波と風、空と雲 ver.3.0

自分に正直でいよう! 生きている限り、人生を大いに楽しもう!
そうだよな・・・フレディ

ウネリに翻弄された・・・中秋の名月。

2008年09月17日 | 2008年釣行記

Ca3a0065

午前中予報を観て、・・・・今夜はどうする?風はいいけど、ウネリが高いなぁ・・・
自問自答していたとき、携帯が鳴った。
「今夜はどうする?」
keiさんだった。

連休の中日、やはり東海上にある熱帯低気圧からのウネリがあって、比較的安全な場所は既に人が入っている。
既に後手に回ってしまった感があるが、何とかやれそうなところを見つけて、21時頃から開始。
風が無いので、沖を見ると凪いでいるように見えるが、時おり波長が長く、大きなうねりが入ってきて、磯際がかき回され、泡が潮目に沿って長く延びているのが解る。

数投して、竿先に違和感を感じた。
どうやら、手前の方で立てに潮がもんでいるようで、道糸が水面下の根に掛かったらしい。
これでは、潮に乗せようとしてもラインが出せない。

仕方なく、潮上に遠投して竿先を高く張り気味に流す。

10投目くらいでようやくアジらしいアタリ!
25cmほどのレギュラーサイズ!

背後からの風で助かっているが、今日のポイントはかなり遠い。
上手くポイントに入っても、ハタンポやフグが邪魔をする。

ポツリ・・・ポツリ・・・となんとかツ抜けまでたどり着いた。

短調だが、ウネリの合間を縫うように同級を追加するが、午前2時前、潮位が上がるのと共にウネリが足元を洗い始め、アタリも途絶えてしまった。

「どうしよう・・・」
「移動しよう・・・」

ということになって、移動したところはやはり同じことを考える人で満席状態。
しばらく遠くから漂うLEDを眺めていたが、アタリがあるようには見えないので・・・

「どうしよう・・・」
「・・・い・・・移動しよう・・・」

たどり着いたのは、残りもの的な地磯、この時点でもう夜明けが迫っていたので、アジは半ば諦め、時間つぶし&コマセを捨てるつもりで始めたところ、なんと小型ながら平ソーダとワカシを二人仲良く1尾ずつゲット!
しかし、一瞬で群れは去り、平穏な海に戻ってしまった。

「・・・このへんで止めとけ・・・って事かなぁ?」
「・・・そういうことですな・・・」

Ca3a00641

日時:2008年9月14日21:30~9月15日7:30

釣果:鯵25~28cm×12尾、ワカシ・平ソーダ30cm×各1尾

場所:白浜某所

潮汐:大潮

<script src="http://blog.ocn.ne.jp/js/free_adsense.js" type="text/javascript"></script><script src="http://pagead2.googlesyndication.com/pagead/show_ads.js" type="text/javascript"></script><script language="JavaScript1.1" src="http://pagead2.googlesyndication.com/pagead/ads?client=ca-ntt-ocn-blogzine-m_js&amp;dt=1221620876750&amp;hl=ja&amp;adsafe=high&amp;oe=utf8&amp;lmt=1221620876&amp;num_ads=3&amp;output=js&amp;correlator=1221620876734&amp;url=http%3A%2F%2Fpingwwsc.blog.ocn.ne.jp%2Fver20%2F&amp;frm=0&amp;cc=100&amp;ga_vid=1534924182337729800.1221620877&amp;ga_sid=1221620877&amp;ga_hid=350690046&amp;flash=9.0.124.0&amp;u_h=800&amp;u_w=1280&amp;u_ah=770&amp;u_aw=1280&amp;u_cd=32&amp;u_tz=540&amp;u_his=1&amp;u_java=true"></script>


南房アジでお腹一杯!でもサヨリは別腹?

2008年09月06日 | 2008年釣行記

「急用が入って行かれなくなっちゃった・・・」

桜の園さんから連絡があり、久しぶりの単独釣行・・・平日だし・・・磯は寂しいだろうな・・・気味悪いだろうなぁ・・・。
霊感は全く無いが、数日前にテレビで恐怖ものの特集をチラ観してしまい、根っからの小心者なので、ちょっと動揺する。

「残念ですね・・・ま・・・またやりましょう!」

迷った末に、白浜方面の磯を選択、道路から目的の釣り場を見ると、ライトの動く気配が無い。
・・・・ところが、磯近くでようやく先行者が居ることに気づく・・・・

「こんばんは、アジですか? 上がりますか?」
「ええ、明るいうちにポツポツ・・・暗くなったら食わなくなって・・・」
「最近、遅くから活性が上がるのことが多いようなので、これからですよ。・・・お隣に入らせてもらっていいですか?」
「ああ、どうぞ」

実際、前回も22時を回ってから釣りになるような状況だったので、ゆっくりと準備をしつつ、横に入れて貰ったお礼も兼ねて、缶コーヒーを差し入れ雑談。

「冷たいコーヒーどうですか?」
「ああ、すみません・・・通いつめているのですか?・・・ここはどう攻めるのですか?」
「そうですね。・・・タナはカゴまで満潮2ヒロ位、あの方向に遠投して、ラインを張り気味に流す・・・感じですかね・・・」
「ふ~む・・・」

足元に目をやると、同じコマセポンプを使用されていたので、よくよく話してみるとワシのブログを観てくださっていた。
そんな状況だったので、ぼちぼちと釣り座周りを整理しながら20時過ぎに開始。

今回は付け餌に青・赤のイソメ2種を用意、まずは青イソメでスタート。
既に先行者(以降仮称:Aさん)のコマセが効いていたせいか、3投目で第1号!25cmほどの良型!

