波と風、空と雲 ver.3.0

自分に正直でいよう! 生きている限り、人生を大いに楽しもう!
そうだよな・・・フレディ

熱帯夜の熱投

2024年08月14日 | 2024釣行記
お盆休みを長めにいただき、先ずは家族で茂原の義母宅へ、昼食は近くの昭和なドライブインで、最近色々と話題になってしまったせいか、並んだ上、注文してからかなり待たされてしまった😭

マグロの巣ごもり定@1,100円
中落ちのユッケ風?
美味しかったです♪

そんな中、古いポイントマップを探し出してみたり、グーグルアースで地形やルートを探してみたり、天気予報を確認したりと、心は既に南房へ幽体離脱?

台風5号が東北地方へ体当たりする様に抜け、はるか南海上に熱低がボコボコと湧き上がる12日

『あ・・・これ、行けるわ・・・』

天気予報で、熱低が台風に昇格したのを確認して、行くなら今しかない!と思って、翌日昼過ぎに南房某所へ

都内で事故渋滞にあったが、思いの外早めに着いたので、新たな選択肢探しで館山から白浜辺りまで、ウロチョロ・・・

凪の海ではあるが、台風接近に備えて、漁港はどこも船を上架たり、港内奥にロープを張り巡らせて係留したりと、準備に余念がない。

そして、17時頃ようやく釣場に到着!
前回、入れなかった釣り座に入れた😍

風は背後から、やはり足場が高い分やりやすい。
16切のアミブロックを2個、時間差で溶かして前後半で使い分ける。
アミブロック×1に対して、アジパワー半袋にイワシの粉末を少々、海水で水分を足してタプタプにする。(クリームポンプで詰めるため) 

開始直後、いきなり針を奪われる・・・アカメフグ?ペンチの様な歯を持ったお魚?

そして、ヘッドランプが必要になる頃にようやく最初のイサキ!

陽は落ちて、風もほどほどにあるのだが暑い💦
でもアタリが頻繁にあるので、ゆったりとできない。
小型を放流しつつ、25cm以上のキープサイズのイサキを拾っていると・・・

『こんばんは〜』

同業者さんだ、近くに入るそうで、流すエリアが同じなので、挨拶に来られた様だ。

よく見ると、比較的軽装で、そんなに遠投できる様なタックルではなく、後でわかるのだが、釣り全般を楽しまれているようで、ワシのような

[南房でのライトタックルなカゴ釣り]
・・・しかやらない

という、隙間産業的ど変態?とは違う様だ。

そんなお隣さんが加わり、夏のイサキ祭りが始まった!

付餌は、餌落ちしにくいイキイキくんクリスタルハード2Lと、アオイソメの中を使い分ける。

どちらでも良いのだが、フグやウリンボが
多い時は、アオイソメの方が残りやすく、本命のアタリを待てる。
また、メバルなど他魚狙いにも有効だ。
オキアミは、餌持ちは劣るが、餌取りが少なく本命が高活性の時は勝負が早いといった利点がある。

 再開後、強い引きで30cm欠けるが丸々としたメジナが上がる!

更にコマセが効き出したようで、毎投アタリが出る!
イサキは口がアジのように弱いので、取り込めずに終わる事も少なくない、
LEDが一気に引き込まれると『ドキッ!』として合わさせてしまいがちだが、合わせず竿にくるアタリを待つのがコツだ。
アオイソメ餌の時は尚更で、小型が端を咥えて走っているだけのことも多い。
竿にアタリを感じてから、ゆっくり竿を立てリールを巻き始めればOK、結局これが一番効率的な待ち方だと思う。

 今夜は数が出る時の典型的なパターンで、中小型中心、大きくても35cmには届かない。
 熱帯夜には水分補給・・・と、一息ついたとき、お隣さんが気になり、様子を訊いてみると、ワシよりも更にライトなタックルなので、距離が稼げない分、苦戦されていた。
こちらの状況を話してみると、

『小型を放流するならちょうだい』

イサキの塩焼きが食べたいからとのことだった。😄

その後は、前半ほどの勢いは無くなったが、ポツポツとアタリを拾いつつ、お裾分けもしつつ、日付を跨いだ1時過ぎに餌切れとなり終了した。



日時:8月13〜14日 長潮
場所:南房某所
釣果:イサキ25〜30cm前後×16尾キープ、メジナ28cm×1尾、お裾分けイサキたくさん



お刺身は、大皿だと最後に遠慮の塊が残るので、個別に盛り分けた。
左からメジナ・イサキ・イサキの湯びき、なのだが、盛り付け下手過ぎ😅


執着を捨てろ!

