマスカットなら、あんなにターンオーバーしてくれないじゃん。
本当に今がチャンスなんだよね。
と思いながら、試合は見てる。
いっぱいチャレンジして、いっぱい失敗して成功して、見てる側の目に入って来いって。
叩いたっていう感じではないですかね。
やめろって書いている人も結構いますからね。
確かに監督の頭の中はACLのことで一杯なんだと思います。
でも、おそらくそれは他のスタッフも同じだし、なにより、昨日のコメントを読むと選手もそうだなっていうのがよくわかりますよね。
朝日なんて「決勝に比べたらちょっと強度の部分が落ちてしまった」ってハッキリ言ってるし、皓太も「ACLのことがチームとして頭にある」って書いてますけど、自分もなんでしょうねw。
喜田くんに至っては「これじゃあダメだ」って思ってるほどACLもことを考えてるんだなって思いました(^^;
でも、私はそれは無理からぬことだと思います。
多分、選手はACLの方がやってて楽しいんじゃないでしょうか。
リーグだと、どの相手も完全に対策してきますけど、ACLの場合は強い相手に自分達のサッカーを表現できる。
だからやりがいがあるのかなって、見ていて思います。
それに、本当の金額はわかりませんが、もしCWCに出場できれば相当の金額が貰えるみたいですから、そりゃあクラブとしても力が入ると思います。
リーグ戦で結果が出ないのは、気持ちの問題以外にはないんじゃないでしょうか。
昨日の試合なんか見てると、それがはっきりわかると思います。
あの實藤のミスからの失点の時も、上島、なんでそこ?って思いました。
2失点目も同じような感じ。
頭が回ってないのか集中できていないのか、なんかそんな感じじゃなかったですかね。
まさに、朝日が言ってたフワフワっていうところですね。
確かに、そこをうまくマネージメントするのが監督の仕事だと思いますが、外人監督、それも元は世界的に活躍していた選手で、指導者としても海外で仕事をしていたわけですから、インターナショナルに傾くのもわかるんですよね。
正直、私も、国内のちまちました試合よりもACLに惹かれます。
なぜなのかは上手く言えないんですが、夢があると言うか、世界が広がると言うか、なんかこう、ワクワク感が強いんですよね。
ACLが終わったらバーンアウト期間があるだろうなと、私も思います。
そして、もしタイトルを獲れなければ、その長さは長くなってしまうかなと。
獲れたとしても、少なくとも次のリーグ戦は難しいかなと思います。
と、諸々考えると、今はもうアジアチャンピオンのタイトルを全力で獲りに行くのが正解なんだと思います。
その後のことはそれから考えるしかない。
だって、サポがどんなに何を言っても、今のチームにはそれしかできないんですから。
今回、二兎を追うのは本当に本当に並大抵のことじゃないんだなと、心底わかりました。
hajimeさん、この記事のXのポストは読めてますか?
私、超久しぶりにマリノスのことでちょっとだけ荒ぶって書いちゃったんですが、私が一番言いたかったのは、いたさんが書いてたこの2つなんです。
「ACLで死力を尽くして戦って喜ばせてくれたチームに敬意を持とうね。」
「マリノスちゃんを自分の欲求を押し付けたり、自尊心を満たすようなツールにしてくれるなよ。」
監督を叩いてしまったかもしれません。
否、叩いていますよね。
>ミスには必ず因果があって因縁がある。つまり、結局はチームや指導陣、さらにクラブ全体の問題ということ。<
實藤のミスについては、彼だけの責任だけではなく、Tristanさんのおっしゃる通りだと思います。
ACLとリーグ戦、なぜもこんなに結果が違うのか。
やっぱりACLのことが頭から離れないのでしょうね。
確かにそれは当たり前だと思います。リーグ戦も全てが悪いのではなく、良い部分もあるけど結果が伴わない。
恥ずかしながら人間ができていないので、がっくりする試合が続くとメンタルが萎えます。
ACLは獲って欲しいとの思いから「二兎を追う者は一兎をも得ず」と書いてしまいました。
選手は必死にプレイしていると思いますし、じゃあなぜこのような試合内容になるかと思うと監督に行き着いちゃったんです。
キューエルの頭の中はACLでいっぱいになってしまって、キャパオーバーの状態ではないのか。
ACLが終わったらバーンナウト症候群になって迷走してしまうのではないか。
なんていろいろ私の頭も迷走してしまいます。
>リーグ戦も含めて今までの戦いが無駄になるなんていうことは絶対にない。良い事も悪いことも、すべて必ず今後の糧になるはず。<
そうなんですよね。言葉の使い方が変かもしれませんが、「そう思って開き直って思いっきり戦って欲しい」と思います。