Ca3a0056001

Aさんのウキも、投入の度に気持ちよくアタリが出ていて、どうやら先に爆釣モードに突入らしい!・・・焦る。
3尾目を釣ったところで、たまらず・・・

「好調ですね~餌は何ですか?」
「赤イソメが良いようですね。・・・ありますか?」
「なるほど!持って来てます。やってみます。」

状況によって当たり餌が変わるのはどの釣りにも云えること、単独で入ると、こういった状況に気づくのが遅くなったり、気づかないままだったりだが、コマセ効果も含め、複数で攻めるメリットは大きい。

青イソメでも食わないわけではないが、アカイソメを吸い込みやすく小さくつけるのが効果大だった。

22時頃から活性が徐々に上がりだし、23時過ぎる頃から・・・・・・

爆発が始まった!

LEDが波間に滲み・・・消える!
シュルルルッ・・・リールのスプールあてた人差し指をすり抜けラインが出る!

合わせは入れず、十分にウキが入ってからゆっくりと竿を立てる・・・・

理由は、
①食い込みが浅いと最初の一走りでバレてしまうため、確実に掛かったことを確認する。
②2本針なので2尾目を掛ける。
③掛かったアジに、ヒラメなどが食いつく時間を作る。

・・・といったところだ。

ポイントがやや遠いので、手返しに時間が掛かり、ピッチは上がらないが届けばすぐにアタリが出る!
そして、サイズも徐々によくなり、27~8cmがアベレージ、中には30cmに届くものも出始めた!
ドラグを鳴らして40cm近いマサバも出た!

当然Aさんも、同じ状況が続き、

「こんなこと、初めてですよ!フグもほとんどいないし・・・」
「潮どまりもヘッタクレもないですね。はははっ!」

持ち込んだ12Lクーラーでは当然足りず、お魚だけ車の20Lに移し、ついでにコンビニへ氷を買い足しに走った。

時間はちょうど午前1時の干潮、休憩しようと思い、買ってきたパンをくわえて夜空を見上げる。

天の川、流れ星・・・

『地球に生まれて、良かったぁ~!』

・・・と、星空に両手を突き上げ・・・・たい気持ちだった。(笑)

上げ潮に転じても勢いは収まらず、午前3時頃にはピークを迎えダブルも珍しくなくなる!

「残念ですが、今日はこれから仕事なんです。いずれまた・・・・」
「ええ~っ!猛者ですね~、・・・今日はありがとうございました。またやりましょう。」
「少しは寝られると思いますけどね。はははっ・・・」

・・・と、切ない感じの恵比須顔を残し、Aさんが撤収。

東の空が明るくなりだした午前4頃、朝はショゴを狙おうと思っていたが、後半の釣果でクーラーが満杯!
常に魚の負荷を感じながらの釣りだったので、両腕・肩が悲鳴を上げだしたので、ここで終了。

Ca3a0057001

帰り道は、最近館山道で一気にワープしてしまうことが多かったので、久しぶりに内房沿いに北上、午前7時頃、遅い夏休みをとって、内房でサヨリをやるといっていたhiro10さんに合流。
釣果のアジを15尾ほど引き取ってもらい、堤防上で釣り談義・・・と思ったら、とりあえずイイダコでもいじめようか・・・と持ってきたシーバスロッドを指差して・・・

「竿持っているなら、サヨリやりましょうよ! 仕掛けはありますよ!」

・・・と、並んで竿を出すことに・・・、しかし気まぐれで気位の高いサヨリは、そう感単には釣れません。

投げては巻いてをアジ以上に繰り返すこの釣り・・・アジをやったあとなので、指も腕も限界・・・・更に睡魔も・・・・

もう、お腹一杯・・・と竿を置きたくなったそのとき・・・

ココンッ・・・とした前アタリの後・・・・グィイイ~~~ッと、波長が長くバネのある引き&ウキの向こうでテールウォーク!

「ヤッターッ!」

・・・ところが、抜き上げで針外れ・・・しかも同様2回・・・

「キィィ~ッ!」・・・もうこうなると、人の餌だろうがお構いなし、一番美味そうな?ジャリメを付けて再投入!

hiro10さんは、そんなワシを見てニヤニヤ・・・

そして歓喜の瞬間・・・

Ca3a0062_3

しかし、昨夜からの連投で、女子ソフトボールの某選手のような、強い気持ちが持てず、ここでギブアップ!

でも睡魔も吹っ飛ぶ、そして極上のデザートを思わせる釣趣のサヨリ釣り!

別腹ですな。

hiro10さん、ありがとう!

日時:2008年9月4日20:30~9月5日4:00

釣果:鯵24~30cm×60数尾、真鯖40cm弱×1、サヨリ40cm×1(5日9時頃、内房某所)

場所:白浜某所

潮汐:中潮