波と風、空と雲 ver.3.0

自分に正直でいよう! 生きている限り、人生を大いに楽しもう!
そうだよな・・・フレディ

おちついていきやぁ~

2017年10月03日 | 2017年釣行記

「よかった、誰も居ないや・・・」

keiさんの入った二日後の日曜日、予報より強めの南東風が吹く中、いつもの場所へ

釣りの女神様に怒鳴られないように、食事を済ませてから準備、巻きっぱなしのラインの結束強度も確認して、コマセの空打ちを3投ほど入れてから、19時半頃に開始・・・

スススッ・・・と消えるLED!

そこそこの重量感で、25㎝程のイサキが上がる!

 

1投毎に何かしらウキに変化があり、餌取りを含め活性が高いことが伺える。

そう感じた数投後、モゾモゾとLEDを沈めていくアタリにラインを張ってみると・・・

 

ズンズンズンッ・・・

 

一気に走り出した!

 

ときどきグイッっと首を振るような引きに、大型のイサキと確信、足元まで寄せてみると抜けそうなサイズだったが、しばらく良型のイサキに出会っていなかったので、玉網を使い慎重に確保

33㎝程の丸々とした美味しそうなイサキだ

その後、今夜はイサキ祭りかと思ったが、ムツとウリンボが密集したのか、なかなかキープサイズが上がらない。

アジもたまに上がるが25㎝弱と前回よりやや小ぶり・・・

沖に向かい、潮は左沖に流れるが、風は右に強く、ラインが右に大きく膨らむので、右沖に出ている岩に引っかかりそうで怖い・・・と思っていた矢先に・・・・

 

ビヨヨォォ~ン・・・・

 

「あれ?・・・変な感触・・・」

 

誘いを入れようと煽ったロッド・・・手元に違和感・・・

 

「が~~~んんん! 引っかかっとるがな!」

 

なんとかして脱出しようと試みたが、がっちり巻き込んでしまったようで、どうにもならない

あきらめてラインを手に取り切る・・・

 

「あ~あ・・・」

 

岩の脇に揺れる愛器のLEDを見ながら、タックルを組みなおして再開

また、ポツリポツリだが、ウリンボと小ムツのアタリの合間にアジや25cmほどのイサキが上がりだす。
日付をまたぎ、満潮から下げ潮に入ってから、25cm強のアジが出始めた

 

そんなとき・・・

 

ストン・・・と消えたLEDに、一呼吸おいて合わせた竿が大きく暴れ出した!

 

ガクンッ・・・ガクンッ・・・と2度ほど大きなフックを打ち込むような手ごたえがあって、そのまま動かなくなる・・・

 

根に飛び込まれた!

 

こんな時は、出てくることもあるので軽くテンションを掛けたまま待つ・・・うねりに合わせて上下する竿先・・・グイッ・・・2度ほど動きがあったがその後静かになってしまった

高切れしないように祈りながらラインを引く・・・プツッ・・・なんとかハリスだけで済んだが、何だったのだろう・・・

大型のメジナかコロダイか・・・後手に回ったこともあったが、この夜最大の感触だった

根に入った大物の姿に思いを馳せていた時・・・

 

「こんばんは、横でやらせてください・・・」 

 

朝まずめ狙いなのか、地元の方が近くに入って来た
その直後、別に気負ったつもりなかったが、不注意にも振りかぶった時に仕掛けがどこかに引っかかったらしく、天秤だけ喪失してしまった

 

「がああ~~~~んん・・・またかよ~」

 

本日2度目の組み直し、しかもようやく活性が上がって来たというのに・・・・

 

直しているところで、先ほど入って来た釣り人が大型のイサキを抜き上げた!

