釣行記としての見どころは特に無い、タイトル通りの顛末です。😅
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近頃の定番となった日曜の午後に現地入り、今回は少し早めの14時前、少し遠回りして、以前家族でドライブした時にへ営業時間に間に合わなくて入らなかった「富崎館」さんで、遅めの昼食をとる。
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明るい娘さんが
「うちの定番です♪」
と勧めてくれた魚フライ定食は、アジとカマス、あとは?鯖かな?に、アラの味噌汁と小鉢がついて990円、熱々のフライをハフハフ言いながらほうばり、余韻はノンアルビールと共に空腹の胃袋へ流し込む・・・間違いない!
久々に釣行飯店ネタができた♪
満腹の腹をさすりながら店を出たあと、オドヤさんに寄ってから現地着、程なくしてkeiさんと合流して釣り座を確保する。
「今回は天気はもちそうだね〜」
「前回は、雨でしんどかったからなぁ」
なんて言っていたら、西側から黒い雲が転がるように迫って来る・・・
「えっ?何?・・・あのパニック映画のCGで作ったみたいな雲!」
気がつけば、風の音の中に『あの重低音』が混ざってきた・・・
まずい・・・
落雷を受けそうなものを片付けて、一旦車に避難すると同時雨が本降りになり、雷鳴が轟く。
雨雲レーダーを見て、1時間以上は雷雲が抜けなさそうなので、近く屋根のある場所で雨宿り、コーヒーを飲みながら、釣りバカあるあるひとつ『あの時は良かった』話しに花が咲く🌼
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この時期、天気が不安定なのは仕方ない。
これも楽しみのうちだ。
雷雲が抜けたところで戻り、ようやく竿を出したのが17時過ぎ、日没まではまだ時間があるので、コマセを入れつつ、タックルの調子をチェックしつつ、ゆるゆると開始する。
海藻類はまだ茂っているが、海水温は上昇傾向で、過去の同時期から見てもシーズンインしておかしくない。
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西陽でウキが見辛く、竿先を立てて誘っていたとき・・・
クククッ・・・
と竿先を絞り込んで来たのは手のひら大のメジナ
そして、2尾連続でメジナが来た後、フグらしき餌取りの猛襲が始まった😖
しかも、それがハンパない!
釣れるのはフグ
暗くなってもフグ
餌を変えてもフグ
潮が動かないこともあるが、例年ならフグだけでなく、ウリンボ、仔ムツ、ハタンポ、小アジ、小サバなど入り混じるところが、今夜はフグオンリー!
偶にキタマクラが混じる?が、餌と針の消耗が激しい。😭
ここはフグだけの海になってしまったのか・・・
と思えるような状況が延々と続くが、前回のような雨はないので、なんとか粘れる。
21時過ぎ、サヨサヨ水産のラインに
『カゴバカジジィ共!釣れてるか〜』
・・・的なコメントが入っているのに気づき、フグ地獄中である事を返信する。
更に同様の状況が続いて、さすがのkeiさんも、場所変えを提案してきた。
『どうする・・・』
暫し逡巡したが、ようやく上潮が効くはずの時間帯だったので、深夜の大アジ回遊説を信じて続行!
だが池のように潮が動かない!
手の打ちようのない状況、夕方から竿を構えて立ちっぱなしだったので、ロッドをホルダーに掛けて一休み・・・
グイインンッ・・・
飲み物を取ろうとバッカンをゴソゴソしていたとき、目線を上げると竿先が沖へ向いて上下動!
フグよりはアクティブな手応えだったのだか、デカいフグの可能性があったので抜き上げるまで確信が持てなかったが、上がったのは辛うじてキープサイズのイサキ!
「この状況でよく釣るよなぁ〜」
と、呆れ気味のkeiさん
その位の『絶望的フグ地獄』が続いていたのだ。
更に数投後に、一回り大きいのが来た!
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「よおぉ〜しっ! これからだ!」
睡魔に襲われつつあったので、覚醒した感があったが、その後、辛うじてキープが1尾来た後はまたフグの海に戻ってしまった。
keiさんは、タナをこちらと同じにしたり、同じラインを流したりしていたのだが、アタリが出ず、悩むことしきりだったが、日付を跨ぐ頃になって、ようやく小型ながら一尾目のイサキを抜き上げる。
すると、ここから立場が逆転!
間隔は空くものの、こちらに沈黙が続く中、同型を3尾上げる!
「なんだよ、結局仲良く3尾ずつって、ハハハ!」
ちょっとした違いがその時の状況に合致するのか、すごく難しい夜になってしまった。
その後、明け方向かいの下潮に入ってからは一転潮がかっ飛び出してしまい、切れ藻が絡むようになってしまって釣り辛く、疲れもあって東の空が明るくなる頃にギブアップ
アジに至っては、小アジすら釣れない回となり、かなり凹んだ。
南房アジは、どこへ行ったのか・・・
6月はアジの産卵期でもあると言う。
皆子作りに励んでいたという事にしよう。
日時:6月12〜13日 大潮
場所:南房某所
釣果:イサキ23〜28cm×3尾
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イサキも産卵期前なのか、コロコロとよく太っていた。
お刺身で美味しく頂きました♪