「ヤッホ~イ♪4連休だよ~ん♪」
・・・とのkeiさんからの挑発メールに乗っかる形で急遽出動!(いつもか?)
21時南房某所着、南西風なので当然風裏を選らんだのだが、前回同様ウネリが入ってくる。
狭いが比較的安全な場所には先行者と先着していたkeiさんが、ワシは少し離れた油断すると飛まつを浴びることになる釣り座に入った。
夕方からポツポツ食っているとの事だったので期待して入ったが、最初の数投は仕掛けのバランスが悪くてハリスがウキに絡んでばかり・・・
ようやくLEDの位置が良くないことに気づき改善後の2投目、サヨリのときのように誘ったところにアタリ!
魚が居ると解れば力が沸いてくる・・・がしかし、ウネリが力を増してきた。
ここは立ち位置から観て右から左にウネリが足元を抜けるが、仕掛けは左から右沖へ流れる潮に乗せたい・・・そう、ベクトルが逆なのだ。
どのような不都合かと言うと、投入した仕掛けは潮の抵抗を受けて右沖へ進もうとするが、手前の方で道糸がウネリの波頭で左側へ叩かれ、ウキから竿先までの道糸が逆S字になろうとする力が働く為、手前に寄って来てしまうのだ。
なるべく波頭に叩かれないように竿先を上げてやり過ごすようにしていたが、いずれにしても思うようなラインを流せない。
なんとか2尾追加したが、今度は沖の流れが逆になるのと同時にアタリもばったりと止まってしまった。
ピンボケごめんm(__)m
ウネリも危険なほどではないが、間隔が短くなってきたように思えてきたので、ここでkeiさんと先行者さんの入れ替わるように来ていたHIDEさん等に合流。
しかし、潮が流れない上に偶にアタリがあってもフグ・・・という情況が続いたため、午前3時頃に切り上げ館山岸壁に向かう。
休憩を兼ねて雑談しながら夜明けを待つ・・・
4時30頃にはほぼ一杯となる岸壁。
かなり明るくなった頃、メタルジグを投げていたkeiさんにファーストヒット!
「おっ!イナダじゃん!・・・いいなぁ」
それを観て、ワシも弓角からメタルジグに切り替える。
すると、少し間を置いて着水直後にヒット!
「わぉっ!・・・き・来た!・・・あれ?」
ズンッ・・・グイグイッっと竿に乗った感触は十分にあったのだが、掛りが甘かったのかバレてしまった。
「合わせ入れないとダメっすよ」
「ん~残念」
実は前回の情況と比べて、魚群の回って来る時間が遅く、また朝マズメながら潮位も低くチャンスは少ないと思っていたので、バラシのショックが大きかった。
「今日はダメな日なのかな?」
と思い始めたとき、HIDEさんに丸ソーダがヒット!
「やっと回ってきた?」
ならばと、前夜にMS釣吉さんのワゴンに乗っていたスキップバニーを投入!
その数投目、岸壁近くまで引きそっと抜き上げようとしたときにヒット!
そんなタイミングだったので、そのまま抜き上げてしまった!
「えっ?・・・釣れたのは良いけど引きを味わいたかったな」
「あれ?・・・違う顔してるけどヒラですか?」
と覗き込むHIDEさんと体側の有鱗帯を確認すると中央でグッと狭くなっている。
「ヒラソーダだ!やった!嬉し~」
この頃になりようやく頻繁に魚群が走り抜けるようになり、タイミングが合えばバイトするという情況に入ったが、今度は掛かってもマルソーダばかりとなってしまった。
それでも、我が家にとっては立派な食材なので10本以内を目処にするつもりで釣り続ける。
黙々とマルソーダを釣り続けるワシの横で・・・
「シイラ来ないかな~・・・」
HIDEさんは前回メタルジグを弾かれたのが心残りらしく、ソーダには目もくれず彼女が来るのを待ち続けていたが、この日は前回のような数尾での回遊は無く、やる気の無いのが1尾(目測70cm位)ゆっくりと沖を横切って行くのを見ただけだった。
午前9時過ぎ、HIDEさんが近くのコンビニで買ってきてくれたガリガリくんを齧りながら・・・
「冷てぇ~・・・あ~生き返る」
「ばんやでひとっ風呂浴びてく?」
「賛成~♪」
無邪気に魚と戯れる汗臭いおっさん3人
・・・笑い声が青い空に吸い込まれる。
上:ヒラソーダ 中:マアジ 下;マルソーダ
日時:2011年8月25~26日 中潮
釣場:南房某所→館山某所
釣果:アジ23~25cm前後×3尾、ヒラソーダ35cm×1尾、マルソーダ35cm前後×7尾