・・・焦る

 

『おちついていきやぁ~』

 

なぜか、ゆりあんなんたらのギャグが頭の中でぐるぐる回りだす

午前3時を過ぎた・・・睡魔に集中力を奪われる時間でもある

 

『おちついていきやぁ~』


 

ラインどうしの結束を確認して再開、ようやく一投に一度アジのアタリが出るようになり、30cm近い大型も上がった

が、時合は短く何尾かアジを追加したところで明るくなり、大アジが小アジに変わってしまったので、見切りをつけて終了

 

穏やかな凪の海に浮かぶ伊豆大島に目を奪われる・・・

 

さあ・・・帰ろう・・・

 

日時:10月1~2日 中潮

場所:南房某所

釣果:イサキ 20~33cm×6尾、中アジ23~28cm×8尾、小あじ×8尾、小ムツ×2尾、ウリンボ・小ムツ多数放流

 

 

夕飯は、イサキの刺身とカルパッチョ(柚子を絞って)、アジはタタキとつみれ汁

 

イサキは丸々と太っていて最高!
アジも程よく脂が乗って最高!

今年一番の釣果でした

調子にのっちゃって~♪


やっぱり南房総が大好きだ!

2017年09月18日 | 2017年釣行記

「・・・そうか、しばらく観光らしいことしてなかったね・・・・」

そんな訳で、10日は久しぶりに奥さんとドライヴデートに出かけた。

コースは、釣行時に気になってはいたが、混雑していたり、時間外で開いていなかったり、汚いおじさんが入れそうもなかったり・・・で素通りしていたポイントを中心にプランニング

まずは、行列必至の富浦のおさかな倶楽部さん

11時の開店に間に合うように早めに出たが、たいした渋滞もなく順調に走れたので、到着は開店前の10時過ぎ・・・・

ところが既に並んでいる人もいて、入店は6組目、開店と同時に満席、外にはさらに行列が!

1番目に人から注文を聞いていくのだが、限定メニューが多く、自分たちの前に、完売の札がつくメニューもあった。

ほどなく順番が来て、ワシはsukeさんが「定番だよ」と云ってたまんぷく定食(アジフライ、ブリ・カンパチ・太刀魚刺身、鯖の煮魚、イワシつみれ汁)

奥さんは限定の刺身4点盛り定食を注文、隣のテーブルの若い男性のところにきたおまかせのから揚げ定食が圧巻!メジナ・ホウボウ・カマス・カサゴのから揚げがオブジェのようにお盆いっぱいに鎮座して、一目でおなかいっぱいになりそうな迫力だった。(残念ながら画像を抑えるのは遠慮しました)

訊けば、おまかせ・・・とか、なんちゃらとか・・・いった謎な定食ほどコスパが良く、良いほうに期待を裏切ってくれるらしいので、次回からは謎なメニューに挑戦してみよう。

続いては、腹ごなしの散策へ、すぐ近くの大房岬の公園駐車場に留めて、木々のトンネルのようなルートの階段を下り、南側の海岸出る。

奇跡のように天気がよく、風が心地よい。

ここは南係船と呼ばれる釣りのポイントとしても紹介されている場所、ちょうど素潜り漁師がサザエをどっさり獲ってあがってくるところだった。

モリでで突いたのか、立派なブダイとカサゴもあった。

いずれは夜釣りで来てみたい。

気持ちの良い散策の後、地獄の階段登りで、柄にもなく奥さんと競争してしまい、汗だくに・・・(負けたけどね)

今度は、静かにスイーツをと、更に南に長閑な里山ドライブをして富崎漁港近くの蘇堂さんへ

オリジナルスイーツとハーブティーをいただく

数年前に娘たちと来たことがあるのだが、話好きの奥さん?がときどきカットインしてくる以外はとても静かな空間だ

次は、階段登りで疲れた体を癒しに安房自然村の不老山薬師温泉に・・・

う~~むなかなかの昭和感、かつての勝浦温泉を髣髴とさせる佇まいだ

いわゆる黒湯?で、流し場の蛇口からでるお湯もうっすらと色がついていた

さっぱりした後は、道の駅をはしごして帰宅、普段(釣りの時に)は感じられない充足感のある一日だった。

でもでも・・・それで終わるわけではないよね。

そう!我慢ができるわけがない!

