ガチャッ!
「痛っ!・・・ううううぅぅ・・・」
会社のシャッターの故障を治そうと、半開のままにしていたのを忘れていて、左の顔面から激突!
思わず、しゃがみこんでしまった。
「切れたか・・・」
幸い大事には至らず打撲だけで済んだが、集中力を欠いている状態に・・・
「疲れが残ってるかな?・・・釣行して大丈夫だろうか?」
・・・と、自分自身に問いかけてみる。
しかし・・・・
「そんな訳で・・・行っちゃいますか?」
「ホ~ホッホッ!よかよか!」
・・・と、2週連続で桜の園さんと南房へ!
現地着19時頃、風は穏やかだがうねりが大きい。
多少波気があるほうが、フグが寄り付かないので良いのだが、高活性期の夕マズメだというのになかなかアタリが出ない。
ジビジビ・・・としたアタリを取るとネンブツダイ=通称金魚
開始後30分位してからようやく第1号!
入れ食いとはいかないものの、4尾続いてヒット!
いずれも25cm前後の良型!
桜の園さんも、手前まで来て口切れのバラシが多く、出足が遅れたものの、無駄のない手返しで、徐々に挽回してきた。
10時以降、下げに入ってから好調?に釣れ続く・・・・
?が付いているのは、高水温期特有の爆発的な釣れ方ではなく、低水温期のような、投入後コマセが出切ってしまうほど時間が開いてからアタリが出るパターンだったからで、思わず・・・
「水温が下がったかな?」
・・・と、ボヤキが出る。
後日、この日は前日水温20度から18.5度まで下がったことを知り、納得したが、このときは確信が持てなかった。
それでも、来れば25cm前後と型ぞろいなので、釣り味満点!
徐々にクーラーの中身が充実していく。
11時頃、相変わらずウネリが高く、時折舐めるように這い上がるので、やや下がった高いところで投入し、取り込みの時にのみ前へ出ていたが、・・・取り込んだアジをぶら下げて、岩場を上がったとき・・・
バシャッ・・・ガチャッ!
「痛っ!・・・ううううぅぅ・・・」
水溜りに見えたのは穴だった・・・・
前のめりに倒れ、右ひざと左手を突いて、右手に持った竿で岩場を叩いてしまった!
・・・やはり、伏線があった通りだ。
「・・・まずい・・・やったかな?・・・」
・・・膝は動く、・・・左手もOK、遠投EVは・・・暗くて解らんが無事なようだ。
結構派手に転んだと思ったので焦ったが、膝をすりむいた程度で済んだようだ。
「・・・怪我しなかった?」
桜の園さんが、心配して声を掛けてくれた。
幸い大事にならなかったから良かったものの、単独で来て骨折でもしていたら・・・と思い、ぞっとする。
日付を跨ぐと、うねりもかなり収まってきた。
あまり状況は変わらず、フグの間隙を縫ってアジが来るような状況が続く。
30尾に届いたかな・・・と思う頃。
「コマセが切れたから、サビキくんでやってみる。」
と云って、桜の園さんはここまでの釣果を携えて車へ・・・
この頃から更に渋く、食い込みが浅いのか、口切れによるバラシが多くなり、桜の園さんが戻った後も10分に1尾程度の散発的な状況になる。
「・・・渋くなったねぇ、コマセのせいかな?」
前述の通り、1.5度の水温低下があったためか?
この状況は終了した午前3時前まで変わらず、結果的に25cm前後の良型ぞろいだったのが救いだが、例年一晩に数尾ほど混じる30cm強が出ないのが、贅沢な不満というか、心配なところだった。
「さぁて、一休みしたら、キスをやりに行くか!」
今回も、鉄人=桜の園さんに元気を貰い、夜明けの410号を帰路に着いた。
<新作レシピ> アジのイタリアン?タタキ
アジの刺身を5~10mm程度のサイコロ状に切り、トマト・胡瓜・たまねぎ・アボガド(あればモッツァレラチーズも)を同じように切り、アジと混ぜ、軽く塩コショウで下味をつける。(量はアジ2に対して野菜類が1くらい)
別にソースを作ります。
バジルを刻み、にんにく片を一欠けすりおろして、オリーブオイルで伸ばし、塩コショウで味を調え出来上がり。
我が家では、大皿に盛ってソースをぶっ掛け、各自で食べるだけ取り分けて食べますが、ガラスの小皿にセロリやにんじんのスティックと共に盛り付け、ガーリックトースト添えて、白ワインでいただくと思わず「ボォーノ!」と叫びたくなるでしょう!(笑)
画像左がイタリアン?タタキです。
右はお刺身、中下がジャパニーズ・タタキ(笑)
日時:2008年6月23日19:00~6月24日2:30
場所:白浜某所
潮汐:中潮
釣果:鯵25前後~28cm×36尾