波と風、空と雲 ver.3.0

自分に正直でいよう! 生きている限り、人生を大いに楽しもう!
そうだよな・・・フレディ

舞ッタナver.?

2008年01月29日 | こうやって釣ってます!

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ん~っと・・・いくつまでいったっけ?

南房アジの師匠=間借人さんに、その基本システムを教わって以来、何度となく試行錯誤を繰り返してきた舞ッタナ・・・・。

「実釣」と「妄想」の予定調和がこの形だ。

今回は、前作とあまり見栄え的に変わらないが、実は天秤のウキ部への収納部分を長めにとっている。

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この手の一体飛行型のものは、空中で分離してしまうと極端に飛距離が落ちる。

頻繁にこれが起こると、ポイントがぼけるし、力糸との摩擦が多くなりラインブレイクの原因となる。

現状でも、投入フォームが乱れなければ、分離することはないのだが、多少なりともその傾向が収まれば良し・・・ということで採用。

関連で、ウキ部の足がまた長くなった。

実際には、2cmくらい詰めても天秤の収納には問題ないのだが・・・、実は設計ミス?(^^ゞ

 10日ほど前から、急性胃腸炎(今年の風邪?)でダウンしていました。

・・・・ヒラメの祟りとの噂も・・・・(^^ゞ

それもようやく回復!今週末からまたブンブンとこいつらを投げに行ってきます!


マガリナス?

2007年05月25日 | こうやって釣ってます!

夜釣りの友、ご存知ヒロミナス!

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どこのご家庭にも、必ず1個や2個は玄関先に転がっている(そんなバカな・・・)、使用済みのヒロミナスを・・・

なっ!なんと!再生しちゃいます! ドンドンドンドン!パフパフパフパフ!

以前、館山某所で間借人さんに・・・

「ヒロミナスの再利用方法知ってる? ・・・首に廻して垂らすだけ・・・」

と言われ、既に自分なりにトライして、絶縁の方法に無理があって諦めていたので、

「知ってますけど・・・、絶縁がムズですよね?」

と答えたら・・・

「・・・・・・うん、そうだね。」

と頷いて、微笑んでいた。

今思えば、心の中で・・・

『こいつ・・・解ってねぇなぁ~』

と思っていたに違いない。

ある夜、新作の舞ッタナを作っていたとき、その言葉がよみがえり、閃いた!・・・というより、ようやく気づいた!

実にシンプルで効率の良い方法だったのだ!

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まずは、使用済み(あたりまえだ!)のヒロミナスの被覆を剥がします。

すると、電池と電球に分割できます。

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次に、使わない家電品の電源コードからこれも被覆を剥いで、線を取り出します。

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太さにもよりますが、3~5本を縒って一本にし、電球部の首の窪んだ部分に巻き付け垂らします

この窪みに接点があり、垂らした部分が電池部のボデイに触れると通電し発光します。

電池は、市販の電子ウキ用のものです。ナショナルの435だったかな?

これに、付属のキャップをかぶせるとこのようになります。

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キャップの密着度で十分な接合が可能ですが、絶縁が気になるようなら、防水性の絆創膏などをキャップの付け根に巻くか、5mmのゴム管を上からかぶせると良いかもしれません。

発光を確認したら、一度はずして、垂らした線がキャップからはみ出さないように切り詰め、完成です。

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作成したものは、小物ケースに小分けして保管します。

まだ実戦で使っていませんが、作成した感じでは、十分に使用に耐えそうな予感です。

再利用ですから、多少仕上がりにムラは出ると思います。使えればめっけもん♪ってことで・・・


舞ッタナ 製作記⑤

2007年05月24日 | こうやって釣ってます!

いよいよ最終回です。

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ウキの脚部に付ける浮力調整錘(板錘)の作成です。

カゴ天秤と接合させて、実際に水に浮かべて様子を見ますが、仕掛け自体に長さがあるので、透明な竿ケース(釣具屋さんで余っているともらえます)を利用しすると、少ない水で調子を見ることができます。

浮力調整の目安は、ウキ部の発泡材の上部が、シブシブ程度か5~10mm程度水面を切るように調整します。

気に入った浮力になるよう、板錘を切り詰めたら、改めて余った6mmパイプに巻きつけ、瞬間接着剤で、バラけないよう端を接着します。

このままだと、使用時に水が浸潤してバラけてしまったり、岩に当たって変形したりするので、熱収縮チューブで保護します。

画像のパイプには、熱収縮チューブの処理前の板錘(左)と、処理後のもの(右)が写っています。

熱収縮チューブは、ライターで炙って収縮させますので、火傷しないように気をつけて!