数日後の15日(金)の夜から今度は真面目に?いやいや・・・クソ真面目に釣行してきました
現地着が20時、いつもの場所は先行者が1名、挨拶して少し離れたところへ・・・

keiさんを待ちつつゆっくり準備をして第一投

もやっ・・・としたアタリで小ムツがぶら下がってきた

ほどなくkeiさんも到着して、それぞれの場所で竿を出す

しかし・・・釣れない

先行者がワシの準備中に1枚イサキらしきお魚を取り込んでいたようだが、こちらのエリアは無反応

小ムツに小サバがポツポツという中、稀に20㎝ほどのイサキが混じる・・・といった状況が日付をまたぐ頃まで続き、やっちまった感が心を支配し始め、睡魔が更にやる気を折りに来る・・・・

そんな深夜の潮変わりの2時・・・

「おおっ・・・ドラグが鳴ったよ~~~」

・・・と、闇の向こうからkeiさんの声!

玉網を持って駆け寄ると、大型のイサキを足元まで寄せていた!

ハリスの強度は十分だが、口の弱いお魚なので慎重に浮かせて玉網入れ

35cm強の体高のある綺麗なイサキだった

「良かったね~・・・ワシにも釣れないかな~」

 

ちょうど、潮が下げ始めたのが良かったのか、ワシにも流しきったところで大きなアタリが出て、久しぶりに30cm弱のアジが出た

それから夜明けに向かって徐々に調子が出始めて、大型のイサキこそ出なかったものの、ぎりぎりキープサイズのウリンボが3尾、アジも大小混じりながらだが、30cm強を含めて10尾ほど出た!

前回に比べれば上々の出来だ

keiさんは、アジは少なかったものの、ドラグを鳴らしていくアタリがもう一度あり、それは掛かりどころが悪かったのか、スッポ抜けでバレでしまったそうだ。

ワシには一度もそんな手ごたえのアタリはなかったので、ポイントの違いか・・・仕掛けの違いか・・・課題が残った釣行だった。

大型のアジは、脂が乗っていて食味も最高だった

手前がイサキとアジの刺身、奥がアジのカルパッチョ、左がアジのタタキ、右が小ムツの煮付け

アジの中骨は味噌汁の出しと、カラ焼きして骨せんべいに

美味いっす!

 

日時:9月15日~16日 長潮

場所:南房某所

釣果:イサキ20cm前後×3尾、アジ20~31cm×10尾、小ムツ8尾

海を綺麗に、そして釣りを取り巻くすべてのことに思いやりを


それでも釣り馬鹿おじさんは行く・・・

2017年08月14日 | 2017年釣行記

35年前、まだ腹筋が割れていた頃に、共に旅をしたスポルティーフ(自転車)が物置に眠っていた。

このたび、諸事情により引越しを決意したため、断舎利の一環として処分を決意。

ネットの掲示板で、引き取り手を捜していたところ、「是非譲って欲しい!」という奇特な方が現れた。

待ち合わせ当日、ふくらはぎがバキバキに鍛え上げられた若者が現われ、しばし新旧の自転車談議の後、彼の盛り上がった肩に担がれて引き取られていった。

そんなわけで、自転車だけでなく、釣具や生活用品など、夏休み中に、使わない、壊れている、ただのゴミ、ワシ・・・いやいや、極力無駄なものを引越し先には持ち込まないように処分しようと、ガサゴソとしたいたら・・・・

・・・・ん? 新しいラインのグループに招待が・・・

 

『・・・行かないんですか?・・・夏休みですよ!』

ENDさんから

 

「んじゃ、明日の夜からね!」

ほぼ即答に近い形で返事

(^^)

 

そんなわけで、keiさんも参加して、いつもの南房へ

 

雨が心配されたが、なんとか夜間は待ちそうな予報、風が東北東で多少ポイントが限定されるがまずまずの凪だ。

まだ明るい時間、沖の潮目に沿ってナブラが立った!

何度か、弓角を放ってみたが、届かなかったり、通り過ぎてしまったり・・・

そんな中、ジグサビキを投げていたkeiさんが・・・

「おおおおっ!のったぁぁ~~~!」

見れば、ブルズアイ3号siが見たことのない番手から曲がっている!

はるか沖で立つ水柱!