2024年08月06日 | 2024釣行記

釣り人なら誰しも陥る穴・・・

 
過去に良い思いをしたポイントは、おかしなアドレナリンの分泌が有ったのか、記憶と共に強い執着が残る。
 
ここ数年、keiさんと一緒に、あるいは入れ替わる様にして入っていたポイントが、ある事情から、しばらく入れなくなってしまった。
 
前回は、そのエリアの二番手?とも言える釣り座からだったのだが、我々の様なゆったり&のんびり派のオッサンには少々無理な入磯路で、釣り座も足場が狭く、釣果はともかく、うう〜〜む・・・という評価だった。
 
そんな中、グーグルアースを見たり、過去の記憶を頼りに、我々のスタイルに合いそうなエリアを探索していたところ、ここならというエリアがあり、今回はその周辺の磯を探索することにした。
 
探索・・・と言っても、大袈裟なものではなく、釣場案内でも知られているエリアで、ワシ個人にとっての未踏の地・・・という意味である。
 
釣り座の確保が難しい土曜日、今回は単独釣行ということもあり、遅めの昼食はこちら
 

バーベキュー&チャーシュー弁当
 
としまやさん究極のコラボ! 何時もながらいい仕事してますね〜ありがとう!😅
 
そして、ナビに導かれて14時過ぎにたどり着いたのは、南西向きの地磯、とりあえず先客の状況を確認する。
 
一番手に考えていた釣り座は、タッチの差で入られてしまい、二番手の釣り座を探す。
 
やはり、机上と現調は大違いで、見渡せば、思っていたより選択肢は多い!
 
とりあえず、空いている場所で風下(西向き)に構えられる釣り座を確保して、日没を待ちつつ、更に周辺を探索・・・というか、まだまだ酷暑がキツイので、散歩しつつ車に避難してやり過ごす。
 
16時過ぎ、再起動!
途中ですれ違い、挨拶した釣り人に見覚えが・・・振り返って
 
『T.Kさん? ですよね? よく釣り雑誌で記事を書いていらっしゃる・・・随分と前になりますけど、白浜の磯でご一緒した事が・・・』
 
雑誌世代のワシには神の様な方、どうやら先行者さんのガイドに来られていた様だ。
 
単独で初めてのエリアに夜釣りに来て、距離はあるものの、また関係も薄いながらも知った方がいるのは心強い、そんなことを考えながら、17時過ぎに開始!
 
海底の様子は、二次元的にはグーグルアースなどで確認できるが、水深や隠れ根の位置などは判らない、とにかく、カゴまで1mほどにして、沖に向かって流れる潮を探して、扇状に投げてみる。
 
流れない・・・いや?手前に戻される?
 
カゴ釣りにとっては最悪だ😭
 
付餌は?取られない・・・まだ明るいから?
 
ようやく日没、LEDが良く確認できるくらい暗くなった19時頃、初めてLEDが入って20cmほどのイサキ!
 
僅かだが右沖に流れを感じる様になった時のことだった。
次第に餌取りも出始め、そのポイントらしき所の周辺を叩いて、様子を見ていると、活発にイサキのアタリが出始めた!
 
25cmあるかといったサイズが続く中、強めの引きで上がったのは35cmほどのメジナ!
 
入れ食いとまではいかないが、ポツリ・・・ポツリ・・・と追加していく、この時点で、前回はイサキの釣果が少なかったので、ギリギリキープくんのラインを少し下げてしまった・・・(後悔先に立たず)
 
夜が深まるにつれ、サイズが良くなり、30cm近いのも出始める!
これは、攻め方を掴んだかな?
と思えた23時頃、干潮近くなり足下の隠れ根が露出してきてしまい、回収時に根掛かりする様になってしまう。
 
熱帯夜に晒されて、飲み物も底をついたので一度車に戻ると、先程のT.Kさんが撤収される所だった。
 
それぞれの情報交換をして、お礼を言ってお別れ、うんうん、このくらいの距離感でいい。
 
・・・ということは、最初のプランのポイントが空いたということなので、熱帯夜の大移動😅
 
思ったとおり、足場が高くてカゴ釣りには最適だ。
そして再びポイント探し、浅い所、深そうな所、潮流、ポイントを絞り込めたと感じたのは日付を跨ぐ頃・・・
 
爆発が始まった!
 
毎投アタリが有り、乗らなかったり、バラしもあるが、上がれば30cm超え!
 
活性が高い時間帯は、餌取りに強いアオイソメよりオキアミの方が勝負が早い!
 
その間、投入直後の誘いに飛びつく《アレ》らしきアタリも数度あったが、抜き上げでバラしてしまう。
 
午前2時前、もう釣果は充分、入りはやっちまった感に支配されていたけど、終わってみればだった。
序盤でキープくんラインを下げた事を悔やむほどだ。
 


よし、掴んだ!
 
手前の根越しに投げるので、難しいと思っていたが、足場が高いので対処可能だった。
こういった事は実釣でなければ解らない・・・
執着を捨てる事が、いかに大事か痛感した釣行だった。
 
ん?・・・新たな執着のきっかけになっただけかな?
😅
 
日時:8月3〜4日 大潮
場所:南房某所
釣果:イサキ20〜34cm×20尾、メジナ35cm×1尾
 
 
過去一に近い捌き地獄😭から解放されると、後は至福の時間が待っている♪
これから3日間、夕食は同じメニューかな😅😅