処理ができたら十分に冷ましてから、ウキの脚部に装着し、セメダインXで接着します。

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更に、今回は発光体を取り付けるトップ部を加工しました。

羽の上に飛び出したパイプ部分は、カーボンの4mmなのですが、ここにぎょぎょライト3Lが装着できるようになっています。

以前、塗装をせずに黒いまま使ったら、光を吸収してしまい視認性が悪く使用に耐えませんでした。

その反省から、今回は軸に白の下地塗料を塗り、上にオレンジイエローの蛍光塗料を塗ってみました。

手製のLEDや、ヒロミナスを使うときは、羽部に接着したケミ37用塩ビパイプに差し込むのですが、手に入らないときのための保険のようなものです。

これで、完成です。

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途中の作業を、多少はしょってしまった部分もありますので、何か解らないことがあったら、コメントください。

くどいようですが、時間と労力を考えると、完成品を買ったほうが安上がりだと思います。(笑)

但し、自作した道具でお魚が釣れた時の喜びは、それまでと格段に違います。

暇とご家族のご理解が得られましたらお試しください!(^^ゞ


舞ッタナ 製作記④

2007年05月22日 | こうやって釣ってます!

ウキの塗装に入ります。

発泡スチロール系専用の塗料を使います。

怪しげなものを塗ると素材が融けてしまいますので、不安なときは廃材に塗って様子を見てからにしましょう。

塗った面がブツブツしてくるようなら危険です。アウトです!

余談ですが、100円ショップで買った蛍光塗料のスプレーは、発泡材に可となっていましたが、ダメでした。

今回は、釣具屋さんで売っていた専用の塗料を仕様、紅白のめでたい配色にする予定で、塗り分けの位置にマスキングします。

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この塗料は、マヌキュアのように蓋に筆が内蔵されているので、後で筆を洗う手間が要らなくて楽ちんでした。

でも、光らないのだよなぁ・・・本当に蛍光塗料かな?(笑)

どうせ夜はLEDやぎょぎょライに頼るのでいいのですが・・・

塗るとこんな感じです。

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完全に乾く前に、マスキングテープを剥がします。

一日よく乾燥させてから、これも発泡素材用のクリアーを全体に塗ります。

これには、表面の保護と艶出しの意味があります。

こちらは筆が要ります。

お子さんの絵の具箱からちょろまかさないでくださいね。(笑)

筆は、塗り終わったら薄め液でよく洗って乾かしておくと次回も使えます。

何色かに塗り分けたいときは、色毎に専用の筆を用意しましょう。

使いまわしにすると、僅かに残った他の色の色素が溶け出して、ウキだけでなく塗料が使えなくなります。

これで乾けばトップを差し込んで接着、浮力調整錘を付け、トップを塗装して完成です。

次回最終回をお楽しみに!(^^ゞ


舞ッタナ 製作記③

2007年05月18日 | こうやって釣ってます!

天秤部は1.0のステンレス線です。

先細のラジオペンチか、専用のヤットコ?で曲げて両端に輪を作ります。

Ca350047_edited_1 天秤側は4mmのアルミパイプの外側に入ります。

ハリス側は、全遊動時にサルカンが抜けていくので、径が6mm以上10mm以内と天秤側に比べやや大きめに開けます。 

長さは20cm以上取った方が良いでしょう。

曲げた先端部と輪の起点になる部分の接点は、ステンレスハンダで隙間を埋め接合します。

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ハンダこては高温になりますので、濡れたぼろ布などを用意して、温度を調節しながらやります。

ハンダを盛り過ぎないようにしましょう。

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これで主要なパーツがそろいました。

ウキ部の足に付ける浮力調整の板錘がまだですが、これを組み上げるとこうなります。

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