そして、飛んだ!

「・・・んあっ!・・・外れた!・・・くっそぉおお~」

・・・遠目に見えた魚影は細長く見えた。

おそらくシイラだろうという結論に至ったが、結局その後は掛けられず、前回の反省から、とんかつ弁当は避け、いやいや、釣り座近くで竿を出しながらの食事を避け、駐車場近くで海鮮丼をかっ込み、日没と共にカゴ釣りに移行。

 

ようやく台風が一発通り過ぎて、いいかげん本格化して欲しいところだが、相変わらずテンポの悪い釣りになる。

救いは、3人いるので雑談には事欠かない・・・といったところか・・・

それでも、前回よりは若干改善した感があり、餌取りのコサバに邪魔されながらも、イサキがウリンボ混じりで、ポツポツと上がりだした。

ただ、30cm止まりでこれはというサイズが釣れず、そして相変わらず肝心のアジが釣れず、どこへ行ったのだろう・・・とぼやいていたら・・・

 

シュインンンッ・・・・

久々に小気味良い当たり!

またイサキかと思って抜き上げてみれば、なんとアジ!

 


 

28cmほどの久しぶりの南房アジにしばし見とれる。

ようやく始まったか!と期待したが、アジはそれだけ・・・・

更に午前1時以降の上げ潮に入ってからは、イサキも食わなくなり、石鯛師が入磯してきたところで終了。

終わってみれば、ENDさんもkeiさんも似たような釣果で、なんとも消化不良な感じ・・・

ENDさんはシロギスをやりに行き、残されたおじさん二人はあれこれ釣れない言い訳を並べつくしてから・・・

 

「ばんや・・・行こうか?」

「・・・そだね」

 

・・・と保田のばんやの湯でいろいろな疲れを洗い流しながら・・・

 

 

「そうか・・・かれこれ10年以上こんなことやっているんだね・・・」

「・・・ほんとだ、あははははは・・・・」

 

昨年の釣行記を見ると、9月上旬~最盛期に入ったような感じなので、今回のアジはそのはしりであるとポジティヴに考え次回に期待したい。

湾奥ではサヨリも始まったらしいし、年相応に体力も落ちてきたが、まだまだ釣り馬鹿おじさんの珍道中は続くのだ。 

 

 

日時:2017年8月12~13日 中潮

場所:南房某所

釣果:イサキ 30cm1尾、20cm前後5尾、アジ28cm1尾、ムツ・ウリンボ・コサバ少々

 

イサキは、小さくても歩留まりのいいお魚かも、小型6尾でもカルパッチョにお刺身にと家族4人には十分な量が取れた。


悲劇の連鎖・・・

2017年06月30日 | 2017年釣行記

南房白浜沖の海水温がようやく20度を超え安定してきた。
また先日の低気圧の通過で、沿岸に繁茂していた海草も大分なくなり釣り易くなって来た様だ。

「・・・アジはまったくダメだけど・・・イサキは偶に・・・」

的な情報も釣友から入ってきていたので、我慢が出来ず・・・懲りずに・・・いつもの場所へ・・・

行って来ました!

 

行きの車中で・・・

 

『う~む・・・ワシはドMなのかな・・・』

 

サヨサヨ水産の賢明なメンバーは、手の長いヤツや、顔の平たいヤツや、パールピンクのヤツや、いぶし銀のヤツを都度釣れる場所に行って釣ってきていて、情報も逐一貰っているのだが、一番遠い上に、何度もボウズを食らっているこの場所に来ている自分を俯瞰的に見て思わずつぶやいてしまった。

とは言うものの・・・釣り場に着くと絶好の天気!

テンション上がるわ~♪



しかし、この直後に悲劇が・・・ 

 

「舞ッタナ」と名付けた自作のウキとカゴ天秤をセットし、仕掛けを馴染ませる為コマセを入れずに軽く投入・・・

 

ヒュンッ・・・スパッ・・・

「あれ?・・・嫌な音がしたじょ・・・」 

 

まっすぐに天を突く竿先・・・抵抗なくスムーズに回転するリール・・・これって?

