トンネルが続く富津館山道のように、仕事のトンネルが次から次へと連なり、精神的にも追い込まれてしまった3月末・・・
デスクの引き出しを開けたら、ワラワラとたくさんの磯竿を持った小さなおっさんが出てきた。
幻覚症状?・・・・ストレスを溜めると良くないよね。
なぁ~んて、自分で自分を言い聞かせて、仕事のトンネルの間隙を縫って出かけたのが29日の昼前、下道でゆっくり5時間掛けて千倉付近に着いたのが16時前、いくつか候補にしていた釣り座には、土曜日とあって結構人が入っている。
探し回った結果、白浜の大場所へ、空いた場所を見つけて開始したのが18時頃。
海は凪いでいるが、南西風がやや残っていて、向かい風となり仕掛けが思うように飛ばない。
1時間ほどして、ようやく手ごたえがあったのはアカメフグ、しばらくはフグに餌を取られるだけの虚しい時間が流れる。
「やばい・・・このパターンは、前回と同じやんけ・・・」
仕掛けの消耗を嫌い、1本針の仕掛けで更に1時間フグとの対話が続く。
同時刻、別の場所に入ったロコパパさんは・・・
「いや~1尾来ただけですよ。もう移動しようかと思ってます。」
とのこと、(それでもこの状況で1尾釣ってたのか!すげぇ~)
「こっちは、まったくダメ、そろそろ風が北に変わりそうだから、もう少し粘るよ。」
「了解で~ス!」
こういう日は、情報交換できる釣友がいることがありがたい。
その電話の後、しばらくして風が変わり、更に凪いできた。
北の微風、仕掛けは余裕でポイントまで届くようになったが、水温が下がったせいか劇的な変化はない。
この一投で止めよう・・・と思ったとき、軽く誘った直後!
フッ・・・と浮きが消えた。そして・・・
ダダダダッ・・・・と遥か沖合いから懐かしい?感触が伝わってきた。
久しぶりの南房アジとの再会は、25cm弱と普通のサイズだったが、この状況で釣れてきた事に感動!
そして続けてアタリ!同サイズ!
次も掛けたが、針外れでバラシ!
次はやや小さいのが上がり、連続で4回アタリがあった。
ロコパパさんに報告を入れると、近いところに移動してきて、やはり風が変わるのと同時にアタリが出始めたとのこと、実は早めに切り上げ、合流してから大幅に移動しよう・・・と話していたのだが、状況の変化に、しばらくこのまま続行することになった。
しかし、好調は持続せず、偶に群れが廻る程度なのか、1時間に1~2度程度アタリがあるくらいで、結果的に8尾出たが、深夜を回ったところでここを諦め、ロコパパさんと合流。
「久しぶりぃ!」
「ご無沙汰でしたぁ~」
今や房総アジのナビゲーターと化したロコパパさんとの釣行は、人柄は勿論だが、情報網が多岐に渡っていて、正確で興味深い話が多く、実に楽しい。
合流後は、ロコパパさんの提案で館山某所に移動し再開、既にお土産になる分は釣っていたので、のんびりと話しながらの釣りだ。
ここでは、15cmと更に小さいものも居たが、朝マズメには海タナゴ混じりで一瞬だが活性が上がり5尾を追加、徹夜の疲れがどっと出たところで終了としいた。
この日は、2時間ほど仮眠をとった後、釣り場近くの友人宅でBBQパーティー!
あいにくの雨だったが、大型の仮設テントで快適に過ごせた。
もちろん、釣果はタタキになって参加者の胃袋へ!(釣果画像ありません。m(__)m)
ここでも、電池切れとなり爆睡。
夢を見ている間にいたずら書きをされてしまいました。(^^ゞ
釣りバカの寝顔初公開?
日時:2008年3月29日18:00~30日5:30
場所:白浜某所~館山某所
潮汐:小潮
釣果:鯵23~25cm前後×11尾、15cm×2尾