 

「が~~~~ん!・・・まぢかぁ~!」

慌ててシーバスロッドを取りに車まで戻り、メタルジグを結んで投げ回収を試みたが、自分技量を超える所まで流れてしまい・・・諦めてダラダラとジグを回収していたら今度はジグが根掛り!



「が~~~~ん!・・・ま・・・まぢかぁ~~~~~!」 

 

我々の業界では、これを『二次災害』と呼びます。
 

「落ち着け・・・落ち着け・・・未だ何も終わっていないじゃないか・・・」 

 

夕闇が迫る海辺で、汗だくのオッサンが一人ブツブツと言いながら徘徊する・・・といったシュールな光景が・・・

そして、スペアの仕掛けをじっくりとセット、結びとテンションをしっかり確認して開始したときにはすっかり陽が落ちていた。

(最初のミスはどうやらPEラインのメンテが悪かったようで、力糸と道糸の結び目で糸抜けしていた)

付け餌なしで数投・・・

やや早めに左沖へ流れる潮・・・・

アオイソメを付け餌にして数投・・・

・・・・

・・・・

・・・・

30分何も起こらない・・・

「ありゃ?・・・またか・・・まあいい、もう慣れた・・・」

釣り始めのトラブルで、夕食をとり損ねていたので、南房釣行の強い見方=スーパーおどやさんのとんかつ弁当(タイムサービスで半額)を開ける。


『最悪、ブログネタはこの画像だな・・・』

と思いながら、手にとりまさに一口目を口にしようとした瞬間!

 

ガタタッ・・・!ガラガラッ!

 

飛び上がる竿尻! そして生き物のようにのたうちながら暗闇に向かって滑り出す遠投EV!

 

弁当を投げ出し、慌てて釣り座へ走り、竿をタックルするように確保!

しかし、とき既に遅く、3号ハリスはヨリ糸との継ぎ目から切れていた(また継ぎ目か~)

 

『何だったのだろう・・・竿を伸されたとはいえ、フロロの3号を切るのは相当な力が要る・・・大イサキ?メジナ?ハマフエフキ?コロダイ?』 

大型のアタリは気を抜いているときに来る事が多い。 

残念だが仕方がない・・・とにかく弁当を食っておこう・・・と戻ると・・・



「が~~~~んん!・・・ま、ま、まぢかぁぁ~!」 

 

目の前には更に悲惨な光景が・・・とんかつ弁当の主役ともいえる

 

カツが・・・・無い・・・・

 

慌てて走り出したときに投げ出すように置いたのが災いして、カツだけ周囲に飛び散っていた。

そんなコントのような展開に、悲しみのあまり、画像を押さえる気力も無くなった。

スタートして2時間、決定的なミスの連続に、釣りの女神様が居たら・・・きっと・・・

「違うだろ~~~! このハゲ~~~!」

と怒鳴っていたに違いない・・・

 

こうなると、逆に開き直りというか、清清しいくらいに貧果を受け入れつつの釣りになる。

 

しかし、釣り始めからフグの気配が全くないのはなぜだろう・・・潮流があるせいか?

 

・・・・・

・・・・・

・・・・・

・・・・・

まったく触られることなく帰ってくる付け餌に、首を傾げつつも油断だけはしないようにそのときを待った。

 

ツンッ・・・右手人差し指で触っていた道糸に波とは違う鋭角的な感触・・・その数秒後・・・

 

ススッと消えるLED!

 

立てた竿に、仕掛け以上の感触!

 

「やっと何か来た~」

 

上がってきたのは、20㎝あるかどうかのウリンボ(イサキの仔魚)
 

直後に同型!

 


(ピンボケでごめん)

 

始まったかな?・・・と思ったが、ここでまた沈黙に・・・

「群れが通過しただけだったか・・・」

・・・・

・・・・

・・・・

コマセが2セット目に突入し、日付を跨ぎそろそろ諦めが心を支配し始めた頃・・・

 

ストッ!・・・真下に消えるLED・・・・そして頭を振る感触!

 

「ようやく、まともなサイズのお魚に遭えた~!」

 

 

すぐに追釣を狙ったが掛けられず・・・4時頃には明るくなり出し、期待したモーニングサービスも無く、コサバが邪魔をするようになったので終了。

 

ウリンボ含めてイサキが4尾、南房アジが釣れない今年はイサキがメインになりそうだ。
しかも、得体の知れない大魚に備えるとしたら・・・もう一回り大き目のタックルが必要かな?

とにかく、3連続ボウズは回避できたので良かった。

最近、夜釣り明けはここで仮眠する。雑木が朝日を遮ってくれる岩井海岸の駐車場だ。

ボート釣りには絶好の天気だな・・・

 

久しぶりの釣果は全部お刺身に・・・調理後の画像を取り忘れて食べ始めてしまった。

脂がのっていて美味しかった~

日時:6月28~29日 中潮

場所:南房某所

釣果:イサキ29㎝1尾、ウリンボ3尾


解けぬやどろく会の呪い・・・

2017年06月05日 | 2017年釣行記

この季節になると、カレンダーと天気予報を交互ににらめっこになる。
スケジュール~天気~風向き~波高~海水温~懐具合~奥様のご機嫌・・・・
様々な条件を解析し・・・


「よしっ!行こうっ!」

 

となるわけだが、必ず手を打っておくのが同行者の有無の確認。

磯の夜釣りは危険がいっぱいだからね・・・

「海猿」で言えば「バディ」の存在が重要。

でも、ワシの場合、「海猿」ならぬ「海カピバラ」かな?

そんなワシのバディ・・・しかし、最近脱カピバラに成功したkeiさんと、懲りずに定点観測に行って来ました!

前回との違いは、水温が20度台までいきなり上がって、その後の南西風で18度台に下がったこと、風向きが北東系の風で、波高は凪に近いこと。

場所によっては同じエリアでぼちぼち釣果が出始めたこと。

そんな情報を、ポジティヴにしか想像できないワシは、釣り場に先着していたkeiさんに・・・

「今日は条件最高だね~この景観!やっぱ南房はいいなぁ~」

などと、状況だけ観て既に釣った気になっていた。

 

そして、18時過ぎに第1投!

・・・・

まだ陽があるので、コサバが針数だけ付いてくる。

青物でも居れば・・・用意したシーバスロッドでと弓角を投げて見たが無反応・・・

・・・・

・・・・

次第に暗くなり、ウキのLEDに灯を入れて夜釣りモードに・・・・

・・・・

ゆっくりとだが、左沖に流れるこの場所では絶好の流れ・・・

・・・・

・・・・

・・・・

・・・・

投入の度に、今度こそ・・・と思うが、フグが居るようで付け餌が持たない・・・

・・・・

・・・・

・・・・フグ

・・・・

・・・・フグ

・・・・フグ

今夜の満潮の0時30分頃まで、釣れたのはフグとため息のみ・・・

あまりの無反応のせいか、今まで感じたことのない猛烈な睡魔に襲われ、keiさんを釣り場に残し、30分ほど車に戻って仮眠・・・

 

「・・・異常なし・・・です。」

 

仮眠後の釣り場で、更に眠くなりそうなありがたい報告を受ける。

 

・・・・

・・・・

・・・・フグ

 

「こんばんは、・・・どうですか?」

 

どこも厳しいのか、様子を見に来る釣り人もあり、気がまぎれるのはよいが、結局朝まで何も起こらず・・・

 

東の空が白み始めると、前回到着した時に、大型のカンダイを釣り上げていた石鯛師さんが入磯してきて・・・

 

「・・・やめますか・・・」

 

「・・・・終わったね・・・」

 

と投了を宣言

 

う~む・・・釣り場持込用のクーラーを新調してから4連敗!

旧クーラーに貼ってあった「やどろく会」のステッカー・・・ボロボロでも剥がして貼り直せばよかったかな~

今回も釣果は無し、スーパーおどやさんのマグロ丼でお許しください。

m(__)m
 

 

 

日時:6月3~4日 長潮

場所:南房某所

釣果:フグ・コサバ・ため息